現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 新型レクサスLM、国内仕様を発表。導入グレードは「LM 500h」で、価格は2000万円に設定

ここから本文です

新型レクサスLM、国内仕様を発表。導入グレードは「LM 500h」で、価格は2000万円に設定

掲載 3
新型レクサスLM、国内仕様を発表。導入グレードは「LM 500h」で、価格は2000万円に設定



レクサスは、新型LMの国内仕様を発表、注文の受付を開始する。グレードは「LM 500h ”EXECUTIVE”」で価格は2000万円。発売は12月下旬頃を予定している。

ソロキャンにベストは車が欲しい人は注目! ダイハツ アトレーがベースの軽キャンパー

●まとめ:月刊自家用車編集部

走りの質も武器とする、新たなショーファードリブンを提案

2020年に登場した初代LMは、中国やアジア地域でのショーファードリブンMPVの需要に応えるモデルとして販売されていたが、今回導入される新型LM(2代目)は、ショーファードリブンに対する価値観の変化に合わせて、車名が意味する「ラグジュアリームーバー」としての価値や存在意義をあらためて見直し、全面刷新が行われている。

具体的には、すべての乗員が自然体でくつろげる乗り味と居住空間を目指しており、ドライバーに対しては運転の楽しさ、乗員に対しては、車内での時間をゆったりと過ごすことができる快適性と機能性を実感できるモデルに仕上げられている。

新型LMの主な特徴について

レクサスのDNAをさらに進化させた乗り心地と感性に寄り添った静粛性
・新GA-Kプラットフォーム採用による素性の刷新と対話できる走りの実現
・従来型比で約1.5倍のボディねじり剛性など、徹底した体幹強化
・乗員の体の動きを徹底的に分析したシート構造による、頭部の揺れ軽減と視線の安定化
・レクサス初となる、周波数感応バルブ付AVSとRear Comfortモードの採用
・源音の低減/遮音/吸音の3ステップがもたらす“静粛感”

―― 剛性向上が図られたほか、走行中の疲労の原因となる揺れの低減や視線の安定化を意識したチューニングも見どころのひとつ。乗員同士の対話ができる走りを実現していることも特徴。

―― 剛性確保が難しいMPVのボディ骨格を強化するためにリヤ床下ブレースを採用。さらにレーザースクリューウェルディング(LSW)や構造用接着剤、ハイテン材やアルミ材などを適材適所に使用することで、先代比でボディ重量を増やすことなく、1.5倍のねじれ剛性を確保している。

―― パワートレーンは、フロント側は2.4Lターボエンジンに6速ATとモーターを一体化したユニット、リヤ側は高出力モーター「eAxle」を組み合わせたハイブリッドシステム「DIRECT4」を採用。四輪駆動制御で良質な走り味を実現。システム最高出力は273kWを発揮する。

―― フロントサスペンション(左)リヤサスペンション(右)。ともに周波数感応バルブ付AVSを採用している。

―― ホイールは17インチと19インチを設定。17インチ(画像)にはノイズリダクションホイールを採用している。

―― プロドライバーのアドバイスを参考にドライビングポジションにこだわったレイアウトを採用。頭の揺れを抑えるシート構造や、アクセルペダルのオルガンタイプへの変更など、運転の質を高める工夫が随所に盛り込まれている。

機能的本質や動的性能に根差したプロポーションと独自性の追求
・独自の存在感と上品な佇まいを持ったエクステリアデザイン
・さらに進化したレクサスの新たなフロントアイデンティティ「スピンドルボディ」
・快適性と利便性を細部まで追求した開放的なインテリア
・ドライバーが運転に集中できるコクピット

―― 次世代レクサスデザインが目指す「機能的本質や動的性能に根差したプロポーションと独自性の追求」を表現したエクステリア。

―― 風切り音の抑制やCd値の低減などの工夫も抜かりなし。車両後方への空気の適正化を図ることで、走行性能の底上げも図られている。

―― エクステリアカラーは全4色。左がソニッククォーツ、右がソニックチタニウム。

―― 左がグラファイトブラックガラスフレーク、右がソニックアゲート。

心と身体が整う、細部までこだわったさりげないおもてなしと多彩な装備
・快適性を追求したシート装備と操作系
・機能性と仕立ての良さを両立した収納や照明各種

ショーファードリブンに特化した4座仕様
・プライバシーの確保と開放感を両立するコクピット
・多様な利用シーンを想定した新規開発の48インチ大型ワイドディスプレイ
・乗員に最適な車内環境を提供するリヤクライメートコンシェルジュ

―― 「Tazuna Concept」に基づいて設計されたコクピット。ドライバーの意のままに操れる操作系を実現している。

―― 後席はパーテーションが設けられるなど、ショーファードリブンに特化した独立型レイアウト。インテリアカラーはソリスホワイト。48インチワイドディスプレイやオットマン付きパワーシート&大型ヘッドレスト、冷蔵庫など、車内に上級装備が散りばめられる。シート表皮はセミアニリン本革が用いられるなど、細部まで最高レベルの贅が注がれている。

―― シート表皮はレクサスの最高級本革「L-ANILINE」を採用。シートヒーターやシートベンチレーション、エアブラダー機能も備わる。アームレストには、エアコンやAV機能など各種操作が可能な脱着式のタッチコントローラーが配置される。

―― サンシェードはガラスルーフ、スライドドアガラス、リヤクォーターガラスそれぞれに装備。シートに備わるリモコンやオーバーヘッドコンソールのスイッチで操作することができる。

人間中心の考え方に基づいた最新の予防安全機能
・先進の予防安全技術「Lexus Safety System +」
・快適な移動を支える「Lexus Teammate」
・先進技術による新たな体験価値

―― 先進安全運転支援機能は、最新の「Lexus Safety System +」を採用。運転状況に応じて、最適な操作サポートを行うプロアクティブドライビングアシストやドライバーモニターなども備わっている。

―― 「Lexus Teammate」の駐車支援機能アドバンストパークも装着。専用アプリをインストールしたスマートフォンを操作することで、駐車&出庫をリモート操作することも可能。

●新型LM 諸元&価格

―― 全長5125mm全幅1890mm全高1955mmホイールベース3000mmパワートレーン2.4L直列4気筒ターボハイブリッドシステム【eAxle】エンジン:275PS/46.9kg・mフロントモーター:64kW/292Nmリヤモーター:75.9kW/168.5Nmタイヤサイズ17/19インチ車両重量2460kg価格2000万円(LM 500h “EXECUTIVE”)

こんな記事も読まれています

新世代のタフオフローダー「ナナマル」が正式デビュー! 「ランドクルーザー70」発売開始
新世代のタフオフローダー「ナナマル」が正式デビュー! 「ランドクルーザー70」発売開始
月刊自家用車WEB
素性の良い走りが好印象! ヒョンデ、新型EV「コナ」 試乗インプレッション
素性の良い走りが好印象! ヒョンデ、新型EV「コナ」 試乗インプレッション
月刊自家用車WEB
ポルシェ、新型パナメーラの国内仕様車の概要を発表。価格は1424万円から
ポルシェ、新型パナメーラの国内仕様車の概要を発表。価格は1424万円から
月刊自家用車WEB
ミツビシ、新型軽商用EV「ミニキャブEV」を12月に発売開始
ミツビシ、新型軽商用EV「ミニキャブEV」を12月に発売開始
月刊自家用車WEB
460万円からの「小さな高級車」12月に発売!選べる内装も上質!? 斬新フェイス採用で販売店への反響は?
460万円からの「小さな高級車」12月に発売!選べる内装も上質!? 斬新フェイス採用で販売店への反響は?
くるまのニュース
質感に脱帽……小さくてもやっぱりレクサスだわ!! LBXはヤリスクロスベースでも上質感がハンパない!
質感に脱帽……小さくてもやっぱりレクサスだわ!! LBXはヤリスクロスベースでも上質感がハンパない!
ベストカーWeb
トヨタありがとう! 「ランドクルーザー“70”」の販売がついに再開。今回はKINTOでも乗れるぞ。
トヨタありがとう! 「ランドクルーザー“70”」の販売がついに再開。今回はKINTOでも乗れるぞ。
くるくら
レクサス新型「TX」生産開始 全長5.1m 3列7人乗りの大型プレミアムSUVってどんなクルマ?
レクサス新型「TX」生産開始 全長5.1m 3列7人乗りの大型プレミアムSUVってどんなクルマ?
VAGUE
第三世代となるポルシェ・パナメーラ発表 新型モデルからターボグレードは更なる差別化へ
第三世代となるポルシェ・パナメーラ発表 新型モデルからターボグレードは更なる差別化へ
AUTOCAR JAPAN
発売は2023年冬! トヨタ新型「ランドクルーザー70」は意匠だけでなくメカニズムも大幅に進化!! 足回りの刷新で乗り心地もアップ
発売は2023年冬! トヨタ新型「ランドクルーザー70」は意匠だけでなくメカニズムも大幅に進化!! 足回りの刷新で乗り心地もアップ
VAGUE
スバル新型「フォレスター」全面刷新して世界初公開! 大胆に生まれ変わった「斬新デザイン」に反響あり! スバルファンの評価とは!?
スバル新型「フォレスター」全面刷新して世界初公開! 大胆に生まれ変わった「斬新デザイン」に反響あり! スバルファンの評価とは!?
くるまのニュース
電動サルーンの「新基準」 フォルクスワーゲンID.7へ試乗 286psで約600kmを実現
電動サルーンの「新基準」 フォルクスワーゲンID.7へ試乗 286psで約600kmを実現
AUTOCAR JAPAN
全長約5m! 超タフ顔のレクサス新型「高級SUV」初公開! めちゃ本格的な“悪路走破性”実現した新型「GX」 中国に登場
全長約5m! 超タフ顔のレクサス新型「高級SUV」初公開! めちゃ本格的な“悪路走破性”実現した新型「GX」 中国に登場
くるまのニュース
内外装デザインを刷新した、新型「メルセデスAMG GLE 63 S 4MATIC+」「メルセデスAMG GLE 63 S 4MATIC+クーペ」を追加
内外装デザインを刷新した、新型「メルセデスAMG GLE 63 S 4MATIC+」「メルセデスAMG GLE 63 S 4MATIC+クーペ」を追加
月刊自家用車WEB
メルセデス・ベンツ「GLC クーペ」初のフルモデルチェンジ!プレミアムな存在感放つSUV
メルセデス・ベンツ「GLC クーペ」初のフルモデルチェンジ!プレミアムな存在感放つSUV
グーネット
これぞ本命!? ライバル比較で見えた新型クラウンセダンの魅力
これぞ本命!? ライバル比較で見えた新型クラウンセダンの魅力
グーネット
メルセデスベンツ GLCクーペ 新型、最新技術採用で大幅進化…価格は898万円
メルセデスベンツ GLCクーペ 新型、最新技術採用で大幅進化…価格は898万円
レスポンス
全車速追従ACCにオットマン採用って……軽自動車界の「高級車」じゃね!? スズキ新型「スペーシア」は全方位進化で圧巻の出来!!
全車速追従ACCにオットマン採用って……軽自動車界の「高級車」じゃね!? スズキ新型「スペーシア」は全方位進化で圧巻の出来!!
ベストカーWeb

みんなのコメント

3件
  • この程度のスペックで500名乗るんだ。
    もう中華車と開発思想が変わらないね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

250.0360.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.8144.0万円

中古車を検索
MPVの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで! 登録してお得なクーポンを獲得しよう
マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

250.0360.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.8144.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村