MotoGP第6戦フランスGPのスプリントでは、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤで今季初めての転倒リタイアを喫した。
2022年から2023年にかけて2年連続でチャンピオンに輝き、昨シーズンはホルヘ・マルティンに3度目のタイトルを奪われたものの11勝を挙げたバニャイヤは、絶好調のときに得られていたフロントエンドのフィーリングを、ここ何ヵ月も探し求めてきた。
■バニャイヤが遂に昔の”フィーリング”諦める「求めていたモノはもう無いとわかった」
バニャイヤによると、今季のバイクであるデスモセディチGP25には、その最大の長所であるコーナー進入時のブレーキングを活かせないような何かを感じているようだ。彼の発言を総合すると、そうしたフィーリングの欠如が、チームメイトで今季圧倒的な強さを見せているマルク・マルケスとの差につながっているようだ。
6番グリッドからスプリントをスタートしたバニャイヤは、4番手までポジションを上げたものの、2周目のターン3への進入で転倒。今季初リタイアとなった。
フランスGPを前に、バイクを変更し以前のようなフィーリングを取り戻すことは不可能だと悟り、ライディングスタイルを変える決意をした彼にとって、それは氷水を浴びるような出来事だった。
「精神的に厳しいクラッシュだった。今年最初のクラッシュだし、予想外の出来事だった」
そうバニャイヤは振り返った。
「僕はとても落ち着いていたし、ミスをしたくないと思っていた」
「2位は可能だと思っていたけど、ターン3に入ったところでフロントが閉じてしまったんだ。フロントには良いフィーリングが持てていない。クレイジーなことなく転倒してしまったからね」
「2020年以降、フロントはいつもいいフィーリングだった。でも今はそれが完璧に無くなってしまった。それがすごく気になるんだ」
バニャイヤは、少なくとも短期的にバイクが求めている方向に一歩踏み出すことが解決策であるという結論に達しているが、それは彼にとって不自然なライディングを強いることになるという。
「いくつか新しいことを試してみたが、フィーリングは戻らなかった。だから自分を変えようと思ったんだ。でも、それは僕のライディングじゃないし、快適じゃないんだ」
今季これまでマルケス兄弟に食らいついていたバニャイヤだが、スプリントでの転倒で、ポイントリーダーのマルク・マルケスとは31ポイント差、アレックス・マルケス(グレシーニ)とは29ポイント差となっている。
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みんなのコメント
マルクは そのスピードに対して、適度にフロントへの加重変化を ブレーキングやポジショニングで、マシンにより合わせ込める
更に 多少のフロントの抜けも、抑え込む事が出来るから 速くて強い