2月26日午後、同日にカタールのルサイル・インターナショナル・サーキットで幕が上がったWEC世界耐久選手権2025年シーズン第1戦『カタール1812km』は、現地16時50分より2度目のフリープラクティス(FP2)が行われ、アレックス・リン/ノーマン・ナト/ウィル・スティーブンス組12号車キャデラックVシリーズ.R(キャデラック・ハーツ・チーム・JOTA)が最速タイムを記録した。
このFP2では正午を挟む90分間のセッションとなったFP1から大きくタイムが伸びている。全体のトップタイムとなった12号車キャデラックはリンのドライブで1分39秒601を記録しており、これは最初のプラクティスで一番時計を出した51号車フェラーリ499P(フェラーリAFコルセ)のタイムを2.6秒以上更新している。
【タイム結果】2025年WEC第1戦カタール プラクティス2回目
その12号車キャデラックとともに1分39秒台に入った2台のうちのもう一方は、FP1でも3番手につけていたフェラーリAFコルセの50号車だ。この499Pはトップからはコンマ3秒の後れを取ったが、3番手に入った20号車BMW MハイブリッドV8(BMW MチームWRT)に対しては0.170秒の差をつけた。
キャデラックJOTAの姉妹車38号車がトップ3に続く4番手、オープニングセッション首位の51号車フェラーリがトップ5の最後を締め、平川亮組の8号車トヨタGR010ハイブリッド(トヨタ・ガズー・レーシング)が6番手に。姉妹車で小林可夢偉もドライブする7号車はトップから1.3秒遅れ13番手に沈んだ。
このカタール1812kmがWECデビュー戦となるアストンマーティンTHORチームのヴァルキリーは、009号車がふたたびクラス最後尾を経験した一方、007号車は1分42秒094を記録し、94号車プジョー9X8(プジョー・トンタルエナジーズ)と99号車ポルシェ963(プロトン・コンペティション)を上回る15番手につけている。
LMGT3クラスでは、FP1でクラストップと同5番手につけていたレクサス勢(アコーディスASPチーム)が好調を維持し、ベン・バーニコートのドライブで1分54秒693を記録した78号車RC F GT3がクラス2番手。ホセ-マリア・ロペスが自己ベストをマークした87号車は姉妹車から0.049秒という小さなギャップで3番手に続いた。
レクサス勢の後ろにはビスタAFコルセの21号車・54号車のフェラーリ296 GT3が連なり、その背後に10号車アストンマーティン・バンテージAMR GT3エボ(レーシング・スピリット・オブ・レマン)、33号車シボレー・コルベットZ06 GT3.R(TFスポーツ)、46号車BMW M4 GT3エボ(チームWRT)、27号車アストンマーティン・バンテージAMR GT3エボ(ハート・オブ・レーシング・チーム)の4台が僅差で並んでいる。
なお、クラス首位はダレン・ラーン/ショーン・ゲラエル/佐藤万璃音組の95号車マクラーレン720S GT3エボ(ユナイテッド・オートスポーツ)で、タイムはゲラエルが記録した1分54秒557だった。
走行初日のプログラムが終了した開幕戦『カタール1812km』は、レースウイーク2日目となる27日木曜に最後のプラクティス3と予選およびハイパーポールが行われる。
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