10月18日、大分県日田市のオートポリスで2025年スーパーGT第7戦『AUTOPOLIS GT 3Hours RACE』の予選が行われ、7号車CARGUY Ferrari 296 GT3がGT300クラスのポールポジションを獲得した。セッション終了後、CARGUY Ferrari 296を予選1番手に導いた小林利徠斗、ザック・オサリバン、サードドライバーを務める澤圭太が会見に臨み、現在の心境と明日に控える3時間レースに向けた意気込みを語った。
■ザック・オサリバン Q1担当タイム:1分44秒056(2番手)
CARGUY小林利徠斗が難条件での驚速タイムで2戦連続ポール。スバルにまたも不運【第7戦GT300予選レポート】
──いまのお気持ちを聞かせてください。
「とてもハッピーだよ。これで2戦連続のポールポジション獲得だ。チームと一緒に本当にうれしく思っている」
──予選日を振り返ってください。
「午前中のフリー走行から非常に手応えがあった。ロングランでラップをたくさんこなして、コースやクルマのフィーリングを充分に把握することができた。僕が担当した予選Q1でもクルマの状態は良好だったね」
「そして、Q2では路面が非常にトリッキーだったなか、利徠斗が本当に見事な走りでポールポジションを獲得してくれた」
──明日の決勝に向けて。
「目標としてはいつも同じだが、レースで優勝することだ」
「前戦のSUGOでは、クルマの動きやタイヤの動き、デグラデーション(タイヤの性能劣化)も含めてとても勉強になった。それらのノウハウを今回のレースに取り入れて戦いたい」
「僕たちは予選で強いことをすでに証明できていると思うが、同じようにレースでもやっていけると信じている。優勝するために、明日はベストを尽くして頑張りたい」
■小林利徠斗 Q2担当タイム:1分43秒496(ポールポジション)
──予選を振り返ってください。
「ザック選手がQ1をトップで戻ってきて、非常にプレッシャーがあったなかでしたが、まずは『ある程度の順位で帰ってこられればいいな』と思っていました」
「実際にQ2を走り始めると、雨が降って路面温度も冷えていて、かなり危ない状況でした。ピットアウト直後はコース内に留まるのが精いっぱいといった感じで、正直言って怖かったです」
「ただ、セッション後半になってタイヤに熱が入ってくると急激にグリップし始めたので、『これは思っていた以上にアタックしていけるのでは?』と考えられるようになり、実際にアタックすると、かなり良いタイムが出ました。その部分は素直にうれしかったです」
──いつ頃から自信を感じられましたか。
「まともに走行できると思えるようになったのは最後の2周くらいです。それより前は正直、ずっと不安がありました」
「とくにアウトラップはそうですね。隣のピットにいた18号車(UPGARAGE AMG GT3)はウエットタイヤを履いていて、ピットアウトした直後に前方に消えていったので『スリックタイヤで本当に大丈夫なんだろうか?』という不安がしばらくありましたが、周りのクルマもスリックタイヤだということで『このまま走るしかない』という気持ちでしばらくこらえていました」
──明日の決勝に向けて。
「ここ最近、予選はずっと調子が良いですし、決勝も鈴鹿が良かった一方でSUGOは苦しいところがあったのですが、原因は良いときも悪いときも分かっています。ですので、今回はおそらくレースもしっかりと戦えるのではないかと思っていますので、落ち着いて最後まで走りきりたいです」
■澤圭太 第3ドライバー
──予選日を振り返ってください。
「ふたりの年齢を合わせても、まだ僕の歳に到達していないのですが、ふたりともドライバーとして非常に若くして成熟しており、今年の初めから安心して見ていられました」
「今日に関しては、公式練習から順調に進められており、タイヤも合っていると思います。決勝もこの雨の影響で、路面が今朝と同じ感じに戻ると見ています。それはきっと我々にとってプラスになるはずです」
──チームではどのような役割を?
「僕は第3ドライバーですが基本は乗ることなく、ドライバーふたりとエンジニアリングのサポートを行い、ドライバー視点でのサポートもしています。これがチームの中でうまくいっていると思います」
「当初は1年目からチャンピオンシップ争いができるとは思っていなかったのですが、ここまで来たら、やはり欲が出てきます。今回はSUGOのときよりも良い戦いができそうな条件が揃っているので、明日強いレースをして“チャンピオン争いをしているチーム”として、最終戦のもてぎに行きたいと思っています」
──明日の決勝に向けて。
「先ほども言いましたが、僕は基本的に乗らない予定です。今晩、僕が連れて行く夕食の場所で、ふたりに何か変なものを食べさせなければですが……。いや冗談ですよ(笑)」
「繰り返しになりますが、SUGOよりもいいレースができるはずです。彼らはベテランの走りができるドライバーですから、安心して明日は自分のやるべきことに集中していきます」
[オートスポーツweb 2025年10月18日]
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みんなのコメント
来年のSFでの活躍に期待。
可夢偉はいなくなっちゃうのかな?
大島の後か?
小高とかのチームで無駄な時間は必要なし。