マンダリカ・インターナショナル・サーキットで開催されているMotoGP第18戦インドネシアGP。Moto3クラス決勝は、Red Bull KTM Ajoのホセ・アントニオ・ルエダが勝利し、今季の同クラスチャンピオンに輝いた。
予選ではアドリアン・フェルナンデス(Leopard Racing)がポールポジションを獲得。日本人ライダーの古里太陽(Honda Team Asia)が5番手、山中琉聖(FRINSA - MT Helmets - MSI)が14番手、代役参戦でMoto3デビュー戦の三谷然(Rivacold Snipers Team)は24番手スタートとなった。
■「奇跡を期待すべきじゃない」苦戦するマルケス、インドネシア決勝も表彰台はムリ?
全21周の決勝レースは、スタートでジョエル・ケルソ(LEVELUP-MTA)がトップに浮上。一方で古里はポジションを8番手まで落としてしまった。
上位争いは混戦模様が続いたが、3周目にフェルナンデスがトップに返り咲くと、彼がレースメイクをしていく形に落ち着いた。古里は先頭集団5台の少し後ろとなる6番手に再浮上した。
トップ争いではマキシモ・キレス(CFMOTO Gaviota Aspar Team)が一時的に先頭に浮上する場面があったものの、結局フェルナンデスが引っ張る構図が中盤にかけて続いた。
そうした中、後方から少しずつポジションを上げてきたルエダが13周目にフェルナンデスをオーバーテイク。フェルナンデスらがブレーキングでミスを犯した瞬間を見逃さず、労せず前に出た。
そして14周目、ターン16でダビド・アルマンサ(Leopard Racing)の転倒に巻き込まれる形で、古里が転倒。表彰台を狙える位置を走っていたが、そのチャンスは潰えてしまった。
先頭争いは終盤になっても続き、残り3周でダビド・ムニョス(LIQUI MOLY Dynavolt Intact GP)が首位に。しかしそのムニョスはフェルナンデスと接触し、ターン12で転倒してしまうという波乱の展開になった。
そして残り2周となった19周目、レースはムニョス転倒によるパーツ飛散が原因でレッドフラッグが出されたことにより終了。2/3以上を消化しているためレース成立となった。
前周の順位ではフェルナンデスが勝利の可能性があったが、彼はムニョスとの接触でダブルロングラップペナルティが科された。それが未消化だったため6秒のペナルティとなり、ルエダが繰り上がり勝利となった。
同じようにロングラップペナルティ未消化だったキレスも3秒加算となったため、最終リザルトは優勝ルエダ、2位ルカ・ルネッタ(SIC58 Squadra Corse)、3位グイド・ピニ(LIQUI MOLY Dynavolt Intact GP)という結果となった。
そしてランキング首位のルエダは、これで4戦を残してリードを100ポイント以上に拡大したことで、2025年シーズンのMoto3タイトル獲得を確定させた。なおルエダは2026年シーズンに、Moto2クラスで戦うことが既に決定済みだ。
日本人ライダーは山中が8位でフィニッシュ。古里は前述のとおり転倒に巻き込まれリタイアに終わった。
三谷は序盤、ポイント圏内も狙える位置を走っていたが、ショートカットによるロングラップペナルティを受けてしまった。さらにレース11周目に転倒しリタイアと、初のMoto3は悔しい結果となっった。
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みんなのコメント
フェルナンデスとムニョスは自業自得。
フェルナンデスの歩夢妨害は忘れない。
関係者以外は誰も同情しない