■新型CX-5ついに!
ついに、マツダの新型「CX-5」のアンヴェールが予告されました。ドイツにおけるマツダの現地法人が、2025年7月10日をターゲットにするカウントダウンを伴う、新型CX-5のティザー広告を公開したのです。
【画像】超カッコイイ! これがマツダ「新型CX-5」です! 画像で見る(66枚)
マツダのCX-5は、マツダの第6世代商品群として2012年に初代モデルがデビューしました。
そんなCX-5は、「魂動デザイン」「スカイアクティブテクノロジー」「人馬一体の走り」といった近年のマツダの基本ラインを打ち出したモデルであり、現在のマツダの世界販売の3分の1を占める、まさに大黒柱的な存在です。
そして以前からマツダは、その大黒柱であるCX-5の新型を2025年中に発表すると予告していたのです。その予告がようやく現実のものとなりました。
では、今回のティザー広告を含め、これまでマツダの発表などから、新型CX-5の内容を予測してみましょう。
まず、ティザー広告では、全体のシルエット、フロント周りとリヤ周りという3つの写真が公開されています。
写真から見て取れるのは、「2つのL字のデイタイムランニングライトを組み合わせた細いヘッドライト」「従来モデル同様のシグネチャーウイング」「張り出したリヤ周りの造形」「L字とU字を組み合わせたリヤランプ」といったところです。
ボンネットの先端が低く、リヤが張ったスタイルをしており、より低く構えたクロスオーバー風な印象を受けます。
ちなみに、4月の上海モーターショーで発表された最も新しいマツダ車である「EZ-60」はボンネット先端とDピラーに空気の抜ける穴が開いていたのが特徴です。
もしかすると新型CX-5にも同様なギミックが採用されているかもしれませんが、ティザーの写真からはそれが判断できません。残念です。
ティザーの説明文で注目したいのは「インテリアに、よりインテリジェントなテクノロジーを搭載しました」とあることです。
これは今はやりの生成AIや、スマートAIスピーカー的な機能が搭載されているのかもしれません。また、「新型マツダCX-5は、より広い室内空間と広いトランクルームを実現」とありますから、室内とトランクルームが広がっているのは間違いないでしょう。
では、次に、これまでのマツダの発表を振り返って、新型CX-5の内容を考えてみましょう。
まず、マツダは、これまで何度も「次期CX-5より、マツダ独自のハイブリッドを導入する」とアナウンスしていました。
つまり、今回の新型CX-5には、そのマツダのハイブリッドが採用されているのは確実です。
では、そのハイブリッドは、どのようなものなのでしょうか。その大きなヒントとなるのが3月に行われたマツダの「ライトアセット戦略」の説明にあります。この時、いくつかの技術的な説明を行っています。
ここでマツダは電動化時代のハイブリッドは、エンジン主体の「パラレルハイブリッド」をベストであると考えていると説明しました。エンジンとトランスミッションの間にモーターを挟む形式です。
パラレルハイブリッドは、エンジンとモーターの両方の最大出力が使えるのが利点であると言います。そのためには、「低回転から高回転まで広く面で鍛えるエンジン」が必要であり、そのためにマツダは次世代を担う新型「スカイアクティブZ」エンジンを開発していると明言したのです。
そんな「スカイアクティブZ」は、SPCCI(火花点火圧縮着火)燃焼技術を採用した「スカイアクティブX」の発展形です。
排気量を2リッターから2.5リッターに拡大し、ハイブリッドと組み合わせることで、さらなる高い効率を実現します。よりパワフルで、より燃費がよく、そしてよりクリーンなパワートレインとなると、マツダは説明していました。
言ってみれば、3リッター・エンジン車並みのパワーと、2リッターエンジン未満の燃費性能を両立するようなものです。
その新しいパワートレインが新型CX-5の最大の魅力になるのではないでしょうか。
ただし、3月の「ライトアセット戦略」の説明では、「スカイアクティブZ」の導入は2027年中とも説明されています。
そうなれば、先に従来型エンジンを使ったパラレルハイブリッドが登場し、後に「スカイアクティブZ」のハイブリッドが追加になるのかもしれません。それとも、通常エンジンのみなのかもしれません。もしかするとディーゼルかもしれません。
今回の新型CX-5の発表に関して言えば、デザインも気になりますが、やはり一番の注目は、パワートレインでしょう。答えが出るのは7月10日…どんなパワートレインで出てくるのかに注目です。(鈴木ケンイチ)
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