■手が届きやすい価格でレジャーに最適なクルマ
もうすぐ元号が「平成」から「令和」へと変わりますが、それにともない2019年のゴールデンウィークは未曾有の10連休になりました。この機会に観光地へのドライブを計画している人も多いのではないでしょうか。
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昨今では運転支援システムも進化して、高速道路を利用した移動ではドライバーの疲労もかなり軽減されるようになってきましたが、やはり休憩は大切です。
疲れた時に横になれたり、目的地でもくつろげる時間があったら嬉しいものです。また、アウトドアレジャー用品などを載せることも多いかもしれません。
そこで、これからの季節、長距離ドライブの休憩や車中泊にも使えるフラットなシートアレンジが可能な100万円台のミニバン5台をピックアップして紹介します。
●トヨタ「シエンタ」
トヨタ「シエンタ」は、街乗りに適したコンパクトなボディに後席両側スライドドア、3列シートで7名乗車も可能なミニバンとして人気です。
2015年に登場した2代目は、初代より全長やホイールベースを延長し、5ナンバーサイズながらも広い室内となっています。
現行のシエンタは2列シート車も選ぶことができ、シートアレンジで「フラットラゲージモード」にしてしまえば、後席スペースを最大限に活用した大空間が利用できるので車中泊も可能です。
3列シート車も「フラットラゲージモード」時には1430mmの荷室長になりますので、ちょっとした休憩時には足を伸ばせます。
2列シートの「FUNBASE X」(2WD)の価格は177万6600円(消費税込、以下同様)。JC08モードで20.2km/Lの燃費も、遠出には嬉しいところです。
●ホンダ「フリード」
トヨタ「シエンタ」同様に市街地での取り回しが楽なボディサイズのホンダ「フリード」ですが、2016年から販売している2代目は、先代よりも全長を伸ばしたことで、さらにゆとりある室内空間を実現しています。
フリードの魅力でもある多彩なシートアレンジは、1列目のヘッドレストを外して2列目とフラットにすることや、2列目のヘッドレストを外して3列目とフラットにすることが可能なだけでなく、1列目を前方に倒して2列目と3列目を畳む「おやすみモード」にすれば、2人で並んでリラックスできる空間が広がります。
ベーシックグレードの「B」(2WD)は188万円、JC08モード燃費は19.0km/Lです。スキーやスノーボードなどのウインタースポーツを楽しみたい方には、100万円台ではなくなってしまいますが、「B」4WD車の209万6000円も魅力的な価格です。
●日産「NV200バネット」
働くクルマの印象が強い日産「NV200バネット」は、シンプルなサスペンション構造でホイールハウスの張り出しを抑制するなど、「幅」と「低さ」を突き詰めた積載性がアピールポイントになっています。
その積載スペースは、シンプルな操作でコンパクトに折りたためるセカンドシートを格納すると、1間サイズの合板が床上に積み込めるように計算されていて、さまざまなレジャー用品を積み込んだり、フラットな広い空間でゴロっと横になることが可能です。
NV200バネットの価格は、乗用登録のワゴン「16X-2R」(JC08モード燃費13.2km/L)が193万7520円。貨物車登録のバンならJC08モード燃費14.0km/Lのバン「DX」(JC08モード燃費14.0km/L)の5MT車で176万5800円、4AT車は183万1680円です。
広い荷室空間優先で5名乗車の必要はないと割り切ってしまえば2名乗車の「DX」5速MT車は173万4480円ですので、カスタムベースにするのも楽しいかもしれません。
■人気のコンパクト・ハイトワゴンもくつろぎ空間がアレンジ可能
●スズキ「ソリオ」
スズキ「ソリオ」は小回りのきくコンパクトボディにも関わらず、ハイトワゴントップの室内長を誇る広々とした室内で好評を博しています。
後席両側スライドドアからドライバーが入って後席に荷物を置いて、センターウォークスルーで運転席に乗り込むことも可能な、使い勝手が良いのも特徴です。
自由さにこだわった多彩なシートアレンジは、フロントシートのヘッドレストを外せば、完全なフラットではないですがソリオの特長である室内長を活かしてリアシートと合わせた広い空間を生み出すことができ、長距離ドライブの休憩時に足を伸ばしてリラックスすることも可能です。
JC08モード燃費27.8km/Lを実現するマイルドハイブリッドの「HYBRID MX」は、2WD車の価格が170万3160円、JC08モード燃費23.8km/Lの4WD車でも182万9520円ですので、ニーズに合わせた選択ができます。
●トヨタ「タンク/ルーミー」
トヨタ「タンク/ルーミー」は2016年に発売されたコンパクト・ハイトワゴンで、ダイハツ「トール」をベースにOEM供給されているモデルです。
「日本自動車販売協会連合会」が公開している、2018年累計「乗用車ブランド通称名別順位」でルーミーが10位、タンクが13位となるなど、人気のあるワゴンです。ちなみに合算すると1位の日産「ノート」を上回ります。
全長3700mm(カスタムは3750mm)、全幅1670mm、全高1735mmのコンパクトなボディながらも、フロントシートを倒し、さらに70度リクライニング可能な後席も倒せば、ゆったりくつろげる「フルフラットモード」のシートアレンジが可能です。
JC08モード燃費で24.6km/Lで最高出力69馬力の1リッター直列3気筒エンジン搭載のベーシックグレード「X」(2WD)の価格は146万3400円、JC08モード燃費22.0km/Lの4WD車が163万6200円です。
98馬力を発揮するパワフルなターボエンジン搭載し、JC08モード燃費21.8km/Lのトップグレード「カスタムG-T」(2WD)でも196万5600円と、手が届きやすい価格となっています。
なお、タンク/ルーミーの価格、グレード展開は同一です。
※ ※ ※
コンパクトなミニバン、ワゴンであっても、シートアレンジ次第でゆったりとくつろぐことができる空間が生み出せますので、これからのレジャーシーズンに向けてクルマの購入を検討している方は、販売店にシートアレンジや空間を確認しに行くのもよいでしょう。
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