10月21日、ヤマハは2022年からMotoGPクラスへ参戦を開始するRNFレーシングと、YZR-M1の供給に関する契約を締結したと発表した。
RNFレーシングは、現在ヤマハのサテライトチームとして参戦しているペトロナス・ヤマハSRTの後継チームだ。SRTは8月末にMotoGPの全3クラスからの撤退を発表。現SRTチーム代表のラズラン・ラザリが、来季からRNFレーシングを率いてMotoGPクラスへの参戦を継続することが9月に公表されていた。
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なおチームのタイトルスポンサーには、With Uが就いたことも今回合わせて発表された。
2022年のRNFレーシングのライダーラインアップは、今シーズンのサンマリノGPから起用されているアンドレア・ドヴィツィオーゾと、Moto3から飛び級で昇格することとなったダリン・ビンダー。Moto3からの飛び級は、2015年のジャック・ミラー以来だ。
ヤマハのマネージングディレクターであるリン・ジャービスは、次のようにコメントを寄せた。
「RNFレーシングと改称されるMotoGPチームと、パートナーシップを延長できることを嬉しく思う」
「ラズラン・ラザリとセパン・レーシングチームが2018年末に、2019年からのMotoGPへの挑戦を始めた時には、誰も彼らが最高峰クラスに嵐を巻き起こすことは想像できなかった」
「印象的な2019年シーズン、そして2020年の際立った成績は、彼らのプロフェッショナリズムとその水準を裏付けるものだ」
「チームのDNAの核は残っており、我々が公式にサポートするサテライトチームとして継続することには、自信を持っている」
「ヤマハは、ファクトリーチームとサテライトチームに各2台ずつ、計4台をMotoGPのグリッドに並べ続けたいと常に明確にしてきた」
「我々は新たに設立されたRNFレーシングが目標を達成し、未来の才能あるライダー達がMotoGPでヤマハの世界に参加するための足がかりとなれるよう、全力でサポートしていく」
また、Moto3クラスからの飛び級が決まったダリン・ビンダーは、次のように喜びと意気込みを語った。
「MotoGPクラスでレースをすることは、僕の人生の夢だった。このチャンスを与えてくれたことを、本当に感謝している」
「Moto3から最高峰クラスへ直接移るとは、思ってもいなかった。だけど自分は挑戦への意気込みはあるし、2022年へ向けハードワークをする準備もできている」
「最初の目標はこのクラスで地に足をつけること、そして可能な限り学んで、ルーキーシーズン中にどんどん強くなることだ」
「こうした機会を作ってくれたヤマハとRNF、そしてここまで導いてくれた全てのモノに本当に感謝したい」
「今はシーズン終盤に、YZR-M1へ初めて乗ることを、ただただ楽しみにしている」
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