日産および、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)が東京オートサロン2026で発表した「オーラ NISMO RS コンセプト」。日産「エクストレイルNISMO」の中身を移植した異色のコンパクトスポーツハッチであり、その強烈すぎるパワートレインや、それを成立させる足まわり、さらには空力まで含めたつくりこみが強い印象を残しました。やりすぎにも思えるNISMO渾身のオーラ NISMO RS コンセプトの中身をご紹介します。
文:吉川賢一/写真:池之平昌信、NISSAN
【画像ギャラリー】日産が東京オートサロン2026に出展した「オーラ NISMO RS コンセプト」(15枚)
エクストレイルNISMOのパワーユニットを移植した「規格外」のオーラ
「オーラ NISMO RS コンセプト」は、日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)が東京オートサロン2026で初公開したモデルです。コンパクトな「オーラNISMO」のボディに「エクストレイルNISMO」のパワーユニットを組み合わせ、日産が市販車開発で磨いてきた技術と、NMCがモータースポーツで得てきた知見を融合した、従来のオーラNISMOとは一線を画すハイパフォーマンスモデルとして開発されました。将来的には、NISMOのコンプリートカーとしての市販化も視野に入れているとされています。
最大の特徴は、エクストレイルNISMO由来の1.5L VCターボエンジンを発電用として用いるe-POWERシステムにあります。オーラNISMOの最高出力60kW、最大トルク103Nmを発揮する1.2L直列3気筒エンジンから、1.5L 直3 VCターボへの換装により、最高出力は106kW、最大トルク250Nmと大幅に向上。
これにモーター出力(フロント150kW/リア100kW)が組み合わされ、駆動力とレスポンスが飛躍的に強化されています。車重は約1490kgと、エクストレイル NISMOの約1870kgと比較して約380kgも軽量。加速性能やレスポンスは、かなり刺激的なものになるとみていいでしょう。
このパワーを成立させるための足と空力のつくり込み
パワーユニットの強化に対応するため、足まわりと空力処理にも徹底的に手が入れられています。高出力化に合わせた安定性確保のため、トレッドは左右合計145mm拡大され、車高も約20mm低く設定。より迫力のあるワイド&ローなスタイルとなりました。
タイヤは高いグリップ性能で知られるミシュランパイロットスポーツ4(245/45R18)タイヤを装着。NISMO製18インチ「LM GT4」ホイールとの組み合わせによって、高いトラクション性能とハンドリング性能の向上が図られており、さらに4WD制御には「NISMO tuned e-4ORCE」を採用、旋回性能の飛躍的な向上が期待できます。
空力面についても、フロントスポイラーやサイドスカート、リアディフューザーに加えて、ホイールハウス内の空気を排出するフロントフェンダーやサイドエアスプリッター、専用リアスポイラーを採用することで、ダウンフォースとドラッグ低減を両立。専用色「ダークマットNISMOステルスグレー」の採用も、機能性を強調する演出として、視覚的な迫力と性能訴求を高める要素といえるでしょう。
ブレーキシステムもパワーに見合うよう強化され、フロントには対向4ポッド、リアには対向2ポッドのキャリパーを装備。十分な制動力を確保することで、「走る・曲がる・止まる」という走りの基本性能が徹底的に高められています。
「究極のエキサイトメントを届けるための挑戦」とするNISMO 期待してるぞ!!
日産はこのオーラNISMO RSコンセプトについて、「スーパー耐久をはじめとしたレースに出場することを検討する」としており、本モデルは、まさに電動化時代における新しいモータースポーツのあり方を模索する試み。「走る実験室」と呼ばれるS耐のST-Qクラスに参戦している、トヨタの水素GRカローラや、カーボンニュートラル燃料で走るホンダ、スバル、マツダの開発マシンに、日産のRSコンセプトも加わることができれば、日産&NISMOファンとしては、まさに待ち望んでいた展開といえるのではないでしょうか。
前述したように、日産は「将来的にはコンプリートカーとしての市販化も視野に入れている」としていますが、本当に市販されるとなれば、その価格は、市販車のオーラ NISMO 4WDが税込353万円であることを踏まえると、500万円前後といったところになると予想されます。コンパクトカーとみればかなりの高額車ですが、電動化時代でもNISMOがどこまで走りにこだわれるのかを示す一台と考えれば、価格以上の意味を持つモデルといえるでしょう。
NMCの真田 裕社長兼CEOは「お客さまやファンの皆さまに究極のエキサイトメントを届けるために挑戦し続けて参ります。」とコメントしています。オーラNISMO RSコンセプトは、まさにその言葉どおりの具体的で挑戦的な一歩。今後の展開に多い期待したい一台です。
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みんなのコメント
今の日産に必要なのは、これを出す勇気だと思う。