日産の人気コンパクトといえばノート。そして、その上級版として存在感を放つのがノート オーラだ。どちらもe-POWER専用車で、全長4045mm、ホイールベース2580mm、室内寸法も共通。それなのに価格はノートXの232万8700円に対し、ノート オーラGは282万1500円。その差は49万2800円だ。では、この差額は単なる“見た目代”なのか、それとも納得の上質代なのか。そこが悩ましい。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、日産
【画像ギャラリー】コンパクトカーにしては気合入りすぎ!? ノートオーラの上質な内装を写真で徹底チェック!(15枚)
ノートは合理派、オーラは所有感まで欲しい人向け
まず大きな違いは車幅だ。ノートは全幅1695mmの5ナンバーサイズだが、ノート オーラは全幅1735mmで3ナンバーとなる。全長は同じ4045mmなので、オーラは横方向に少し踏ん張ったスタイル。全高もノート1520mm、オーラ1525mmとわずかに高い。最小回転半径はノートが4.9m、オーラが5.2mだから、街なかでの取り回しはノートがやや有利だ。
燃費もノートがWLTCモード28.4km/L、オーラが27.2km/L。差は小さいが、日常の足として割り切るならノートの軽快さと経済性はかなり強い。価格も232万8700円からと、e-POWERの電気っぽい走りを味わえるコンパクトとして見れば魅力は十分。
しかも2025年8月の一部仕様向上で、インテリジェント エマージェンシーブレーキの検知性能向上や後席リマインダー全グレード標準化も実施済み。実用車としての完成度はかなり高い。
約49万円差の中身は“走りと内装の濃さ”にある
一方のノート オーラは、単に豪華なノートではない。フロントモーターの最高出力はノートの85kW(116PS)に対し、オーラは100kW(136PS)。最大トルクもノートの280N・mからオーラは300N・mへ高められている。街乗りでグイッと前に出る余裕、高速合流での頼もしさはオーラのほうが濃い。
さらにオーラは205/50R17タイヤ&17インチアルミホイールを標準装備し、内装もジャカード織物/合皮コンビシート、運転席パワーシート、リアセンターアームレストなどを備える。BOSEパーソナルプラスサウンドシステムもメーカーオプションで選べるなど、コンパクトカーに“ちょっといい時間”を求める人に刺さる仕立てだ。
結論として、移動の道具として賢く選ぶならノートXで十分に満足できる。5ナンバーで扱いやすく、燃費もよく、価格も抑えられるからだ。ただし、毎日乗るたびに内装の質感、音、加速の余裕まで味わいたいなら、約49万円差を払ってノート オーラGを選ぶ価値はある。ノートは優等生、オーラは少し背伸びした上質コンパクト。その違い、けっこう大きい。
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みんなのコメント
マイチェン前のデザインに戻してくれ。
オーラに乗った後、ノートには乗れない。ボーズスピーカーや液晶パネルで差額は十分に取れる。