軽量化と足回りを徹底的にブラッシュアップ
タイムが出せるフィットのパッケージを構築
「リターン組オーナーの情熱が注がれたS13シルビア改」往年のワークススタイルで魅せる!
鈴鹿クラブマンレースに合わせて、“ゼロファイターオートカスタム”が製作したフィットRSの登場だ。N1規定で開催されるレースのため、エンジンはフルノーマル(組み直しもしていない)、つまりパワー以外のところでタイムを稼ぐチューニングが施されてるのだ。
レースの際は無限のECUが貸し出されるものの、取材時は貸し出し品がなくノーマルECU仕様だった。そのため、基本的には純正と全く変わらないパワースペックだ。
「制限は多いですけど、吸気系には遮熱シートを貼って可能なかぎり吸入空気温度が上がらないよう対策しています。吸気温度補正が入ると、ガクッとパワーが落ちてレースでは戦えなくなりますので」とは、ゼロファイターの和田さん。その他、エンジン系はブローバイガス用のキャッチタンクの追加や、ラジエターの大容量化が行われている。
足回りも制限があり、変更可能な箇所はショックとスプリングくらい。ただし、こちらにもノウハウが随所に盛り込まれており、オリジナルの車高調はブラケットのボルト取り付け位置に角度を付けて穴が開いたもの(規定で長穴加工はNG)を開発。これにより、フロントのネガティブキャンバー角を約6度まで付けている。
リヤは旋回時に引っかからないよう、トーアウトでセットアップ。アクセル全開でコーナーを駆け抜けられる味付けに仕上げているのだ。ちなみに、サスのバネレートはフロント16kg/mm、リヤ20kg/mmだ。
ホイールは15インチのエンケイRP-F1(FR7.0J)で、タイヤにはディレッツァ03G R3(FR195/55-15)を組み合わせる。
13点式ロールケージが組まれている他、レースで不要なものが取り外された室内。ただ、これでも最低重量より軽くなってしまい、助手席にウエイトを積んで左右のバランスを取りながら調整している。
セントラルサーキットで試乗した井入選手は「エンジンに力はないけど、ボトムスピードを上げてコーナーをクリアするイメージができるドライバーが乗れば、かなり良いタイムが出せる。勉強になるクルマやね」とインプレ(タイムは1分34秒117)。
改造範囲が狭いからこそ、ひとつひとつのチューニングが重要になる。豊富なレース経験を持つゼロファイターらしい拘りが詰め込まれた1台だ。
●取材協力:ゼロファイターオートカスタム 奈良県桜井市芝911-1 TEL:0744-42-9989
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