アレクサンダー・アルボン(レッドブル)とニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)のマシンは予選後にギヤボックスを交換したため、F1ロシアGP決勝で5グリッドペナルティを受ける。そのため、アルボンは15番グリッド、ラティフィは20番グリッドからのスタートとなる。
FIAのテクニカル・デリゲートであるジョー・バウアーは、土曜日の夜にレッドブルとウイリアムズがギヤボックス交換を要請したと、レース前のレポートで認めた。
「ギヤボックスは、関係チームからの書面による要請(2020年9月26日19時25分に要請)を受け、FIA技術代表の承認を得て交換されたもので、これは2020年F1スポーツ規則第34.2条に基づく」
チームは各車のギヤボックスを6イベント連続で使用することを義務付けられているが、ドライバーが前のイベントを完走できなかった場合は、新しいギヤボックスを導入することが許されている。
予選ではチームメイトのマックス・フェルスタッペンより1秒以上タイムが遅く、困惑していたアルボンにとって、このペナルティはさらなる痛手となるだろう。
アルボンのペナルティにより、シャルル・ルクレール(フェラーリ)とダニール・クビアト(アルファタウリ)、ランス・ストロール(レーシングポイント)、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)のグリッドがひとつずつ繰り上がっている。
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