トヨタとKINTOは11月8日、すでに納車されているクラウン クロスオーバーの内装をスポーツにアップグレードできるサービスを発表した。このサービスは、トヨタとKINTOが展開する「KINTO FACTORY」を通じて提供される。
昨年発売された新世代クラウン第一弾のクロスオーバー。これまでのセダンタイプではなくその名のとおりクロスオーバースタイルで登場した。インパクトあるスタイリングは好評だったが、内装の質感では「プラスチッキーだよね」といった声も。
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そんな既納ユーザーからの要望に対応すべく、トヨタとKINTOは動いた。室内空間に新たな選択肢を用意することで、長く愛車に乗ってもらおうという思いからだ。確かに、クロスオーバーに続いて今年10月に発表されたスポーツでは、内装の質感が高められている。
このスポーツの内装で採用されている塗装色や質感を、クロスオーバーにも適用できるというわけ。ありそうでなかったサービスである。
具体的には、下記「5つの変更」が実施される。価格は、変更点1~5をセットで5万9400円(作業工賃込み)。車両の利用方法(購入・サブスク)に関わらず提供されるという。
■変更点1:シフトパネルの塗装色・質感
シフトパネルの塗装色や質感を、つやのあるダークグレーメタルに変更。光の反射を増すことで、華やかな車内空間を実現するという。
■変更点2:ドアスイッチベースの塗装色・質感
ドアスイッチベースの塗装色や質感を、これもつやのあるダークグレーメタルに変更。狙いはシフトパネルと同じだ。
■変更点3:カップホルダーの塗装色
カップホルダーの塗装色を、ブラックからダークグレーメタリックに変更。その周辺のつやあり内装との統一感を高める。
■変更点4:インサイドドアハンドルの塗装色
インサイドドアハンドルの塗装色を、ウォームサテンシルバーに変更。クロスオーバーの特徴でもあった金属加飾「WARM STEEL」との統一感を高める。
■変更点5:コンソールエンドの塗装色・質感
コンソールエンドの塗装色や質感を、つやのあるダークグレーメタルに変更。シフトスイッチやドアスイッチベースと同じ狙い。
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また、「KINTO FACTORY」では、すでに納車されているクラウンの内外装を、今後登場するクラウンシリーズに順次アップグレードできるサービスも予定している。
さらに、14・15代目の旧型クラウンを対象に、本革ステアリングの交換も用意。旧型オーナーには朗報だろう。
〈文=ドライバーWeb編集部〉
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みんなのコメント
まさに新世代クラウンですね!