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初代NAの質感を現代のNDで再現。カバナが仕立てた馬革ワンオフロードスター

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初代NAの質感を現代のNDで再現。カバナが仕立てた馬革ワンオフロードスター

初代NAのテイストを現代のNDへ移すカバナのシートカバーは3タイプ展開

輸入車のシートカバーで知られるカバナが、マツダ「ロードスター(ND)」用の内装プログラムを展開している。本稿は、2016年に発刊された『マツダ新型ロードスターまるわかりBOOK』に収録された、カバナによる初代NAのテイストを現代のNDへと移すカスタムプログラムの取材記事を再構成したものである。2016年の東京オートサロンに出展された、馬革仕立てのワンオフ仕様の詳細を振り返る。

若い夫婦がクラシカルなマツダ ロードスターを楽しむ! 「いけんじゃね?」の精神で仕上げた愛車に迫る

(初出:マツダ新型ロードスターまるわかりBOOK/2016年発刊)

カバナがマツダ「ロードスター」用の内装プログラムを本格展開

カバナのシートカバーは、輸入車オーナーの間で先に名前が広まった。ブランドを運営するトップセレクションは、BMWミニやフィアット、ルノーといった車種向けのシートカバーで実績を積み上げてきた製造元である。そこで培った縫製とフィッティングのノウハウを、国産のライトウェイトオープンへ持ち込んだのがロードスター用のプログラムになる。

開発のキーワードは“ネオクラシック”(往年の意匠を現代の解釈で再構成する手法)だ。今も根強く支持されている初代NAの雰囲気を現代風にアレンジしつつ、純正シートの表皮を張り替えたかのようなフィット感と質感、肌触りを追い込んでいる。カバー特有の浮きやシワを嫌うオーナーにとって、この仕上がりは判断材料になる。

東京オートサロン出展のNDロードスターは馬革のワンオフ仕立て

撮影車は2016年当時の東京オートサロンに出展され、来場者の足を止めた1台である。市販されるシートカバーとは素材が異なり、馬革を用いたスペシャル仕立てとなっている。きめの細かい表情と、しっとりとした手ざわり。屋根を開けた状態で光が当たると、革の陰影がそのまま室内の表情を変える。

ボディはモスグリーンのフルラップで仕上げられた。深い緑の外装と、トフィーに近い色味でまとめた室内の組み合わせにより、1990年代の空気を現代のNDへ持ち込んでいる。デザインだけでなく座り心地まで左右する素材選びにこだわる姿勢は、市販されるシートカバーの質感にも生かされている。

タイプS・タイプC・タイプLの3タイプとカラー3パターン

市販モデルは3タイプに分かれる。PVCレザーを使った「タイプS」、スエード調とPVCレザーを組み合わせた「タイプC」、そして本革を用いた「タイプL」(一部にPVCレザーを使用)という構成である。素材の違いが、そのまま室内の表情と手ざわりの差になる。

カラーはいずれのタイプも3パターンから選べる。茶ベース(黒ステッチ)、黒ベース(赤ステッチ)、トフィー(トフィーステッチ)の3種類で、撮影車はトフィーに近い仕上がりだった。純正内装の黒一色から一歩踏み出したいオーナーに向けた選択肢になる。

シートベルトパッドやソフトトップ脇のパネルまでワンオフで製作

見どころはシートだけにとどまらない。シートベルトパッドは撮影車用に特別な素材でワンオフした特注品で、リアルレザーのシートカバーとの相性まで考えて仕立てられている。参考にしたくなるアクセサリーパーツが、あちこちに配されている。

ソフトトップの格納スペース脇にできてしまう隙間を埋めるパネルも、ワンオフによる製作である。純正部品と見紛うほどNDの内装になじんでおり、市販化を望む声が出そうな収まりだった。あらゆるパートに手を加えながら、やり過ぎた印象を残さない点に、コーディネートの意図が見える。

初代NAの記憶を持つオーナーにとっては懐かしく、NDから乗り始めたオーナーには新鮮に映る。カバナが示したのは、シートカバー1枚で室内の温度感まで変えられるという提案である。当時の取材時点では歴代ロードスター用のシートカバー展開も視野に入れており、NAやNBのオーナーにとっても他人事ではない動きとして注目されていた。

■マツダ「ロードスター(ND型)」 カスタムメニュー

シートカバー:カバナ・タイプS(PVCレザー)/タイプC(スエード調+PVCレザー)/タイプL(本革+一部PVCレザー) シートカバーカラー:茶ベース(黒ステッチ)/黒ベース(赤ステッチ)/トフィー(トフィーステッチ) 撮影車シート:馬革によるワンオフ仕立て アクセサリー:カバナ・シートベルトパッド(撮影車用ワンオフ) インテリア:ソフトトップ格納スペース脇の隙間埋めパネル(ワンオフ) ラッピング:モスグリーンのフルラップ

文:Auto Messe Web AMW編集部
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みんなのコメント

10件
  • sav********
    メッキパーツは要らないが、色遣いは良いと思う。
  • be5********
    新色のジンクグリーンよりも、このモスグリーンの方が断然イイ!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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