BMWとKithのコラボレーション第3弾
BMWとKithはこのたび新しい限定車を発表した。プレミアムカーメーカーであるBMWと、ロニー・ファイグ氏率いる世界的に有名なライフスタイルブランドであるKithのコラボレーションの第3弾、「BMW XM by Kith」だ。
2020年からのBMW M4コンペティション クーペ、2022年からのBMW i4 M50 xDriveをベースにロニー・ファイグがデザインしたエディション・ビークルに続き、BMWとKithはパートナーシップの最新章を再び特別なBMW Mモデルに捧げる。
BMW XMは、1978年~1981年に製造されたBMW M1以来となるBMW M専用モデルだ。新開発のMハイブリッド・ドライブシステムが初めて搭載。4.4リッターV型8気筒ターボエンジンとモーターの組み合わせにより、最高出力550kW(748ps)、最大トルク1000Nm(102.0kgf-m)を発生し、全長5110×全幅2005×全高1755mmの大柄なボディにもかかわらず、0-100km/h加速を3.8秒(欧州仕様値)でこなす実力が与えられている。
内外装には、サイドアクセントストリップ、リヤに配されたふたつのBMWエンブレム、リヤライトのルーバー構造など、伝説的なミッドシップスポーツカーM1のデザインにインスパイアされた印象的なディテールが与えられている。
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このたび発表された限定車「XM by Kith」は、M1のデビューからの経過年数を反映して47台限定で生産される。2025年後半に、とくにエクスクルーシブなBMW Mモデルのエンスージアストやコレクターに向けて納車される予定だ。この限定モデルでは、歴史的なモデルをベースとしたBMWインディビジュアル フローズン・テクノ・バイオレット・メタリック塗装を採用。KithがXM by Kithのために特別に開発したこの塗装仕上げは、この限定モデルにのみ使用。BMWが再びこの塗装を使用することはないため、本当に特別な1台となる。
この塗装と数々の特別なデザインフィーチャーは、ダイナミックなプロポーションと、表情豊かなラインを持つXMを強調。XM by Kithは、ブラックのサイドウィンドウグラフィックとアクセントストリップが特徴だ。フロント、サイド、リヤのモデル名とKithロゴのアウトラインは、テクノバイオレットメタリック仕上げ。ジェットブラック仕上げのスタースポークデザイン23インチMライトアロイホイールが標準で装着された。
インテリアでは、XM by Kithのモダンなスポーツカーコックピットが、Kithレーベルの印象的な美学による特別なディテールによって引き立てられている。イルミネーションが施されたドアシルには、1台1台の希少性を示す特別な「1/47」のバッチを装着。ベロアのフロアマットとセンターコンソールのコントロールセンターには、KithのロゴとMのストライプがあしらわれている。
運転席と助手席のMマルチファンクションシートのヘッドレスト下には、イルミネーションバージョンも用意。BMWインディビジュアル メリノレザー仕上げのシート表面には、センターコンソールのアームレストと同様に、Kithのモノグラムパターンがエンボス加工。特別なウィジェットには、XM by Kithの車名、「1/47」の徽章、MストライプをあしらったKithのロゴが含まれている。
また、後席のMラウンジは、車内のパーソナルな雰囲気を演出。シート表面にはKithのモノグラムがエンボス加工され、ふたつのクッションにはKithのロゴがあしらわれている。あらかじめ設定されたパープルのインテリア照明とともに、このエディションにふさわしい特別な雰囲気を醸し出す。
このほか、付属の充電ケーブルをスタイリッシュに収納できる、Kithがこの限定車専用にデザイン・製造したダッフルバッグが標準で搭載されている。
「BMW XM Kithコンセプト」をマイアミビーチでワールドプレミア
このたびの限定車と合わせてBMWとKithは、同じくロニー・ファイグ氏がデザインしたコンセプトカー「BMW XM Kithコンセプト」をマイアミビーチで発表した。エクステリアとインテリアは、ロニー・ファイグ氏がBMWとのコラボレーションにより、ハイパフォーマンスモデルの特徴的なキャラクターとエクスクルーシブなスポーティネスが強烈に表現された。
市販車のホモロゲーションの慣習にとらわれず、洗練されたライティングコンセプトのデザインにより、BMW Individualフローズンテクノバイオレットメタリック塗装にマッチするパープルカラーが中心的な役割を果たしている。
サイドアクセントストリップはブラックのバックライトストリップで構成され、各ストリップには363個のフルカラーLEDユニットを全長にわたって配置。これを作動させると、Kithの文字の周囲がダイナミックに紫色に発光する。サイドパネルの装飾エレメントにも、バックライト付きのKithロゴがあしらわれている。
ヘッドライトにもLEDユニットを使用し、パープルの配色を実現。Kithのロゴは、ロービーム・ヘッドライト用のLEDマトリックスディスプレイを使用して、メインヘッドライトのガラスカバーにも表示することが可能だ。このほか、紫色の輪郭照明が施されたMラジエーターグリルのアイコニックグローと、23インチ軽合金ホイールの紫色顔料をふんだんに使用した塗装仕上げも見どころだ。
モータースポーツの系譜にちなみ、またM1のデザインに敬意を表して、BMW XM Kithコンセプトはフロントで30mm、リヤで35mmローダウンされ、両アクスルのトレッドは40mmワイド化されている。これは、特別なスプリングとホイールスペーサーの使用によって実現した。
室内では 限定車「XM by Kith」のMマルチファンクションシートに代わり、Mカーボンバケットシートを採用。このバケットシートの表面には、Kithモノグラムのエンボス加工が施され、ヘッドレスト部分にはMストライプと組み合わされたKithエンブレムがライトアップされている。
ワンオフモデル「1981 BMW M1 E26 by Ronnie Fieg.」も発表
コンセプトカー「XM Kithコンセプト」と限定車「XM by Kith」の両方を歴史的な文脈に位置づけるため、もうひとつのユニークなモデルがマイアミビーチで公開。「1981年 BMW M1 E26 by Ronnie Fieg.」は、Kithレーベルのデザインレパートリーから特別なディテールを取り入れた1台限りのスポーツカーだ。
製造年、モデル名、内部モデルコード、そしてKith創設者の名前が記されたこのモデルは、ロニー・ファイグ氏のアイデアによるもの。テクノバイオレット塗装仕上げ、テールゲートのMとKithを組み合わせたエンブレム、Kithの文字がエンボス加工されたインテリアは、市販車のデザインの類似性に加えて、ロニー・ファイグ氏の1981年型BMW M1と2025年型BMW XM Kithコンセプトの間に新たなデザインの類似性を生み出している。マイアミビーチに登場した2台は、50年以上にわたるBMWの歴史の中で、BMW Mとして開発・生産された最初のモデルと最後のモデルの架け橋となった。
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