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アストン マーティン 4000万円級のハイブリッドスーパーカー開発か AMG製V8ミドシップ

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アストン マーティン 4000万円級のハイブリッドスーパーカー開発か AMG製V8ミドシップ

エントリーモデルの新型スーパーカー

アストン マーティンは、V8エンジンをミドマウントしたスーパーカーを開発中であることがわかった。フェラーリ296 GTBに対抗するエントリーモデルとなりそうだ。

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今年発売予定のV12搭載のヴァルキリーと、2024年発売予定のV8搭載のヴァルハラに続く、同社3台目のミドエンジン・スーパーカーだ。この3台は2019年のジュネーブ・モーターショーで初公開されたが、アストン マーティンはその後、新しい経営陣のもとで劇的な改革プロセスを経てきた。

その中でヴァルハラの中身は大きく変わったが、新型のミドエンジン・スーパーカー(当初は「ヴァンキッシュ」と呼ばれていたが、別の車名が採用される可能性が高い)も、根本的に異なるモデルになると予想される。

最大の変更点は、自社製のV6エンジンからメルセデスAMG製4.0L V8ツインターボへの変更である。市販モデルでは、このV8エンジンに電気駆動ユニットを組み合わせたプラグイン・ハイブリッドシステムを搭載するだろう。

スーパーカーとハイパーカーの境界線に位置するヴァルハラは、メルセデスAMG GTブラックシリーズと同じくV8エンジン「M178」の強化版を使用している。エントリーモデルという位置づけと、25万ポンド(約4000万円)近い価格になると予想されることから、AMG GT 63と同じチューニングのユニット(単体で640ps程度)を採用する可能性が高い。

アストンは2025年までに全プラットフォームでのハイブリッド化を目指しているため、新型スーパーカーはAMG GT 63のPHEVのように、リアアクスルに204psの電気モーターを搭載することも考えられる。この場合、合計出力は約840psとなりDBSとヴァルハラの中間に位置することになる。

快適性重視? サーキット仕様も

昨年、アストンは、AMG出身のトビアス・ムアーズCEOのもと、経営の合理化のために独自の3.0L V6エンジンの開発を終了した。AMG製ユニットの採用は自然な流れだが、ダイナミクスなどモデル自体のコンセプトはそのまま踏襲されるだろう。

高い剛性とヴァルハラ(1550kg)より軽い車重を実現するため、カーボンファイバー製チューブを中心に構成し、空力特性の最適化によりダウンフォースを最大化してコーナリング性能を高めるはずだ。参考までに、ヴァルハラは240km/hでの走行時に最大600kgのダウンフォースを発生させる。

しかし、全体的なパッケージとしては、ドライバー志向のエルゴノミクスと長距離走行の快適性に重点を置き、多様な装備を持つことが期待されている。また、アストンは新世代のタッチスクリーン・インフォテインメントを2022年末から現行モデルに順次導入する予定である。

ストリートモデルの発売後は、フェラーリ・ラフェラーリベースのFXXKや、599 GTBベースの599XXの流れを汲む、サーキット専用車が登場する。将来的には、欧州、北米、アジアでワンメイク・シリーズを開催する予定だ。

新型スーパーカーはアストンの電動化を加速させる中核的な役割を果たすことになり、2025年に同社初の完全EVが登場する前の最後の新モデルとなる見込みだ。その後は全ラインナップが電動化されることになる。

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みんなのコメント

1件
  • またAMGか
    頼むから昔のベンツの車載システムだけは使うな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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