2025年9月1日に一部改良が行われたアクア。トヨタの上質なコンパクトカーは、名実共に小さな高級車へと生まれ変わった。大変身したアクアでは、どのグレードがベストバイになるのか。最もお買い得なアクアを探っていきたい。
文:佐々木 亘/画像:トヨタ
【画像ギャラリー】フェイスリフト&機能追加で爆売れ確定! 新型アクアのベストバイはコレ!(20枚)
センチュリーと同じ装備を搭載し生まれ変わったアクア
アクア史上、最も大きな変化が加えられた一部改良とも言える今回の改良。その中身を簡単に振り返っておこう。
まずはフェイスデザインの変更が大きなところ。ハンマーヘッドモチーフのフロントデザインへ変身し、ボディ全長は4080mmへ30mm延伸された。また電動パーキングブレーキがアクアとして初採用。ブレーキホールドも装備されている。
さらにスムーズストップというセンチュリーやアルファード・ヴェルファイアPHEVに搭載されている機能が、トヨタコンパクトカーで初採用となった。これは、停止直後の車両の揺れ動きを抑えて、乗員の姿勢変化を低減するように補助してくれる機能。いわゆるブレーキ時のカックンが抑制されるのだ。
名実共に小さな高級車になったアクア。その中でのベストバイグレードはどれになるのだろうか。
アクアとしてのバランスが取れているのは中間グレードのG
アクアのグレードは大きく分けて3種類。最上級のZ(282万4800円)、中間グレードのG(265万4300円)、最廉価のX(248万6000円)だ。E-fourは各グレードに用意され、19万8000円高となる。また、KINTO専用グレードのUも追加された。
この中で最も価格と装備のバランスが取れているのは、中間グレードのGだ。もちろん最上級のZと比較すると、装備が少なかったりツートーンボディカラーが選べなかったりはするものの、アクアの魅力を楽しむ上では、必要十分だと考える。
ZとGの価格差は17万5000円。これを大きいとするか小さいとするかは個々人の感覚になると思うが、まずコンパクトカーとして考えたときに、抑えたいと考えるのではないだろうか。そのデットラインは、支払総額300万円という人が多いと思う。この希望を叶えるとなったときに、Zの車両本体価格では現実的ではないことが分かるはずだ。
そこで白羽の矢が立つのは中間グレードのG。Zと比較すると、ホイールがスチール+キャップやディスプレイオーディオが8インチと小さくなるが、普段目に付く内装や手が触れるステリングホイールなどはZグレードとほとんど変わらない。
シートは上級ファブリックで質感は良いし、気になる安全装備もほぼフル装備に近い状態。Zグレードとの差になっているパノラミックビューモニターの床下透過表示機能は、コンパクトカーでは不要に感じる人も多いだろう。通常のパノラミックビューモニターは付いているので、安心感は十分だ。
細かな部分を見ていくと、間欠式ワイパーに時間調整機能が付いていないのは少し残念。ただ、フードサイレンサーや高遮音性ガラスを使っているのはZグレードと同様なので、走行中の静粛性に関しては、ほぼ同等と考えていい。質感高くアクアに乗りたいという人でも、Gグレードで十分であろう。
改良前は最上級グレードZがベストバイであったが、改良後は中間グレードのGが、筆者の考えるベストバイ。コミコミ300万円で、上質なコンパクトカーライフを楽しむのが、新型アクアの使い方だ。
ヤリスとの差は大きくなり、アクアの優位性もしっかりと見えてきた。トヨタのコンパクトカーは、生まれ変わったアクアで決まりでしょ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホントに乗り換え駅ですか!? 「遠すぎる乗り換え」に不満集まる 商店街連絡&長~い通路 これでも便利になったほう?
「乗るだけで職業病確定」「即刻使用禁止レベル」 ヤバすぎる“新型装甲車”問題 なのに大臣は「安全宣言」どう落とし前をつけるのか!? イギリス
新車“約327万”! 日産「“6人乗り”セレナ」がスゴイ! リッター約20km走る&全長4.7m級の「ちょうど良いサイズ」採用した「サードシートレスモデル」とは
スズキの「“2人”寝られる“快適”軽バン」がスゴい! 全長3.4m級「ちいさな軽ワンボックス」が「車中泊モデル」に! 停止時に「クーラーも使える」スマイルファクトリーの軽キャンパー「オフタイム“ヴィレージュ”」に注目
愛らしい見た目で機動力抜群!? “16歳以上なら免許不要”の人気 特定小型原動機付自転「ウォンキー」シリーズに新色が登場 街で目を惹くカッコいい車体とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?