6月18日、ENEOSスーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONEのST-5FクラスにFCR58 SAKAE-MS FITで挑戦しているSAKAE MOTORSPORTSは、7月4~5日に宮城県のスポーツランドSUGOで、スーパー耐久第4戦の併催として開催される『S耐チャレンジ』第2戦に、建設業界で広く活用されている商用車トヨタ・プロボックスをベースとした車両で参戦すると発表した。
SAKAE MOTORSPORTSは、スーパー耐久ST-5Fに長年参戦しているチームで、北海道の栄建設株式会社を母体に「建設業にPRを!」をテーマに活動している。ST-5Fクラスでは表彰台を争うトップチームのひとつであり、ホンダ・フィットに道路パトロールカーを模したカラーリングを施したFCR58 SAKAE-MS FITは通称“公団ちゃん”として高い人気を集めている。
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そんなSAKAE MOTORSPORTSが、2025年から始まったS耐チャレンジを舞台に、ユニークな挑戦をスタートさせる。建設業や設備工事業、物流業など幅広い業界で活用される商用車トヨタ・プロボックスをベースにレーシングカーを仕立てるというものだ。
プロボックスは優れた積載性と耐久性を備え、多くの現場で活躍する。チームの母体である栄建設にとってもお馴染みの車両だが、SAKAE MOTORSPORTSは「建設現場を走るクルマがサーキットを走ったら面白いのではないか」という発想から今回の企画をスタートさせたという。
「建設業界は地域の暮らしを支える重要な産業でありながら、その魅力や価値が十分に伝わっていない現状があります。私たちは、建設現場で日常的に使われる“働くクルマ”をあえてレースの舞台に持ち込むことで、建設業の新しい見せ方や可能性を広げたいと考え、このプロジェクトを立ち上げました」というのは、SAKAE MOTORSPORTSの佛田尚史代表。
「今回、“ザ・日本のワークホース”プロボックスでS耐チャレンジに挑戦することは、単なる話題づくりではなく、建設業界のリアルをより多くの方に知っていただくための大きな一歩です。私たちの挑戦が、建設業界に興味を持つきっかけとなり、未来の担い手が一人でも増えることを願っています。そして、モータースポーツの世界にも“働くクルマの新しい可能性”を示す存在として、一助となれるよう挑戦を続けてまいります」
参戦の舞台となるS耐チャレンジは「スーパー耐久に出るにはまだ早いかもしれないが、いつかはモータースポーツに参加してみたい、スーパー耐久に出てみたいと考える人たちのため」に企画されたレース。モータースポーツの裾野拡大を目指すシリーズだ。
S耐チャレンジにはマツダ・ロードスターのSC-R、トヨタ・ヤリスのSC-Y、ヴィッツのSC-V、ホンダN-ONEのSC-Nといったクラスが存在するが、スーパー耐久のST-Qクラス同様『他のクラスに該当しないSTMOが認めた車両』として開催されているSC-Qクラスを使っての参戦となる。なおカラーリングは“公団ちゃん”同様、同系統の道路パトロールカラーを採用する予定だという。
SAKAE MOTORSPORTSは「本取り組みを通じて、建設業とモータースポーツをつなぐ架け橋となり、日本のモータースポーツ文化の発展に貢献していきたいと考えております」としている。今回の第2戦SUGO参戦を経て得た知見をもとに仕様を熟成させ、11月14日~15日に富士スピードウェイで行われる第3戦にも参戦を目指していく。
参戦体制チーム:SAKAE MOTORSPORTSチーム代表兼監替:佛田尚史ドライバー:瀬戸惇吾/四倉悠聖https://koudanchan.com/
[オートスポーツweb 2026年06月18日]
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