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BMW 5シリーズがマイナーチェンジ! セダン、ツーリングともに2020年夏に市場導入予定

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BMW 5シリーズがマイナーチェンジ! セダン、ツーリングともに2020年夏に市場導入予定

BMW 5 series

BMW 5シリーズ

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内燃機関はすべてマイルドハイブリッドに

BMWは2020年5月27日、5シリーズ セダン(G30)及びツーリング(G31)のマイナーチェンジモデルを発表した。販売は2020年7月より順次スタートする模様。

改良新型5シリーズのパワートレインは、プラグインハイブリッド、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンをラインナップ。4気筒、6気筒を取り揃える内燃機関モデルはすべて48Vのスターター兼ジェネレーターを装備したマイルドハイブリッドとなる。

プラグインハイブリッドモデルは2種類を設定

プラグインハイブリッドモデルは、2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジンを搭載する「530e」、3.0リッター直列6気筒ガソリンエンジンをベースにする「545e」を用意。545eはセダンのみの設定となり、導入は2020年11月にずれ込む模様。

530eはセダン、ツーリングともに標準のFRに加えて4輪駆動のxDriveもラインナップ。エンジン単体の最高出力は184hp/5000-6500rpm、最大トルクが300Nm/1350-4000rpm。そこに最高出力109hp/最大トルク265Nmを発生するモーターを組み合わせることで、システム最高出力は292hp、同じく最大トルクは420Nmに達する。

0-100km/h加速はセダンが5.9秒、ツーリングが6.1秒。モーターのみでの航続距離はセダンが62~67km、ツーリングが58~62kmで、いずれも4輪駆動の場合は数km短くなる。

最高速度はセダンが235km/h、ツーリングが225km/hで、モーターのみの走行でも140km/hまで加速できる。

ガソリンモデルの最上位はV8を積んだM550i

ガソリンエンジンモデルは2.0リッター直列4気筒のエントリーグレード「520i」、出力違いの「530i」、3.0リッター直列6気筒の「540i」、そして4.4リッターV8を積んだハイパフォーマンスセダン「M550i」を取り揃える。

M550iを除き、すべての内燃機関モデルはマイルドハイブリッド仕様となるが、純粋なV8のみが叩き出すパフォーマンスは他を圧倒する。520iに対するM550iの性能数値を比較すると、最高出力184hp/5000-6500rpmに対して530hp/5500-6500rpm、最大トルク290Nm/1350-4250rpmに対して750Nm/1800-4600rpm。0-100km/h加速は7.9秒に対し、M550iは実に3.8秒の俊足を誇る。圧倒的なパワーを4輪に余すことなく伝えるべく、M550iはxDriveのみの設定となる。

0-100km/h加速5秒を切る足自慢ディーゼル

ディーゼルモデルは2.0リッター直列4気筒の「520d」、3.0リッター直列6気筒の「530d」、出力違いの「540d」というラインナップで、「540d」はxDriveのみの設定となる。

ディーゼルのトップレンジとなる「540d」は最高出力340hp/4400rpm、最大トルク700Nm/1750-2250rpmという力強さで、0-100km/h加速もセダン4.6秒、ツーリング4.8秒という足自慢だ。

トランスミッションは、すべてのモデルにステップトロニック機構付きの8速ATを組み合わせる。

最大12.3インチの大型ディスプレイを設置

デザイン面では、立体的な意匠に刷新されたシングルピースのキドニーグリルや、最新デザインの18~20インチのホイール、L型のグラフィックを採用したヘッドライトなどを採用。ボディカラーにも4種類の新色を設定した。

フルデジタル化したコクピットは、ダッシュボード中央に最大12.3インチのコントロールディスプレイを設置。最新OS「オペレーティングシステム 7.0」を搭載しており、AIを活用した自然対話式音声認識機能やジェスチャーコントロールなど、ドライバーからのリクエストを様々な形で受け止める。

セダンはマグナシュタイヤーでも生産

運転支援機能も最新世代にアップデートしており、車線復帰アシスト機能付きステアリングや、直前に走った50mの軌道をそのまま後退できる機能、車線変更アシスタント機構及びナビゲーションと連動し、設定した目的地への導線に配慮して車線変更を促す「アクティブ ナビゲーション」も用意している。

5シリーズは個人所有からビジネスユースまで幅広い需要を誇るBMWの中核モデル。現行モデルはセダン、ツーリング合わせて60万台以上を世界中で販売している。

改良新型5シリーズはディンゴルフィング工場に加え、セダンはオーストリア・グラーツのマグナシュタイヤーでも生産される。中国市場向けにはロングホイールベース仕様も設定し、合弁企業である華晨BMW(BMW Brilliance Automotive)の大東(Dadong)工場で生産を行なうという。

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みんなのコメント

6件
  • Eクラスとほぼ同時期のフェイスリフトですが、
    Eクラスのような前期ユーザーをがっかりさせない、
    現行デザインを熟成させてくるところはBMWらしい。
    7シリーズのようなフェイスリフトじゃなくてよかった。
  • 頼むからこのインパネはやめてくれ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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