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トヨタの斬新“小さな高級車”「ブレイドマスター」が凄かった! 全長4.2mボディに「3.5リッターV6」×「レーダークルーズ」採用! まさに「ミニクラウン」な“隠れ名車”とは

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トヨタの斬新“小さな高級車”「ブレイドマスター」が凄かった! 全長4.2mボディに「3.5リッターV6」×「レーダークルーズ」採用! まさに「ミニクラウン」な“隠れ名車”とは

■「カローラ」級ボディに「3.5リッターV6」と「レーダークルーズ」も

 コンパクトハッチバックは、都市部でも取り回しやすい小さなボディに経済的なエンジンを搭載し、普段遣いに最適ですが、内外装の仕立ては比較的質素な傾向にあります。
 
 しかし、なかには小さい車体に大きな排気量のエンジンを搭載し、内装も非常に豪華に仕立てたモデルもあります。それがトヨタ「ブレイド」です。

【画像】超カッコイイ! これがトヨタの「小さな高級コンパクト」です! 画像で見る(27枚)

 ブレイドは2006年12月に登場した5ドアコンパクトハッチバックです。「洒落た大人の高級ハッチバック」を開発テーマに、先進的なデザインや上級セダン並みの安全・快適装備、ゆとりある走行性能を確保し、トヨタブランドの最上級ハッチバックとして展開。

 ベース車は同年に登場し、トヨタの再量販モデル「カローラ」の欧州向けモデルかつ派生タイプの「オーリス」。欧州での販売を見据えて足回りや高速安定性が向上されており、これにブレイド独自の高級感が合わさっています。

 ボディサイズは全長4260mm×全幅1760mm×全高1505-1515mm、ホイールベースは2600mm。全長はコンパクトながら、当時のコンパクトカーとしては珍しい3ナンバーサイズを持ち、堂々たる存在感をもっています。

 エクステリアは、多彩な表情を見せる抑揚のあるデザインに、奥行きと厚みをもたせたメッキのフロントグリル、同世代の「クラウン」をほうふつとさせるL字型ヘッドライトを備え、上級モデルらしい押し出しの強さを演出。

 ボディサイドのドアモールにはメッキのアクセントをあしらい、さらにテールランプもクリアタイプとするなど、親しみやすいオーリスとは全く違った印象となっています。

 インテリアも同様で、おしゃれな天井イルミネーションやスエード調表皮を施したインパネ、座り心地や触感にもこだわった専用シートなどを採用。

 最上級モデルではシート表皮にアルカンターラと本革という、コンパクトカーでは異例の豪華さとなっており、ステアリングにもトヨタブランド最高級素材を用いた本革巻き4本スポークステアリングを装着。所有する喜びも満たす仕立てとなっています。

 足回りやボディは先出の通り、欧州風味の味付けとなっていたオーリスをベースに、乗り心地と操縦安定性に配慮したダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用。

 さらに、4輪大型ディスクブレーキや、各所の吸・静音材、制振材を配すことで、上級セダン並みの快適性と走行性能を実現しました。

 パワートレインは、167馬力を発揮する2.4リッター4気筒エンジンとCVTを採用。駆動方式はFFと4WDを設定します。

 そして2007年8月、トヨタはブレイドに追加モデル「マスター」を設定。これは、280馬力と344Nmを発揮する高性能3.5リッターV型6気筒エンジンと6速ATを搭載する最上級モデルです。

 当時のクラウンでも、パフォーマンスを追求したスポーツモデル「クラウンアスリート」に採用されたエンジンで、わずか1470kgの車体を軽々しく加速させ、欧州のハイパフォーマンスモデル以上とも言われる加速力を発揮しました。

 また、専用サスペンションや16インチ径のディスクブレーキを採用するなど、搭載エンジンに合わせて体幹も強化されていたのです。

 さらに、当時としては非常に画期的な最先端装備だった「レーダークルーズコントロール」と「ミリ波レーダー方式プリクラッシュセーフティシステム」をトップモデルの「マスターG」に装備。名実ともにまごうことなき最上級のハッチバックになっていました。

 2008年の改良では、さらに高級感を増した「バージョンL」を新設定。フル本革シートやインパネ、ドアトリムなどにも本革をあしらい、専用のクロームホイールやヘッドライト、専用エンブレムを採用し、さらに格の違いを見せつけたモデルとなっています。

 ブレイドマスターG バージョンLの価格は342万3000円。通常のブレイドが224万7000円から298万2000円で、当時のクラウンのベースモデル「クラウンロイヤルサルーン」が368万円だったことを考えると、非常に強気の値段設定です。

 こだわりの強さは欧州の数あるプレミアムコンパクトカー以上とも言える、異例づくしのプレミアムハッチバック ブレイドですが、販売面は少々苦戦。2012年4月に生産を終え、6年に満たないモデルライフを閉じ、後継モデルは登場しませんでした。

 しかし、登場から18年以上が経過した現在、新型車はターボ化とともにダウンサイジングが進み、コンパクトカーでは3気筒エンジンが主流になっています。

 そんななか、V6エンジンの滑らかなフィーリングや大トルクの余裕を欲しがる人も多いようで、中古車市場では徐々に高騰中。特にブレイドマスターは値上がりが早く、今後は貴重な1台になるかもしれません。

文:くるまのニュース くるまのニュース編集部

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みんなのコメント

7件
  • kmq********
    3.5Lはバランスに難あり
    クルマ自体は、オーリスも含めて好きだった
    極上があれば買う
  • あごうし
    今のトヨタが造れば面白い車になっただろうが、あの時期はダメ車連発してたからなぁ…
    ブレイドマスター乗ってたが、足回りも車体もチープで直線番長なだけだった。その直線も、本当に280PS出てるのか怪しいエンジンだったから本当微妙…
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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