2018年F1ベルギーGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは14位で完走を果たした。
ハートレーは、バルテリ・ボッタスのグリッド降格で予選順位よりひとつ上の11番グリッドに繰り上がり、ソフトタイヤでスタートした。スタート直後の多重クラッシュの影響を受けてハートレーは順位を下げ、7周目には14番手に落ちるが、スティントを長くとって、ピエール・ガスリーの後ろの10番手に上がり、ガスリーの追い抜きを狙うマーカス・エリクソンと戦い、何度かポジションを入れ替えるエキサイティングなバトルを繰り広げた。32周目にピットインしてスーパーソフトタイヤに交換、最終的には14位でフィニッシュした。
ガスリー「苦戦を覚悟していたコースで2ポイント獲得。ホンダはとてもいい仕事をしてくれた」:トロロッソ・ホンダ F1ベルギーGP日曜
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ブレンドン・ハートレー 決勝=14位
今日のレースにはあまり満足していない。コース上で何度かいいバトルはしたけれど、楽なレースではなかった。
スタート直後、ターン1の出口でダニエル(・リカルド)のすぐ後ろにつけ、いい展開になりそうだと思っていたところ、ダニエルがキミ(・ライコネン)と接触し、ウイングを壊してしまった。その後ろで足止めを食ったことで、オー・ルージュの手前でウイリアムズ2台とザウバー1台に抜かれてしまった。1コーナーでの混乱の影響を受けた結果、その時点で僕のレースは順調とはいえなくなった。
ポイント獲得は難しいと判断し、僕らチームはもう一台(ガスリー)が確実に入賞圏内でフィニッシュできるよう助けるため、僕のピットインを遅らせて、長いスティントをとることにした。
僕はピエールとは違う戦略を採り、ハード寄りのコンパウンド(ソフトタイヤ)でスタートしたので、スタート直後のターン1が楽にいかないことは分かっていた。でも、戦略を分けたこと自体は理解できる。
来週すぐにモンツァでレースがあるのがうれしい。
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