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TEAM ZEROONEが2025年スーパー耐久参戦体制を発表。今季も人財育成活動を行いながら頂点目指す

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TEAM ZEROONEが2025年スーパー耐久参戦体制を発表。今季も人財育成活動を行いながら頂点目指す

 2月4日、日産自動車/日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)が2025年のモータースポーツ活動概要を発表したことをうけ、スーパー耐久シリーズに参戦するTEAM ZEROONEは、2025年のチーム体制について発表した。今季もニッサンZニスモGT4カスタマーチームとして、ST-Zクラスに2台を投入する。

 2022年に設立されスーパー耐久への挑戦を開始したTEAM ZEROONEは、日産自動車が実施する人財育成活動『NISSAN MECHANIC CHALLENGE』を行いながら、頂点を目指す戦いを続けているチームだ。

ニッサン/ニスモ、2025年もカスタマーレーシングプログラムを継続。S耐やGTWCアジアなどで技術支援

 このNISSAN MECHANIC CHALLENGEは、モータースポーツを通じてチャレンジ精神、チームワーク、決して諦めない精神力を育成するプログラムで、プロジェクトスタートから14年目を迎えている。全国の日産販売会社のテクニカルスタッフ、日産自動車大学校の学生がチームの一員として参加しており、スーパー耐久での活動は市販車ベースのレース車両となるため、特に整備活動経験において充実した環境を目指している。

 そんなプログラムと今シーズンもともに戦うことになるが、ドライバーラインアップは耐久レースで重要なチームワークを活かすべく、2024年から変わらない8名のドライバーとなった。まず25号車は、Aドライバーとして植松忠雄が継続。GT500で戦う松田次生、名取鉄平、さらに豊富な経験をもつ佐藤公哉が組む。

 また26号車は、2022年クラスチャンピオンの大塚隆一郎をAドライバーに。GT300で戦う富田竜一郎、篠原拓朗、さらにル・マン24時間ウイナーの荒聖治が組む。2台ともに強力な体制となった。そして、監督としてチームを束ねるのは今シーズンも柳田真孝だ。

 そしてTEAM ZEROONEでは、“モータースポーツは人を育てる”という活動コンセプトと青山学院大学が掲げる“スポーツは人を育て感動を提供する”という理念が結びつき、昨年からスタートした青山学院大学体育会自動車部の耐久レースチャレンジプロジェクト支援をさらに充実させていく。箱根駅伝チャンピオンの青学大陸上部のようにアスリートとしてのレーシングドライバー育成、理系学生のレースエンジニア育成、メカニックスキル向上、広報宣伝マネジメント活動等、多岐にわたる活動を目指すという。

 TEAM ZEROONEでは、チーム全員のスキルを最大限に活かし、チームワークで総合力アップを目指すとともに、「『ゼロをかたちにする』精神で今年も全力で戦います。応援して頂ければ幸いです」としている。

TEAM ZEROONE
2025年スーパー耐久シリーズ参戦概要
チーム名:TEAM ZEROONE
マシン名:raffinée 日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4
クラス:ST-Z
チーム代表:河野初樹
チーム監督:柳田真孝
技術部門責任者:浅野真吾
マシンメンテナンス:TEAM ZEROONE

25号車
ドライバー:植松忠雄、松田次生、名取鉄平、佐藤公哉

26号車
ドライバー:大塚隆一郎、富田竜一郎、篠原拓朗、荒聖治

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