世界ラリー選手権(WRC)最終戦ラリージャパン。DAY2のSS5では、TOYOTA GAZOO Racingの勝田貴元/アーロン・ジョンストン組がステージ勝利を挙げた。
11月16日(木)に豊田スタジアムのスーパーSSで開幕したラリージャパン。カラリと晴れた初日の走行から、2日目はうって変わって雨が降り、SS4がキャンセルされるほどのウエットコンディションとなった。
■諦めるには早すぎる。SS2でクラッシュの勝田貴元、WRCラリージャパン2日目にして後退も「まだまだ先は長い」原因はコース状況の変化
SS5が開始前の13時30分の時点で伊勢神トンネルSS付近の雨は小康状態となったものの、今度は濃霧が山を包んだ。ドライバーの視界は依然として悪かったものの、路面状況は改善。今年2回目のステージということもあり、軒並みタイムは向上していった。
ここで速さを見せたのは、午前中の伊勢神トンネルSSではクラッシュを喫していた勝田。クラッシュとマシン修理のペナルティによって総合順位では大きく後退したが、23.67kmのステージを最速の19分8秒1で走りきった。
走行後、「午前中でも(ステージ勝利を)果たせていたかもしれません」と悔しさを見せたが、地元戦で面目躍如を果たした。
ステージ2番手となったヒョンデのティエリー・ヌービル/マーティン・ウィダグ組は、勝田から3.3秒差。総合順位では2番手につけており、総合トップのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組がSS5で勝田から18.8秒差となったことで、総合順位でもギャップを縮めた。
なお、トヨタのセバスチャン・オジェ/ヴァンサン・ランデ組はSS5終了直前で側溝に足を取られてスピン。マシン左サイドにダメージを負ったが、ステージを3番手で終えた。
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タイヤを何を積んで準備して、実際何を履くのか、なんかも面白そう。