これまで別々のチームとしてスーパーGT(GT300)に参戦してきたD’station RacingとPACIFIC RACING。2020年は「PACIFIC - D’station Racing」として、ひとつのチームで参戦。これにより体制面も大幅に変えてシーズンを迎えることとなった。
昨年からアストンマーチン・レーシング(AMR)とパートナーシップ契約を締結し、スーパーGT(GT300)クラスに参戦したD’station Racing。藤井誠暢/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラのコンビで臨んだが、不運な展開になることが多く、シーズンを通してポイントを獲得することはできなかった。
■D'stationにAMRワークスドライバーのティームが加入。タイヤはミシュランに
一方、PACIFIC RACINGは横溝直輝/峰尾恭輔を擁しポルシェ911 GT3Rで参戦したが、第7戦で9位に入ったのがシーズン最高位となった。
そして迎える2020シーズン。D’station RacingとPACIFIC RACINGがジョイントし“同じチーム”で参戦することになり、車両名も「PACIFIC NAC - D’station Vantage GT3」となる。
両チームのホームページにはヴァンテージGT3のカラーリングのイラストが掲載されている。D’station RacingとAMRの緑のカラーがベースとなっているところに、リヤウイングなど目立つ部分にはPACIFICのロゴが記されているのが特徴だ。
気になるカーナンバーだが、PACIFIC RACINGがこれまで使用していた「9」を使うことも明らかにされた他、マシンのメンテナンスはD’station Racingと中日本自動車大学校(NAC)が担当。エントラント代表はPACIFIC RACINGの神野元樹氏が務め、総監督には元メジャーリーガーの佐々木主浩氏が務める。
またAMRとのパートナーシップ体制強化を図り、使用タイヤもミシュランに変更されることになった。スーパーGTのGT300クラスにミシュランタイヤが登場するのは久しぶりのことだが、AMRが長年WECのプログラムでパートナーを組んでいるタイヤメーカーということもあり、ノウハウは十分にありそうだ。
そしてドライバー体制も充実しており、スーパーGTでは経験豊富な藤井誠暢とAMRワークスドライバーでWECのLMGTE-Proクラスでもランキング首位につけるニッキー・ティームが加入することになった。日本のレースをよく知る藤井とアストンマーチンの車両をよく知るティームのタッグからも目が離せない。
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