ランドローバーから新型ディフェンダーがいよいよ正式デビュー

2020年4月6日、ジャガー・ランドローバー・ジャパンが新型ディフェンダーを発表、4月9日より受注を開始することを明らかにした。3月末まで特別仕様ローンチエディションの先行予約を受けていたが、その生産状況も考慮してできるだけ早い納車を実現するため、日本独自に予め仕様を設定した5種類の「キュレイテッド・スペック（CURATED SPEC）」から展開を開始する。

厳選装備を搭載した5種類の「キュレイテッド・スペック」から
ディフェンダーはランドローバーにとってアイコニックな伝統的モデル。今回発表した新型では軽量アルミニウムのモノコック構造を持つ新しいアーキテクチャー「D7x」を採用、従来のラダーフレーム構造と比較して3倍のねじり剛性を確保し、軽量化、堅牢化も実現したのが特徴となっている。

ボディは全長が異なる2つのタイプがあり、「ディフェンダー90（ナインティ）」は3ドアの5人乗り、ロングボディの「ディフェンダー110（ワンテン）」は 5ドアの5人乗りまたは3列目シートの5+2となる。

エンジンは2L直4INGENIUM ガソリンユニット（最高出力300ps／最大トルク400Nm）を搭載。電子制御エアサスペンション（90はオプション、110は標準）は、快適性と走行性を高めるほか、スムーズな乗り降りをサポートする。

駆動方式はランドローバー伝統のフルタイム4輪駆動で、路面状況や走りに応じて最適な車両設定を自動制御するテレイン・レスポンス2には7種類のモードを設定、ドライバーが好みにあわせてカスタマイズ設定することも可能となっている。

また、最新インフォテインメント・システム「Pivi Pro」を採用、素早いタッチ操作、音声操作、ンターネットに常時接続することで多種多様なオンラインサービスを車楽しむことができる。

グレードは「標準仕様」「S」、「SE」、「HSE」と、デビュー1年限定の「FIRST EDITION」があるが、パーソナライゼーションが可能なことも新型ディフェンダーの大きな特徴となっており、170種類にもおよぶ豊富なアクセサリーから好みに合わせて選べるシステムとなっている。しかしその一方で、厳選したオプションや機能を盛り込んだ4種類のアクセサリーパックも用意、今回のように早い納車を実現するために厳選装備を搭載した「キュレイテッド・スペック」を設定するのもおもしろい。

キュレイテッド・スペックの車両価格は、ディフェンダー90 ファブリックシート仕様542万5000円、ディフェンダー90 レザーシート仕様690万円、ディフェンダー110 ファブリックシート仕様630万3000円、ディフェンダー110 ファブリック7人シート仕様683万7000円、ディフェンダー110 レザー7人シート仕様パノラミックルーフが683万7000円となっている。ボディカラーはフジホワイト、サントリーニブラック、インダスシルバー、アイガーグレイ、パンゲアグリーン、ゴンドワナストーン、タスマンブルーの全7色。

新型ディフェンダーの通常モデルの価格
ディフェンダー90：499万円
ディフェンダー90 S ：582万円
ディフェンダー90 SE：648万円
ディフェンダー90 HSE：730万円
ディフェンダー90 FIRST EDITION：739万円

ディフェンダー110：589万円
ディフェンダー110 S：663万円
ディフェンダー110 SE：732万円
ディフェンダー110 HSE：812万円
ディフェンダー110 FIRST EDITION：820万円

ランドローバー ディフェンダー90 キュレイテッド・スペック 主要諸元
●全長×全幅×全高：4583×2008×1974mm
●ホイールベース：2587mm
●車両重量：2065kg
●エンジン：直4DOHCターボ
●排気量：1997cc
●最高出力：300ps／5500pm
●最大トルク：400Nm／1500-4000pm
●トランスミッション：8速AT
●駆動方式：4WD

ランドローバー ディフェンダー110 キュレイテッド・スペック 主要諸元
●全長×全幅×全高：5018×2008×1967mm
●ホイールベース：3002mm
●車両重量：2186kg
●エンジン：直4DOHCターボ
●排気量：1997cc
●最高出力：300ps／5500pm
●最大トルク：400Nm／1500-4000pm
●トランスミッション：8速AT
●駆動方式：4WD

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