日常の走りを快適にする新世代のボディ剛性コントロールパーツ
プロユースの車両やアウトドア向けモデルの足回りパーツで支持を集めるブランド「玄武(Genb)」から、日産「キャラバン」用の「モーションコントロールビーム(MCB)」が登場しました。従来の剛性パーツとは異なり、ボディの歪みや微振動を吸収・コントロールする最新アイテムです。独自のセッティングにより、街乗りから高速走行まで走行性能を向上させる同パーツの魅力をご紹介します。
ボンネットの交換は不可? トヨタ ハイエース(9型)のヘッドライト変更がカスタムに与える影響
ボディの歪みや微振動を吸収するモーションコントロールビーム
プロユースのトヨタ「ハイエース」や日産 キャラバン、そしてスズキ「ジムニー」などの足回り・補強パーツで高い支持を得るブランド「玄武(Genb)」。同ブランドが、スズキ ジムニー用MCB、トヨタ ハイエース用シートフレームMCBに続き、満を持して世に送り出すのが「キャラバン用モーションコントロールビーム(MCB)」だ。
これは単にボディをガチガチに固める従来の補強バーとは異なり、走行中に発生するボディの歪みや不快な振動を絶妙にコントロールし、走行フィールを向上させる最新のボディチューニングパーツである。
従来のタワーバーや補強パーツなどは、ボディを強固に固定することで剛性を高める手法が一般的だ。しかし、ボディを固めすぎると路面からの衝撃がダイレクトに車内に伝わり、乗り心地が硬くなったり、突っ張り感が出たりするというデメリットが生じる。
対してMCBは、「本体がわずかに伸縮することで応力をいなし、吸収する」という画期的なメカニズムを持っている。そのため、ボディが歪もうとする微小な力に対して的確に減衰力を発生させる超微低速域からの減衰力や、突っ張り感を排除し、しなやかで上質な乗り味を提供する自然な乗り味の実現、走行中の不快なブルブル感を抑え、車内の静粛性や快適性を引き上げる不快な微振動のカットといったメリットが生まれる。
スポーツ寄りの運動性能向上を重視した玄武ならではの独自セッティング
MCBは本体が受け止める入力値があらかじめ決まっているため、その効果を最大限に引き出せるかどうかは「装着位置」と「ブラケット(取付金具)の設計・素材」の要素にかかっている。とくに装着位置による特性の変化は顕著となっている。サスペンションの近くに装着すればステアリング操作に対する反応が鋭くなり運動性能が向上し、前後オーバーハング寄りに装着すれば乗り心地の向上やマイルドな質感に寄るといったメリットがある。
玄武はこの特性を徹底的に研究した。他社製品がすでに市場に存在するなかで、あえて後発として挑むからには「まったく違う、より洗練された走行フィール」を目指したのだ。
膨大な走行テストを繰り返し、ミリ単位でブラケットの形状や取付位置を徹底研究した結果、玄武が導き出した答えは「スポーツ寄りの運動性能向上を重視する」という方向性だ。さらに、日産 キャラバンの駆動方式に合わせ、2WD用と4WD用でフロントの仕様を完全に分け、装着位置もそれぞれに最適化するという、こだわり抜いた独自セッティングを追求しているのだ。
フロントのV字配置とリアの実用性を犠牲にしない最適なレイアウト
フロントセッティングにおける最大の特徴は、MCBを「V字型」に配置した点だ。エンジンクロスメンバーと、ステアリングラック側のメンバーという、走行性能に直結する強固なセッティングポイント同士をV字で結び、これによりステアリングを切った瞬間の初期応答性が向上している。
ワンボックス特有の「ワンテンポ遅れて車体が動く」ような感覚を払拭し、ドライバーの意図にリニアに反応するハンドリングを実現している。その効果は顕著で、どのような車両重量であっても明確な変化を感じ取ることができる。
リアセッティングにおいては、商用車・トランポとしての「実用性」を決して犠牲にしない設計が施されている。日産 キャラバンのリア床下にはスペアタイヤが格納されているが、このスペアタイヤを元の位置にしっかりと残したまま装着できる最適なスペースをミリ単位で探り当て、荷物の積載性を損なうことなくリアのバタつきを抑え、どっしりとした直進安定性を生み出している。
街乗りや高速巡航など日常の走行シーンで効果を発揮する高い実用性
このキャラバン用MCBの優れた点は、サーキットのような限界領域ではなく、「日常の街乗り」や「高速道路での巡航」といった普段使いのシーンでもっとも効果を発揮するように開発されている点だ。
街乗りではステアリング操作に対してフロントがスムースにインを向き、ロール(車体の傾き)の戻りも緩やかになるため、同乗者の車酔い軽減にもつながる。また、高速道路での車線変更や横風対策としても、レーンチェンジ後の車体の揺り戻しがピタリと収まり、大型トラックなどに追い抜かれた際の横風によるふらつきも低減され、長距離ドライブの疲労度を減らしてくれる。パーツを変えても違いがよく分からないというユーザーであっても、装着して走り出した瞬間にクルマの安定感や運転のしやすさを体感できるほどの性能を誇っている。
機能面だけでなく、オーナー目線に立った高い実用性も魅力的だ。装着しても車高が下がるような位置にはみ出さないため、段差や悪路でも路面と干渉する心配がなく、ボルトオンで装着が可能となっているため、ボディへの大きな切削や溶接加工などを必要とせず、スマートに取り付けが可能だ。
日常の利便性を損なうことなく、上質な走りと意のままに操る楽しさを手に入れられる玄武のMCB。日産 キャラバンオーナーにとって、新たな定番となる魅力的なカスタマイズパーツといえるだろう。
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
久しぶりにクルマを買い替えたらシフトレバーに見慣れない文字が……ハイブリッド車とかEVにある「B」レンジって何に使うもの?
史上最強の黒船かも!? BYDのラッコがいよいよ7月28日発売! 航続距離320km&全車両側電動スライドドア標準装備の超衝撃!!
トヨタも頼る「中国の頭脳」とは何者か? 68万台のクルマに入り込んだ“知られざる主役”、主導権を握るのは自動車メーカーか新勢力か
「勝つことを宿命として生まれたモンスターコンパクト」 圧倒的な加速力とは裏腹に、極端な“フロントヘビー”と“どアンダー”なハンドリングで直線番長とまで揶揄された悲運の『GTi-R』
【今夏にもガソリン/PHEV廃止の噂】次期「ハリアー」は本当に出ないのか? 「クラウンスポーツ」統合説まで出るワケ
みんなのコメント
ヤマハが商品化してます。
私の車に付いてますが、かなり効果ありますよ。