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ポールスタートの24号車リアライズ Z、決勝は雨に完敗。平手晃平「根本的に何かが間違っていると思うレベル」

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ポールスタートの24号車リアライズ Z、決勝は雨に完敗。平手晃平「根本的に何かが間違っていると思うレベル」

 前回のスーパーGT第3戦鈴鹿に続いて、2戦連続で予選トップタイムをマークして(第3戦では予選失格)、今回の第4戦富士ではポールポジションからスタートした24号車リアライズコーポレーションADVAN Z。レースでも優勝候補の最右翼とみなされていたが、決勝はウエットコンディションとなり、すべての歯車が狂ってしまった。

 スタート直前の雨によって、ウエットコンディションとなり、全車レインタイヤを装着してセーフティカー先導で3周目からレースがスタート、ヨコハマタイヤを履く24号車は1周目はトップを守ったものの、翌4周目にはトップの座をミシュランを装着する3号車Niterra MOTUL Zに明け渡してしまう展開となった。

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 GT500のヨコハマタイヤ陣営は、今期より新しいパターンを採用した新型のウエットタイヤを導入していた。その新型ウエットを装着して24号車のスタートを担当した佐々木大樹が振り返る。

「スタートはウォームアップが良くて、普通に1周目をトップで帰って来ることができて、そのまま行けるのかなと思っていたのですけど、すぐにタイヤがタレてしまった。そしてすぐに3号車に抜かれてしまって、そこからもう舵が効かない状態になってしまいました」

 11周目にピットインしてドライタイヤに交換した24号車だったが、順位は12番手まで下げてしまった。そこから8番手まで順位を上げた58周目にピットイン。佐々木から平手晃平にドライバーを交代した。

 平手は7番手に順位を上げて走行するも、68周目のGT300車両の火災による赤旗中断中に降り始めた雨により、ペースを大きく変えてしまうことになった。

「ドライで走っていた時は悪い感じはなかったですね。ドライだったら、本当にクルマもタイヤもトップを争う力があるので全然心配していなかったのですけど……。3月の富士での合同テストの時も雨だったのですけど、あの時はウエットでロングランも速かったですし、ミシュランと同じレベルのところにいられたので、雨でも富士には期待はありました」

「今回持ち込んでいるウエットタイヤが夏用のコンパウンドで、3月の時の冬用のコンパウンドから『このくらいで夏用に合うだろう』と持ち込んで来たのですけど、テストができていない。いろいろ考えて持ち込んできてくれたと思うのですけど、根本的に何かが間違っていると思うくらいのレベルで、びっくりするくらい瞬殺でグリップが終わってしまった。乗り始めて1~2周でNSXを2台抜くくらい温まりが良かったと思ったら、そこで力尽きてしまいました」

 赤旗後、72周目には100号車STANLEY NSX-GTと17号車Astemo NSX-GTの前に出た平手、しかし、そこから徐々に順位を下げ、82周目には12番手となってしまった。

「熱ダレというかオーバーヒートしてきて、表面が剥がれてしまいました。最終コーナーで1速まで落としているのに、アウトの芝の上まで行ってしまいそうなくらい、曲がらない状態でした。まだ路面も濡れていたのでドライタイヤにも変えられず、ピットからも『耐えて、耐えて』『ブローしないように』と言われていたのですけど、とにかくグリップが効かなくてどうしようもなかった。ちょっと、悲しかったです」と振り返る。

 24号車は結局10位でフィニッシュ。今回の富士では優勝候補の最右翼だったことに加え、期待していた今期導入した新しいトレッドパターンの夏用ウエットタイヤの手応えがよくなかったことが、ドライバーふたりの落胆を大きくさせた。

「泣きたいくらい悔しいです。今回、ひさびさに1年ぶりに家族がレースを見にきてくれていて、今日ポールからスタートするので、ドライだったら結構、いいレースを見せられたんじゃないかなと思っていたので……こんなに悔しいというか、何もできなかったレースを見せてしまって、申し訳ないなと。残念でしかないですね」と平手。

 佐々木大樹も、今回のレース内容に大きく肩を落とす。

「一番の問題はピットのタイミング。ウエットタイヤのグリップの落ちが早すぎて、早めにピットに入らなければいけなくなったことで、その後の戦略も厳しくなりましたし、ピットストップでも前にクルマがいたのでプッシュバックで5秒くらいロスしたり、すべてがうまく行かない形になりました。タイヤのウォームアップでもまだ弱い部分があるので、今の自分たちの弱点をモロに突かれてしまったレースかなと思います」

 予選日のポールからスタートしたにもかかわらず、24号車にとってはまさに天国から地獄状態になってしまった。次の第5戦は前回、トップタイムをマークしながら予選失格で悔しい思いをした鈴鹿サーキット。実質、3戦連続のポールを狙うとともに、改めてのリベンジに24号車のふたりが挑む。


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