中古車購入ガイド [2026.07.18 UP]
贅沢な時間を堪能できるプレミアムSUV、トヨタ ハリアー(80系)中古車購入ガイド
ここ最近のクルマ選びのトレンドといえば、価格よりも満足感が重視されている。ちょっと高めのクルマでも、それに見合った価値を提供してくれるクルマは人気が高い。そういう観点でいえばトヨタ ハリアーはベストチョイス。グーネット掲載台数が豊富なことも魅力のひとつ。今回は、2020年に発売された4代目ハリアーの魅力を紹介しつつ、最新の中古車動向をお伝えしよう。
トヨタ ハリアーってどんなクルマ?
1997年12月に発売されたプレミアムSUVがトヨタ ハリアー。それ以前の大型SUVといえばオフロード性能を重視したクロスカントリーが中心だった。そんななか、ハリアーは乗用車のプラットフォームをベースとした高級クロスオーバーとして登場。優雅な佇まいと快適な乗り心地は、新しいジャンルを築き上げた。その後フルモデルチェンジを重ね、2020年6月に4代目がデビュー。エクステリアは、精悍かつシャープな印象を際立たせたフロントデザインを採用。スポーツカーのように張り出したホイールハウスなど、躍動感のあるスタイルとなったのが特徴だ。ボディは、全長4740mm、全幅1855mm、全高1660mmと先代と比べて若干のサイズアップ。プラットフォームは、TNGA(GA-K)を採用。高剛性化と低重心化を図り、運転の楽しさと乗り心地を両立している。
センターコンソールは、馬の鞍をイメージしたデザイン。それを挟み込むかのようなインパネ、そこから左右のドアトリムにかけて広がるインテリアは、包まれ感を与えてくれる。また、触り心地にもこだわったレザー調素材や曲木に着想を得たウッド調加飾はラグジュアリーな室内を演出。さらに、トヨタとして初となる調光パノラマルーフを採用。調光時には、障子越しのような柔らかな光が差し込む。ゆとりのあるボディサイズのおかげで室内はゆったりくつろげるスペースを確保。プレミアムSUVらしい満足感を与えてくれる。
パワートレインは、2.0L ガソリン(M20A-FKS)+CVT、2.5L ハイブリッド(A25A-FXS)の2機種を設定。ガソリン車はWLTCモード燃費で15.4km/L(2WD)、ハイブリッド車は22.3km/L(2WD)を達成している。サスペンションは、フロントがマクファーソンストラット、リアがダブルウィッシュボーンを採用。前後のサスペンションジオメトリーを最適化することで、優れた操縦安定性や乗り心地を確保している。安全装備ではトヨタセーフティセンスを全車標準装備。トヨタ初となるデジタルインナーミラー(前後方録画機能付き)を採用し、走行中の映像をSDカードに記録することもできる。T-Connect SD ナビゲーションは、12.3 インチTFT タッチワイドディスプレイを採用し、視認性や使い勝手も高められた。また、2022年9月にはPHEVも追加されている。
トヨタ ハリアー(80系)概要 ・発表年月:2020年6月
・全長:4740mm(2020年6月)
・全幅:1855mm(2020年6月)
・全高:1660mm(2020年6月)
・WLTCモード 22.3km/L(ハイブリッド・2020年6月)
データで読み解くトヨタ ハリアー(80系)
2026年7月現在、ハリアー(80系)の中古車価格帯と中古車平均価格は次のとおりとなっている。
新車価格帯:299万円~504万円(2020年6月発表時)
中古車価格帯:220万円~500万円
中古車平均価格:340万円(ガソリン)/384万円(ハイブリッド)
グーネット掲載台数:約4300台
2026年7月現在、発売から6年目を迎える現行型ハリアー(80系)。ハリアーは過去を振り返っても中古車が値崩れしにくく、高値をキープしがち。そして現行型もそれは同じで中古車相場は高め。発売当時の新車価格は299万円~504万円だったが、現在の中古車価格帯は220万円~500万円と値下がりの幅は渋い。中古車平均価格はガソリン車で340万円、ハイブリッド車で384万円となっている。とはいえ、掲載台数は4300台と豊富にあるので探しやすいというメリットもある。当面のあいだこの状況は続くと思われるので、ほしい時が買い時といえそうだ。
なお、中古車平均価格と掲載台数の推移(過去2年間)は次のようになっている。
過去2年間の中古車平均価格および掲載台数の推移(ガソリン車のみ)。平均価格は2025年3月から下降傾向にある一方、掲載台数は2024年11月から2025年7月にかけて1000台以上も増えている。現在の中古車平均価格はやや上がっているが、概ね340万円で推移している。
グレード別中古車物件比率
ハリアー(80系)のグレード構成はシンプル。まずパワートレインはガソリン車とハイブリッド車、さらに遅れて追加されたPHEVに大別できる。それぞれ下から「S」、「G」、「Z」という3つのグレードで展開。さらに「G」と「Z」には本革シートを採用する「レザーパッケージ」も選択可能となっている。さらに各グレードで2WD/4WDが選べるので、バリエーションは豊富。
まず最も基本的なグレード「S」は、ホイールがシンプルなシルバー塗装となっており、切削光輝などの処理はされていない。シートもファブリック生地になり、電動ランバーサポートなどの装備も省かれている。「G」と「Z」はファブリック+合成皮革シートを標準装備するが、レザーパッケージを選べば本革シートが与えられる。最上級の「Z」には高輝度シルバー塗装の19インチホイール、LED杯マウントストップランプ、ピアノブラック塗装リアルーフスポイラーなどが装備され、より豪華なエクステリアとなっている。
グレード概要S基本装備を充実させたベーシックグレードGファブリック+合成皮革シートの中間グレードZ高輝度シルバー塗装ホイールを装着する最上級グレード
ガソリン車、ハイブリッド車のみ。
グレード別の中古車台数の比率をみると、最も豊富なのが最上級グレード「Z」系。ガソリン車が35%、ハイブリッド車が34%で合計でおよそ7割を占めている。その次が「G」系が続き、エントリーグレードの「S」系は非常に少ない。パワートレイン別にみると、ガソリン車のほうがやや多い。中古車としてねらうなら、より豪華な内外装かつ低燃費な走りを実現した「ハイブリッドZ」がねらい目。
走行距離別中古車物件比率
走行距離別にみると、上のようなグラフになる。3万km未満が42%と最も多いが、1万km未満はごくわずか。走行距離は2万~3万km程度の中古車がボリュームゾーンとなっている。次いで3万~5万kmの36%と続き、走行距離が伸びるほど割合が少ない。発売から6年が経過するが、まだ現行モデルということもあり低走行車が豊富に揃っている。
年式別中古車物件比率
2020年6月に発売されたハリアーの歴史を振り返ってみよう。2022年9月にはPHEVを追加。2025年6月には一部改良が行われ「トヨタセーフティセンス」の機能を強化。安全性能をさらに高めている。
2020年6月:フルモデルチェンジ
2022年9月:プラグインハイブリッドを追加
2025年6月:一部改良
発売から6年が経過するが、内外装の大幅なリニューアルを伴うマイナーチェンジはまだ行われていない。メカニズムも発売時から大きな変更点はなく、どの年式を買っても同じ。中古車の年式別比率は発売翌年の2021年式が最も豊富で34%。次いで2023年式が多い状況。高年式は中古車平均価格もグッと上がるので、いま中古車として購入するなら2021年式辺りがねらい目。
まとめ:ねらい目のグレードや年式は?
おすすめ年式👉2021年式
おすすめグレード👉ハイブリッドZ
人気モデルゆえ、高値をキープしている現行型ハリアー(80系)。しかしリセール時の残存価値を考慮するなら購入は十分検討の余地がある。そういう視点でみるなら、ねらい目のモデルは上級グレード「ハイブリッドZ」。内外装に専用加飾が付き、リセール価格にも期待ができる。もちろん、リッチな見た目は高い満足感を与えてくれる。年式はボリュームが多い2021年式がおすすめ。今後しばらく大幅な値下がりが期待できないゆえ、クルマとしての鮮度が高い今が買い時なのかもしれない。
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みんなのコメント
今も乗ってるが色選びで後悔しながら2年乗ってるでな。
ただただ馬鹿みたいに割高なだけ
それでハズレ掴んだら目も当てれんわ