8月19日、20日にモビリティリゾートもてぎで開催されるスーパーフォーミュラ第7戦は、7月の富士戦に続いて「スーパーフォーミュラ夏祭り」として開催され、近隣の栃木県、茨城県の小学生以下の子供が無料で招待される。そんな同大会をPRするため、スーパーフォーミュラのドライバーが県知事の表敬訪問を行なった。
7月19日に栃木県庁を訪れたのは、栃木県出身で、スーパーフォーミュラで3度のチャンピオンに輝いた実績を持つ山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)。スーパーフォーミュラを主催する日本レースプロモーション(JRP)の近藤真彦会長、上野禎久社長、そしてホンダモビリティランドの斎藤毅社長と共に福田富一栃木県知事を表敬訪問した。
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近藤会長は訪問の中で、スーパーフォーミュラの来場者数が増加傾向にあることに触れ、「次戦のもてぎ大会にも引き続きたくさんの方にご来場いただけるために、知事のお力をお借りしてもう一押し、プロモーションができればと思い表敬させていただきました。引き続き応援の程お願いします」と挨拶した。
昨年のシリーズ第7戦で、スーパーフォーミュラにおけるもてぎ戦初勝利を挙げた山本は、今年もその再現をしたいと意気込んだ。また今年も、母校である作新学院の小学部の児童とその保護者を招待することになっており、「先輩である自分が頑張っている姿を見ていただくことで、モータースポーツの様々な魅力を感じてもらいながら、地元にこんな立派な施設があるんだということも合わせて知っていただければ嬉しいなと思います」と語った。
また福田知事は、「スーパーフォーミュラは『家族で楽しもう』が大きなテーマになっていると聞いているが、夏休みでもあり家族みんなで集まって絆を深められるような大会になって欲しい」と期待感を述べると共に、「近藤会長には日本のモータースポーツの牽引役として活躍いただけるようお願いします」と、激励した。
そして8月2日には、2021年、2022年のシリーズチャンピオンである野尻智紀(TEAM MUGEN)が地元茨城の茨城県庁を訪れた。その中では、大井川和彦茨城県知事から野尻に「いばらき大使」委嘱状が手渡され、野尻の「いばらき大使」就任が決まった。
近藤会長はスーパーフォーミュラが「野球やサッカーのようなメジャースポーツになることを目指す」として、「知事にも是非モビリティリゾートもてぎに足を運んでいただき、レースをご覧になっていただけると嬉しいです」と語ると、これまで現地観戦の機会がなかったという大井川知事は「我々の時代は『マクラーレン・ホンダ』が活躍している時代でした。もてぎには野尻選手を応援に行かなければいけませんね」と訪問への意欲を話した。
また大井川知事は、いばらき大使となった野尻に対しても「野尻選手にはいばらき大使にもなっていただけましたので、是非3連覇目指して頑張ってください。これからもモータースポーツを盛り上げて行って下さい」とエールを送った。
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事故車も引き取ってくれるし