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「燃費いいほう一択だろ」本当にそうか? 新型フォレスター“ハイブリッド無し”モデル「コッチのほうがいい」と思う場面とは?

掲載 更新 24
「燃費いいほう一択だろ」本当にそうか? 新型フォレスター“ハイブリッド無し”モデル「コッチのほうがいい」と思う場面とは?

デザインは「スバルっぽくない?」 逆転した手法

 2025年12月4日、「日本カー・オブ・ザ・イヤー 2025-2026」の最終選考の結果が発表され、6代目へとフルモデルチェンジしたスバル「フォレスター」が見事、日本カー・オブ・ザ・イヤーの座に輝きました。

【新旧ファンも納得?】これが新型「フォレスター」です(写真で見る)

 新型フォレスターは、内外観のデザインテーマを一新するとともに、新たに燃費を大きく向上させたストロングハイブリッド(以下、ストロングHV)モデルが追加されたのが特徴です。一方、従来までの1.8Lターボ車もラインナップされており、こちらにも独自の魅力があります。今回は両モデルを乗り比べながらインプレッションしていきます。

 まずデザイン面についてですが、特にエクステリアに関してはテイストが大きく変わりました。

 歴代フォレスターはこれまで、視界や室内空間といった性能要求が開発において優先され、それを満たす形で内外観のデザインが製作されていました。しかし、新型フォレスターの開発では、従来とは真逆のアプローチが採られました。まずデザインの方から検討が進み、そこから性能要件に合致するよう、各所が煮詰められていったのです。

 もちろん視界の良さなど、スバル車が大切にしてきた運転のしやすさや機能性といった部分は継承されています。それでも従来までのモデルに比べると、デザイナーがやりたかったことが充分に反映されたのには間違いありません。

 その結果、新型フォレスターは歴代モデルだけでなく、近年のスバル車ともやや異なるデザインテイストを持つモデルとなりました。スバル車に共通のモチーフであったヘキサゴングリルやコの字型ライトは姿を消しましたが、よりSUVらしいラギッドな雰囲気が強化されたと感じます。

 さらに新型は、フォレスターでは初となるツートンカラーを設定したのもポイント。ユーザーの“選ぶ楽しさ”という面でも、魅力がアップしているのです。

低燃費だけじゃない! ストロングHVの実力

 次に、新型フォレスターの走行性能について解説していきます。今回新たに追加されたストロングHV車は、これまで課題とされてきた燃費の改善に大きく寄与しています。

 スバルによると、新型フォレスターのストロングHV車は、燃費性能でも同クラスのSUVと肩を並べられたおかげで、ほかのスバル車と比べても、他社モデルから初めてスバル車に乗り換えるというユーザーが多いそうです。

 そのストロングHV車ですが、乗ってまず好印象だったのは静粛性の高さです。エンジン騒音の低減は当然ですが、風切り音やロードノイズも少なく、同クラスの他車よりも優れていると感じました。その印象は後部座席に座っても同様で、ドライブしながらの会話もしやすいSUVに仕上がっていました。

 また、今回はオフロード試乗の機会も設けられ、フォレスターの伝統である走破性の高さも検証することができました。ここでさらに驚いたのは、ストロングHV化が、オフロード性能の向上にもつながっていたことです。モーターは低速域からトルクフルかつ、緻密に制御されており、トラクションの強化に貢献しています。ストロングHV車はオン・オフ問わず、多くの人におススメできるモデルでしょう。

1.8Lターボも選ぶ価値アリ!

 こうした魅力があると思うと、新型フォレスターは“ストロングHV一択”であるようにも感じますが、一方1.8Lターボの新型フォレスターにも、実際に乗ってみてわかる「ならでは」な良さがあります。

 それは、自然な運転フィーリングです。ストロングHV車も悪くありませんが、車重の軽い1.8Lターボ車は軽快で、ブレーキについても回生システムがない分、こちらのほうが良好なタッチです。特にワインディングでは運転が非常に楽しく、オンロードでのドライバビリティの良さでは、間違いなく1.8Lターボに軍配が上がります。

 また、新型フォレスターは先代からボディのプラットフォームを引き継いでいますが、ボディ剛性はインナーフレーム構造の採用などによって強化されており、走行時の安定性が高められています。この効果は、先代モデルと基本的に同じエンジンを積む1.8Lターボ車のほうが、はっきりと実感できます。「走る、曲がる、止まる」という基本の走行性能は、確実にレベルアップを果たしていました。

 新型フォレスターは2025年4月の発売以来、好調な販売成績をキープしています。なかでもストロングHV車は、静かさや燃費性能で新しいユーザー層の心を掴みつつ、これまでのファンも納得できる高い走破性を有していると感じました。他方、1.8Lターボも着実な進化が感じられる仕上がりで、その乗り味はストロングHVの長所にも引けを取らない魅力だといえるでしょう。

 価格と燃費は、1.8Lモデルが404万8000円~、WLTCモードで13.6km/L(サンルーフ無し車)に対し、ストロングHVモデルは420万2000円~、同18.8km/Lとなっています。

文:乗りものニュース 西川昇吾(モータージャーナリスト)
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みんなのコメント

24件
  • cop********
    ツートンカラーは昔あったけどな…
    可哀想に、無かったことにされている。
  • yuj********
    どっちなと好きにしなはれ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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