11月16日(木)から愛知県・岐阜県を舞台に開幕する世界ラリー選手権(WRC)最終戦ラリージャパン。それに先駆けて、11日(土)には東京・青海にあるシティーサーキット東京ベイ(パレットタウン跡地)にて、ファンイベント「ENJOY! Rally Fan Meeting」が行なわれた。
このイベントにはトヨタから勝田貴元とエルフィン・エバンス、ヒョンデからティエリー・ヌービルとそのコ・ドライバーであるマーティン・ウィダグ、M-スポーツからはアドリアン・フルモーが参加。2003年のWRC王者であるペター・ソルベルグ、息子のオリバー・ソルベルグとそのコ・ドライバーでるエリオット・エドモンドソンもそこに加わった。
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ラリージャパン公式X(旧Twitter)を通じて当選した200名が会場に詰めかけ、出演ドライバーによるトークショーやEVカートの模擬レース、サイン会が開催された。
一度ハンドルを握れば熱くなってしまうのがドライバー。模擬レースと言えど、ドライバーたちの目は真剣そのものだった。
レースフォーマットは、予選ヒートを行なった後、そのタイム順でグリッドに並び、計10周のレースを行なうというモノ。オリバー・ソルベルグがポールポジションを獲得し、ヌービル、勝田のトップ3で決勝を迎えた。
スタンディングスタートとなったこともあり、体重の軽いオリバー・ソルベルグがホールショットを獲得。ただ、追いかけるヌービルが首位を奪うと一時は2番手に浮上した勝田以下を離し、独走状態に持ち込んだかと思われた。
しかしレース終盤まで勝田も食らいつき、ヌービルと抜きつ抜かれつの白熱した首位争いを展開。勝田が一時トップに立つシーンもあったが、ヌービルが再びポジションを奪い返し、拳を突き上げながらトップチェッカーを受けた。
2位には最終盤、勝田を抜いたオリバー・ソルベルグが入り、勝田は3位となった。
レース後にドライバーたちはお互いの健闘を称え合いつつ、激しく争った相手とライン取りについて話す姿もあった。
トップ3のドライバーには、初競りで50万円の値札がついた豊田市産あたご梨と五平餅が贈られた。ちなみに、この巨大な梨は大味らしい。
なお、ENJOY! Rally Fan Meetingは東京だけでなく、ラリージャパンの舞台のひとつである豊田市でも開催予定。開幕前夜の15日(水)16:30から、豊田市駅東口まちなか広場にて現役ドライバーによるトークショーやサイン会、フォトセッションが実施される予定とのこと。こちらは参加の事前申し込みが不要となっている。
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