マクラーレンのカルロス・サインツJr.は、中団争いのライバルたちがマシン開発においてトップチームに大いに”助けられて”いるため、中団チームの争いは厳しいものになると考えている。
カタルニア・サーキットで行なわれているF1プレシーズンテストの初日、レーシングポイントのニューマシン『RP20』が注目を集めた。その姿が、メルセデスの2019年マシン『W10』に酷似していたからだ。
■レーシングポイント開発責任者「新車はメルセデスから着想得た」と認める
レーシングポイントのテクニカルチーフであるアンドリュー・グリーンは、チームがメルセデスのデザインを模倣することについて、大きなリスクがあると語った。しかしトップチームとの繋がりがない、一部の中団チームはレーシングポイントのこうした動きに眉をひそめている。
テスト初日の19日(水)、昨年コンストラクターズランキング4位となったマクラーレンに対するプレッシャーについて聞かれ、サインツJr.は次のように答えた。
「マクラーレンのような伝統のあるチームには、常にプレッシャーがかかっていると思う。マクラーレンはF1史上最高のチームのひとつであり、4位や5位を望んでいるわけではないと分かっている」
「でも、マクラーレンは新しいプロジェクトにおいてまだ非常に早い段階にあると認識している。再びトップの座を争うことを中長期的な目標としているんだ」
サインツJr.は、前述のレーシングポイントやレッドブルの姉妹チームであるアルファタウリの存在によって、中団争いがより厳しいものになると考えているようだ。
「現時点で、中団争いについてコメントするのはとても難しい。いくつかのチームは、ビッグチームから多大な助けを得ているのが分かるだろう。彼らが昨年のレッドブルやメルセデスに似たマシンを持ってくるんだ。そうなるとマクラーレンが大きな前進を果たすのは非常に困難だ」
「でも、僕たちには他の人たちが何をしているかは関係ない。自分たちに何ができるか、なんだ。今は自分たちのことだけに集中し、周回を重ねて進歩を続ける」
「すでに昨年よりも、クルマのフィーリングは良くなっている。僕たちにできるのはそれだけだ。他の人が何をしているかは考えない」
マクラーレンはルノーとカスタマー契約を結んでパワーユニットの供給を受けているが、両者の間に技術的な関係はない。
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