プレミアムコンパクトセグメントにおいて、10年以上にわたり確立されたベストセラーであり続けているアウディの『Q3』が、ドイツ本国にて6月16日付けで第3世代へとフルモデルチェンジ。新しいダンパーシステムや最大119km(欧州参考値)の電動航続距離を持つプラグインハイブリッド(PHEV)なども揃え、上位クラス由来の運転支援やLEDライティングテクノロジーなど全方位的な進化を遂げている。
初代モデルの登場以来、全世界で累計200万台以上が販売され、ブランドの屋台骨を支えるモデルに成長したQ3は、すでに新世代モデルへと移行したその他のラインアップと同様にさらなるデジタル化を推進。デザイン面でも幅広いシングルフレームとシャープに絞り込まれたヘッドライトが、空力コンセプトと完全に統合されるモダンなエクステリアとされた。
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フロントにはデジタルマトリックスLEDヘッドライトを搭載し、同車初のマイクロLEDモジュールを使用。このマイクロLEDの採用により照射性能が大きく向上し、高い視認性が確保される。
また、ライトガイダンス機能はドライバーアシスタンス機能と従来以上に密接に結びつけられ、このLED技術を用いたデジタルデイタイムランニングライトは片側につき23個のセグメントで構成され、車両に個性的なライトシグネチャーを生み出したり、道路上でひと目で認識できる被視認性を備える。
さらにリヤ側では、オプションのデジタルOLEDリヤライトが採用されており、連続するLEDライトストリップと発光するフォーリングスによって補完。この機能も、このセグメントでは初の搭載となっている。
インテリアでは、新しいステアリングホイールコントロールユニットを採用し、ステアリング両脇のコラムレバーは、右側のレバーがシフトセレクターとして、左側のレバーはライト機能およびワイパー操作用のコントロールエレメントとして機能する。
そしてこちらもクラス初採用となるアコースティックガラスを、フロントサイドウィンドウにオプションで装備可能とし、より優れた室内音響を具現化。後席シートベンチを折りたたむと、標準488リッターのラゲッジ容量は1386リッターまで拡大し、ベンチ自体は前後スライドや角度調整も標準で可能とするなど、高い実用性も兼ね備えた。
脚元では標準のサスペンションに加えて、スポーツサスや2バルブダンパーコントロール付きサスペンションがオプション選択可能となり、とくに後者は路面の状態および走行状況に合わせて連続的に反応。ステアリング、ブレーキング、アクセルなどのパラメーターが調整される。そのため、理想的な減衰力が各ホイールごとにコンマ数秒で計算され、ショックアブソーバーにより調整されるほか、こちらもオプション装備となる可変レシオ機構のプログレッシブステアリングシステムも用意された。
そのほか、運転支援機能の面ではアダプティブドライビングアシスタンスプラスが備わり、後方レーダーのデータに基づいてレーンチェンジが可能か否かが、メータークラスターやヘッドアップディスプレイに白い矢印で表示される。ウインカーをタップしてレーンチェンジを開始すると、システムはステアリング操作を積極的にサポートする。
そのうえでオンラインデータと連動し、認識されたレーン境界がなくても車両のレーン維持が可能であり、そのため高速道路以外の地方および都市部のドライブにおいても快適性を高めることが可能となっている。また、学習型のパーキングアシストは個別の駐車操作を教えることができ、新しいリバース・アシストは袋小路からの後退も支援する。
本国で用意されるパワートレインには、マイルドハイブリッドテクノロジーを搭載した4気筒ガソリンエンジン1.5 TFSIの110kW(150PS)、クリーンディーゼルTDIの110kW、そして2.0リッター4気筒エンジンで出力195kW(265PS)、トルク400Nmを誇るTFSI quattro 195kWに加え、PHEVのe-hybrid 200kWも設定。エンジンと電動モーター(85kW、330Nm)を組み合わせ、システム全体で200 kW(272PS)と400Nmの最大トルクを発揮し、総電力容量25.7 kWhの高電圧バッテリーを搭載することでWLTPテストサイクルでの電動航続距離は最大119km(参考値)をマークする。
この新型Q3は今年10月にドイツおよび欧州市場で販売となり、日本市場への導入時期やラインアップ、価格詳細は追ってアナウンスされる。
[オートスポーツweb 2025年06月18日]
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