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【販売方法も斬新!】ボルボが新型BEV「C40 リチャージ」を初公開! これを皮切りにBEV専用メーカーへ

ボルボが電気自動車専門メーカーに!?
日本時間2021年3月2日夜、ボルボ・カーズは、スウェーデン本社からオンラインカンファレンス「VOLVO Cars Moment: Recharge」を開催。同社の今後の電動化戦略をアナウンスするとともに、新型BEV(バッテリーEV)をお披露目した。

ボルボは17年7月に、世界に先駆けて「全モデルを電動化する」と宣言した自動車メーカーだ。ここでいう「電動化」とは、マイルドハイブリッドやPHEVを含む。日本国内で販売されるモデルについても、20年末までに全モデルが48VのマイルドハイブリッドまたはPHEVとなっており、ICE(内燃エンジン)のみを搭載するモデルはラインアップから消えている。

【画像ギャラリー】世界初披露されたボルボの新BEV、C40の詳細画像(全69点)

●ヨーロッパではXC40のBEVも販売が開始されている

これは「2040年までにクライメイトニュートラル(CO2排出実質ゼロ)を実現する」という、ボルボの大きな目標に向けた具体的な行動のひとつ。すでに20年にヨーロッパで販売されたボルボ車の3台に1台はPHEVのリチャージ(Recharge)モデルだった。ヨーロッパは20年中にボルボ初のBEVであるXC40 リチャージP8 AWDを発売。25年には全販売台数の半数を、30年にはすべての販売車両をBEVとするべく邁進している。あと10年足らずでICE搭載モデルを段階的かつ完全に廃止し、EV専門メーカーになるというのだから、相当に野心的だ。


ディーラーでの商談はもう前時代的⁉︎
販売方法も発表されたがこちらも斬新的だった。ホーカン・サムエルソン社長兼CEOは、「完全な電動化は、オンライン販売への注目の高まりと、より完璧かつ魅力的で透明性の高い顧客向けオファーであるCare by Volvoとともに推進します」と語る。つまり、すべてのBEVはオンラインのみで販売されるという。

●スマホ上でクルマの購入からメンテナンス予約まですべて完結する

だがこれは、現在の販売ネットワークが不要になるという訳ではないという。グローバル・コマーシャル・オペレーション責任者のレックス・カースメーカーズ氏は、「我々はクルマを手に入れる際の複雑さを取り除くことで、顧客に安心感と気軽にボルボを手に入れる方法を提供したいのです。簡易化と利便性は、我々の行動のすべてのキーとなっています。」と語るが、顧客体験の重要な部分を担う小売りパートナーとはより強力な関係を築く方針だ。今後も引き続き、販売や納車前整備、デリバリー、車両メンテナンスなど、さまざまなサービスを担当する。カースメーカーズ氏によれば、「オンラインとオフラインを完全かつシームレスに統合する必要がある」そうだ。

オンライン販売へのシフトとともに進化するのがCare by Volvoだ。これは、クルマを「所有すること」から「使用すること」に重点を置いたサブスクリプション・サービスとして、17年秋に日本にも導入されているが、今後は全体的な利便性向上を目的とした、幅広い顧客向けサービスに拡大する。オンラインで購入すると、メインテナンスや保証、ロードアシスタンス、保険、家庭用充電オプションといったアイテムを含むケアパッケージが付帯する。

またオンラインでボルボのBEVを購入する際のプロセスも簡略化される。顧客は装備内容などが事前に決められたモデルを選択することで、簡単に注文でき、納車も迅速に行われる。また透明性のある価格設定とすることで、価格交渉が不要になり、顧客と信頼を築くこともできると謳っている。


購入後でも自動アップデートされるクルマ
今回お披露目されたニューモデルは、「C40 リチャージ」という、ボルボ初のBEV専用モデルだ。このモデルもオンラインのみで販売されることになる。XC40やポールスター2などにも用いられているCMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャ)と呼ばれるモジュラー プラットフォームを採用した、電動SUVクーペである。

●クーペSUVルックが特徴的な、ボルボ初のBEV専用モデル「C40 リチャージ」

技術責任者のヘンリック・グリーン氏は、C40 リチャージについて次のように述べている。

「C40 リチャージは完全な電気自動車であり、便利なケアパッケージと共にオンラインでのみ販売され、迅速なデリバリーを可能にします。かつてない魅力的な新しいボルボです。」

C40 Rechargeは、新しいデザインのフロントマスクや滑らかなカーブを描くルーフラインが特徴的なSUVクーペで、ボルボの顧客の多くが好む高い着座位置を実現しながら、全高はXC40より低いという。ヘッドライトには、ボルボ初となる最先端のピクセル・テクノロジーを備えたヘッドライトを採用した。

駆動方式は4WDで、前後アクスルに各1基の電気モーターを搭載する。バッテリーは78kWhの容量を持ち、航続距離はWLTPテストサイクルで約420kmを実現。約40分で80%まで急速充電が可能だ。ただし、これはOTAによる継続的なソフトウェア更新により適宜改善される。データ通信は無制限で、納車後もクルマはアップデートされ続ける。


レザー内装は時代遅れになる⁉︎
インフォテインメントシステムは、GoogleのAndroidオペレーティングシステムをベースにした、最先端のものが搭載される。Googleマップをナビゲーションとして使用できるほか、GoogleアシスタントやGoogle Playストアなどが利用でき、必要なアプリをすべて揃え、利用することが可能だ。

動物の保護に配慮している点も特徴。C40 リチャージを皮切りに、今後登場するすべてのボルボのBEVは、100%レザーフリーとなる。ボルボはすでにリサイクルウールといった再生素材を内装材に活用するなど、環境への配慮に積極的なので、これは自然な流れと言えるだろう。

●C40 リチャージのシートもレザーフリー100%

グリーン氏が「ボルボの今後の方向性を示すモデルです。」と語るC40 リチャージは、XC40 リチャージも生産しているベルギーのヘント工場で、今秋に生産開始となる。ボルボがどこへ向かおうとしているのか、すぐにでも実車で確認したいところである。

<文=竹花寿実 text by Toshimi Takehana>

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