メルセデスが、F1モナコGPのリザルトについての再審査請求をFIAに提出したことが分かった。モナコでは複数のドライバーにピットレーン速度違反のペナルティが科されたが、測定方法に不備があったとして、アルピーヌがピエール・ガスリーのペナルティについて再審査請求を提出し、ペナルティを撤回させることに成功した。
アルピーヌの申請による再審査によって、モナコでピットレーンの速度測定が正しく行われていなかったことが明らかにされた。速度計算の際に用いられた距離が適切でなかったために、ドライバーが時速60kmの制限を超えていなかったにもかかわらず、誤って速度違反と判定されたのだ。
ガスリー3位復帰でポイントを失ったレッドブルとマクラーレン、ペナルティ取り消し裁定に対し控訴の意思を表明
ガスリーは違反を2回取られ、ペナルティで合計10秒が加算されて、3位から7位に降格された。しかし再審査によりペナルティが撤回されて、3位に復帰。それに伴い、複数のドライバーがポジションを落とす結果になった。
他に同様のペナルティを受けたドライバーが複数いたものの、ガスリーと異なり、レース中にペナルティを消化していたため、それを後から取り消すことは簡単ではない。
しかし、メルセデスは、ラッセルのペナルティについて、再審査請求を行うことを決めた。ラッセルはピットレーン速度違反のペナルティを受けたが、チームがそれを適切に消化しなかったため、新たにドライブスルーペナルティを科された。そのため、3番手を走っていたラッセルは12位に順位を落とし、ノーポイントに終わった。
チーム代表のトト・ウォルフは、バルセロナで次のように語った。
「我々は再審査請求を行った。なぜなら、意思決定が行われる際の議論の場に加わりたいからだ」
再審査請求を行うとまず、再審査実施のための条件を満たす証拠があるかどうかの審査が行われる。当初の裁定時に知られていなかった新たな重要な証拠がなければ、再審査自体が行われない。ウォルフは、自分たちの試みが成功する可能性は低いと認めている。
一方、マクラーレンとレッドブルは、ガスリーのペナルティを取り消したスチュワードの裁定に対して控訴する意向を表明した。実際に控訴手続きに進むかどうかはまもなく確定される。
レッドブルのアイザック・ハジャーは当初3位とされて表彰式にも出席したが、ガスリーのペナルティ取り消しで4位に降格された。また、マクラーレンのオスカー・ピアストリは、ピットレーン速度違反で5秒のペナルティを受け、それをレース中に消化。さらにガスリーのペナルティ取り消しによって、4位から5位にポジションを落とされた。
[オートスポーツweb 2026年06月16日]
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みんなのコメント
レース後審議ってなんだよ。レース終わってもモヤモヤするやろ。
コレじゃあ次々と異議が出て、収集つかなくなるに決まってるよ。
最悪は、ノーコンテストか、再レースになってしまうケースだわ。