超絶な高速性能を持つ「ブガッティ シロン スーパースポーツ」がオンライン発表されてから数日後の6月11日、ミラノ・モンツァ・モーターショー(MIMO)において実車がお披露目された。320万ユーロ(約4億2500万円)のドリームカーだけに来場者の熱い視線を集めることとなった。
究極のグランツーリズムをコンセプトにシロンの高性能版として開発されたシロン スーパースポーツ。最大の特徴は最高速度を重視して新採用されたロングテールと呼ばれる延長されたリアパートで、改良されたディフューザーやエキゾーストエンドの形状も相まって、超高速域での安定性を引き上げている。また、ドラッグを抑制するためリアスポイラーはノーマルと同じく格納式で、全長が伸びた分サイドから見たボディラインはさらに流麗になった印象だ。
ブガッティ・シロンの高性能版登場! 4億円超の“スーパースポーツ”とは
心臓部の8.0リッターW16クワッドターボユニットは、ベースモデルより100PS引き上げられ、1600PSの最高出力を発生。軽量化も果たしたことで最高速度440km/hをマークする。一方で、グランドツーリングカーとしてコンフォート性能も十分に確保し、オーナーは贅沢な室内空間でくつろぎながらハイスピードドライブを楽しめるという。このようにシロン スーパースポーツは、究極のハンドリングマシンとして仕立てられた「シロン ピュアスポーツ」とは対局の存在となる。
MIMOの会場では、1240kgの車重に1850PSまで最高出力を引き上げた8.0L W16クワッドターボを積むサーキット専用マシン「ボライド」も初めて一般公開され、ステファン・ヴィンケルマン会長自らドライブするシロン スーパースポーツと共に走行を披露した。ミラノは創業者エットーレ・ブガッティの出身地だけにブガッティも気合が入ったようで、シロン スーパースポーツと一説に約10億円とも言われるボライドの共演に、沿道はひときわ盛り上がった模様だ。
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みんなのコメント
勝ててる要素といえば、燃費と乗車定員と貧乏臭さだけwトホホ