F1第9戦カナダGPのフリー走行3回目がウエットコンディションの中行なわれ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録した。アルファタウリの角田裕毅も8番手につけた。
2023年カナダGPの2日目は雨。気温14度、路面温度17度というコンディションで、FP3の開始時間を迎えた。この後行なわれる予選も雨になると見られているため、それに向けても重要なセッションである。
■アルファタウリのトスト代表、角田裕毅に改めて高評価「純粋なドライビングの才能という点では、間違いなくトップクラス」
セッション開始時は雨は落ちていないものの、コース上はかなり濡れた状況。場所によっては、大きな水たまりもできていた。そのため、各車ともフルウエットタイヤを履いて走行を開始した。
ただアストンマーチンの2台は、フルウエットタイヤで数周した後、インターミディエイトタイヤに交換。フェラーリの2台もインターミディエイトタイヤでコースインした。とはいえ雨雲は次から次へとサーキット上空に襲来しており、雨脚は強まる傾向。アルファタウリの角田裕毅が濡れた路面に足を取られ、スピンする場面もあった。
そんな角田だが、セッション開始から10分が経過した頃には、1分30秒685を記録してタイムシートのトップに立った。ただこの角田のタイムを、ウエットタイヤを履くエステバン・オコン(アルピーヌ)が上回り、それにインターミディエイトタイヤを履くカルロス・サインツJr.(フェラーリ)が続いた。この時点での路面コンディションは、ウエットタイヤを履くか、あるいはインターミディエイトを履くか、微妙な状況であることが伺え、徐々にインターミディエイトタイヤを履くマシンが増えていった。
そんな中、アストンマーチンのフェルナンド・アロンソが、1分27秒517を記録。2番手バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)に1.4秒以上の差をつけたトップタイムである。ただこれをサインツJr.、シャルル・ルクレールのフェラーリふたりがインターミディエイトタイヤで上回る。
コースコンディションは急速に改善し、フェラーリ2台、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、角田、フェルスタッペンらが上位を”争う”展開でセッションは進んでいった。そんな中フェルスタッペンは、シフトの不具合を訴えながらも1分24秒480のトップタイムを記録した。
セッション開始から30分が経とうという頃、サインツJr.がターン1のブレーキング時にコース脇の白線を踏んでスピンし、ウォールにクラッシュ。ノーズが完全に脱落、リヤウイングとフロントサスペンションにダメージを負い、マシンを止めた。これでセッションは赤旗中断。なおサインツJr.は、ターン13(最終シケイン)で他車を妨害したとして、セッション後の審議対象にもなってしまった。
約8分後にセッションが再開され、各車が再びコースイン。ここでも速さを見せたのはフェルスタッペンで、トップタイムを1分24秒192に縮め、さらに1分23秒779、1分23秒154、1分23秒106と周回を重ねる度にタイムを縮めていった。
セッション残り時間が10分という頃、サーキット上空には雨雲がかかり、メインストレートあたりから強い雨が降り始める。この影響により各車のペースが上がらなくなり、続々とピットに戻っていった。
なおボッタスの右のリヤビューミラーが外れかけるシーンもあった。ボッタスはコース上にミラーを脱落させないよう、ステーを手で押さえてピットに向かった。
雨によりコースコンディションは急速に悪化。セッション終盤はコース上を走るマシンはほとんどなく、チェッカーが振られることになった。
結局、トップタイムはフェルスタッペンの1分23秒106。ルクレールが0.291秒差で2番手に続いた。3番手にはアロンソが入ったが、トップのフェルスタッペンからは1.3秒の遅れである。
角田は堂々の8番手で予選前最後のセッションを終えた。フェルスタッペンには1.8秒もの差をつけられたが、4番手ケビン・マグヌッセン(ハース)との差は0.2秒と僅差。ただ、13番手ランド・ノリス(マクラーレン)との差も0.2秒以下と、中団グループは大混戦の様相である。
心配なのはレッドブルのセルジオ・ペレスで、このセッションは17番手。ここ数戦調子を落としていたペレスは、まだ長いトンネルの中にいるのかもしれない。
この後カナダGPの予選が、日本時間の18日午前5時(現地時間17日16時)から行なわれる。
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