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ローレルにブルーバード、時代を築きつつも消えた日産の名車たち【懐かしのカーカタログ】

今回取り上げるのは、今はもうなくなってしまった車名の日産車。その中でも各車の歴代モデル中、存在感があったモデルを選んだ。いい時代のいいクルマたちだった。

◆ブルーバード(3代目・510型/1967~73年)

『ブルーバード』と聞いてまず思い浮かぶのが「510型」……そんな方も多いのではないだろうか。イラスト仕立ての風情が味を出す写真のカタログにも「あの“サファリ性能”」とあるとおり、1970年のいわゆるサファリ・ラリーでは総合/チーム優勝も達成。4輪独立サスペンション、3角窓を無くしたクリーンなスタイル、高性能版SSSなどが特徴。4&2ドアセダンのほかクーペ、エステートワゴンも用意した。

◆サニー(2代目・B110型/1970~73年)

写真は2代目のカタログ。ライバル車『カローラ』(1100ccだった)に対抗すべく1200ccに排気量を上げたモデルで、おなじみのCMのフレーズ「となりのクルマが小さく見える」も載っている。“安全対策”をまとめたページには、2系統式ヘッドランプ、4段階小説式ヘッドレスト、可動式バックミラー、埋め込み式インサイドドアハンドル等の紹介も。

◆チェリー(初代・E10型/1970~74年)

1970年といえば大阪万博が開催された年だが、そんな話題の中で登場。確か新聞広告で“瞳(=サイドウインドゥのグラフィックを表していた)”のシンボルを使った予告広告を打っていたのを(小学生だったが)筆者も目にした覚えがある。

『サニー』がコンベンショナルなFRだったのに対し、日産車では初の量産FF車で、トロピカルオレンジをイメージ色にしたキュートなコンパクトカーだった。高性能版はA12搭載の「Xー1」、後にクーペも登場した。

◆ローレルハードトップ(初代・C30型/1970~72年)

ベースのセダンは1968年の登場。同年にライバルだった『コロナ・マークII』がハードトップを用意していたのを追って1970年に追加設定された。ベースのセダンがワゴンや法人需要車をもたないハイオーナーカーだっただけに、写真のカタログも紙のフォルダに個別の印刷物を収めた上級仕様。

ハードトップの説明文には「三角窓もない広々とした、文字通りのフルオープンウインドウを持ったハードトップこそ正統派」と、ライバル車を意識した表記も。“流れるウインカー”の正式名は「ハミングランプ」だった。

◆セドリック(3代目・230型/1971~75年)

写真は1971年のカタログ。ちょっと古い刑事ドラマで“犯人が逃走用に乗っていて、やがて大破するクルマ”のイメージもあるが、日産『セドリック』とプリンス『グロリア』が両社の合併で統合された初のモデル。セダンと2ドアハードトップに加え、日本車では初めて4ドアハードトップを設定した。

巻末の装備表を見ると、赤丸のオプションの項目に、8トラックまたはカセットのコンソール組込ステレオ、レザートップ、ラジアルタイヤといった項目が並ぶ。

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