■流麗なクーペボディに400馬力「ボクサー6」搭載
今年2025年10月には、「ジャパンモビリティショー2025」が開催予定です。2023年回では新時代のスポーツコンセプトが多数登場したことから、次回も大いに期待されます。
【画像】超カッコいい! これがスバルの「“400馬力”クーペ」です! 画像で見る(10枚以上)
いっぽう、これまで国内外で開催されてきたモーターショーでは、市販が期待されたものの販売に至らなかったものもあります。そのひとつがスバル「B11S」です。
B11Sは2003年のスイス「ジュネーブモーターショー」で世界初公開された4ドアタイプのスポーツカーです。
公開当時スバルは「グラン ユーティリティ ツーリスモ」という新ジャンルに当たるとし、「スポーティな走り、快適性、機能性、そして美しさを追求した」といいます。
ボディサイズは、全長4785mm×全幅1935mm×全高1370mmで、ホイールベースは2800mmです。
ボディは従来のスバル車にはない非常に流麗なクーペスタイルですが、リアドアを持つ4ドアとしたことで、日常使いでの利便性も確保しています。
フロントは、飛行機のジェットエンジンや翼の広がりを表現したという斬新な「スプレッドウィングスグリル」を採用。スバル(当時は富士重工業)前身である中島飛行機から、現在まで続くスバルの歴史を感じさせ、堂々とした存在感を感じます。
ボディサイドはホイールアーチを強調させたスタイルや、ボディ中程に設けられたシルバーのアクセントが安定感を与えます。ロッカーパネルはシルバーで、フロントフェイス下部のシルバー加飾と相まって、アクティブな印象ももたせています。
また、ドアは非常に斬新な観音開きタイプを採用。Bピラーはなく、後席への乗降性を確保したことに加え、デザイン面でも制約がなくなり、流麗なフォルムの実現に役立っています。
いっぽうでリアは非常にシンプルなスタイリングで、長く伸びたテールランプや左右2本出しのマフラーが備わる程度。クーペらしい上質さを表現しています。
インテリアは、「スバルブルー」のカラーを全面にあしらい、エクステリアとは対照的なアバンギャルドな仕立てです。これに日本的な繊細な加飾を組み合わせ、派手ながらも芸術品のような美しさも両立。リアシートは背もたれが可倒式で荷物の積載も可能です。
なおルーフはスモークのガラスルーフを採用しており、インテリアにやわらかな光が差し込みます。またこのデザインは和傘から着想を得たものだといいます。
パワートレインは、最高出力399馬力・最大トルク550Nmを発揮する3リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載。非常に高出力ながら、低中速域の扱いやすさが追求され、GTカーのようにゆったりとした走りも実現しています。
組み合わされるトランスミッションは5速ATで、駆動方式はスバル独自の「シンメトリカルAWD」を採用。
なお、駆動力配分は前35%・後輪65%を基本としており、高いハンドリングを実現。滑りやすい路面ではトルクを自動配分するトルクベクタリング機構を採用。当時としては実に画期的でした。
そんなB11Sでしたが、「アルシオーネ」やその後継である「アルシオーネSUV」のような、新たなGTパーソナルクーペの登場を期待させたものの、残念ながら市販化には至っていません。
ただし、大きな特徴であったスプレッドウィングスグリルは、スバルの軽自動車「R2」を皮切りに、「インプレッサ」や「トライベッカ」などに採用され、スバルの新世代デザインの一時代を築いています。
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