独フォルクスワーゲンは2025年3月5日(現地時間)、エントリーレベルの電気自動車「ID. EVERY1(アイディ. エブリイ1)」コンセプトカーを初披露した。
すでに公開済みで、2026年に約2万5000ユーロ(約402万円)の価格帯で発売予定の「ID.2 ALL(アイディ.2 オール)」より1クラス下のエントリーEVに位置する「ID. EVERY1」のコンセプトカーは、ヨーロッパで生産し、ヨーロッパ向けに販売する、約2万ユーロ(約322万円)の車両価格を想定した新世代エレクトリックアーバンカーファミリーの1台。スポーティなデザイン、多用途なインテリア、高度なデジタル機能を特徴とした4ドアハッチバックのコンパクトEVで、量産バージョンは2027年の発売を予定している。ちなみに、車名に“EVERY”を冠したのは「これまで以上にカスタマーの希望、関心、好みを車両開発の中心に据えたことを示したかった」からだという。
進化したフォルクスワーゲン・ゴルフ/ゴルフ・ヴァリアントの日本における販売が開始
「ID. EVERY1」コンセプトカーの特徴を紹介していこう。
まずエクステリアは、新しいフォルクスワーゲンのデザイン言語を精力的に取り入れた、高いカリスマ性とアイデンティティを備えたデザインで仕立てる。具体的には、よりダイナミックな造形のLEDフロントライトや“微笑んでいるように見える”リアなどのディテールなどにより、自信に満ちた外観でありながら好感の持てるスタイリングを創出した。空力特性を重視した前後バンパーやフラッシュフィットタイプのドアハンドル、ルーフから連なるようにアレンジしたリアスポイラーなどを採用して、エアロダイナミクス性能を高めたことも訴求点だ。また、足もとには新形状の19インチアルミホイールと225/40R19サイズのタイヤを装着。さらに、フロントピラー部には“(YOUR)VOLKSWAGEN”ロゴを、リアスポイラーとホイールには“ID. EVERY1”ロゴを配して個性を強調する。ボディ長は実質的な前身モデルである「up!」の3600mmと、「ID. 2all」の4050mmおよび現行「ポロ(Polo)」の4085mmの中間に位置する3880mmに設定した。
内包するインテリアは、水平基調のインパネに上下をフラット化した2スポークマルチファンクションステアリングホイール、高解像度かつ大画面のセンタータッチパネルディスプレイなどを配備するとともに、ハイコントラストなカラーリングを採用して、先進的かつスマートなコクピットを創出。主要マテリアルにはペットボトルなどからリサイクルしたサスティナブルな素材を使用する。クラシックなデザインで、しかも機能性に富む新造形のセンターコンソールを配備したことも特徴だ。また、新しく高性能なソフトウェアアーキテクチャーにより、車両を所有し続けるあいだ、随時ソフトウェアの更新とアップグレードを可能としている。
乗車定員を4名としたキャビン空間については、エルゴノミックな新設計のフロントシートと、シートバック分割可倒機構を内蔵したリアシートで構成。フロントシートバックのフォールドダウンも可能で、乗車人数や積載荷物の形状などに即して多様にアレンジすることができる。ラゲッジ容量自体は後席使用時で305リットルを確保した。
基本骨格に関しては新世代のモジュラーエレクトリックプラットフォーム(MEB)をベースとし、ここに最高出力70kW(95ps)を発生する新開発の電気モーターとリチウムイオンバッテリーを搭載して前輪を駆動する。性能面では、最高速度が130km/h、航続距離が欧州WLTPモードで250kmあまりを実現した。
なお、フォルクスワーゲンは2027年までに量産型の「ID.2 ALL」と「ID. EVERY1」という電気自動車を含む9つのニューモデルを市場に放つと予告している。
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みんなのコメント
立花氏を下げたい組織に雇われたかもな。
増すゴミかもな。
かもな。
ァ、環境破壊爆発危険道路陥没粗大重量ゴミBEVはさいなら。