現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 子育て層の神器「スライドドアミニバン」の「生活臭」なし! 400万円以下の「小洒落た」ファミリーカー5選

ここから本文です

子育て層の神器「スライドドアミニバン」の「生活臭」なし! 400万円以下の「小洒落た」ファミリーカー5選

掲載 46
子育て層の神器「スライドドアミニバン」の「生活臭」なし! 400万円以下の「小洒落た」ファミリーカー5選

 趣味性を重視しながら家族に嬉しいモデルはある!

 子供が生まれたら、ミニバンに乗るべし。スライドドアのついたクルマに乗るべし。という、暗黙の了解が広まったのは1990年代半ばくらいからでした。7人乗り、8人乗りの3列シートで、天井が高い室内は時に着替えや授乳、仮眠スペースにもなり、自転車など大きな荷物もラクラク積めるラゲッジは、年に数回しか使わなくても「あれば安心」とあがめられてきたのでした。

この後席は狭すぎる! 一見ファミリー向けなのに家族で使うには厳しいクルマ6選

 でも、時代は変わっています。相変わらずママたちの間にある”スライドドア信仰”は手堅いですが、子供が小学生くらいになると、ふと気づくのです。「あれ? もうスライドドア、いらないかも?」

 ミニバンは、便利で広くてなんでも積める代わりに、見た目にはどうしても生活臭がただよってしまうし、燃費もあんまり良くないのが難点。もしスライドドアじゃなくても、家族で使うのに便利で、燃費もいいクルマがあれば、ミニバンを卒業してもいいかな~と考えるタイミングって、あるんですよね。今回はそんなファミリーにオススメな、400万円以下で買えるファミリーカーをご紹介したいと思います。

 1)スバル・レヴォーグ

 まずは10月に新型が誕生したばかりの、スバル・レヴォーグ。国産車では珍しくなってしまったステーションワゴンタイプですが、もともとワゴンはミニバンに次いで家族に人気のあったカテゴリーなので、使い勝手は十分。しかもレヴォーグは、11.6インチの大きなマルチインフォメーションシステムを搭載して、使い方はまるでデカスマホ。よく使う項目のアイコンを自分好みに表示させたり、指でスライドさせて項目を選んだりと、子供でも簡単に使えるように工夫しています。

 ラゲッジの床下収納も大きくて、スーパーのマイカゴがちょうど2つ収まるスペースがあるので、買い物にも大活躍。渋滞時にはハンズフリーができる「アイサイトX」など、先進の運転支援システムも大切な家族を乗せるクルマとして申し分のないものです。1.8リッターターボなので、燃費はハイブリッドほど期待できるわけではないですが、便利さと高い安全性で選ぶなら、レヴォーグはイチオシです。

 2)トヨタRAV4

 次に、昨年の発売以来、大人気となっているトヨタRAV4。ちょっとワイルドなデザインで、生活感が漂いにくいのがいいところですね。後席は頭上スペースも足もともゆったりしているし、荷室も大容量。ハイブリッドモデルがあり、SUVとしては優秀な21.4km/L(WLTCモード/2WD)という燃費も嬉しいですね。そしてRAV4には3種類の4WDシステムが用意されていて、アウトドアレジャーが好きでオフロードをガンガン走りたいパパにも大満足。

 ハイブリッドはE-Fourというモーター制御の4WDになりますが、それでも雪道などを安心して走れる実力があります。また、オプションで外部給電機能つきのACコンセントをつけると、万が一の災害時などに家庭の電気をまかなうことができるので、より安心です。

 コンパクトモデルでも使い勝手の良いものも!

 3)ホンダ・ヴェゼル

 続いては、コンパクトSUVの人気を牽引してきたホンダ・ヴェゼル。ちょうど今、新型が登場する噂も出始めているころなのですが、現行モデルより悪くなることはないはずなので、ファミリーカーとしてオススメしておきます。ヴェゼルはなんといっても、コンパクトサイズとしては驚くほどの後席スペースが魅力。

 リヤドアも大きく開き、ホンダ独自の低床技術でフロアが低いので、乗り降りがしやすいというメリットもあります。ハイブリッドモデルなら、燃費も21.0km/L(WLTCモード)と優秀。4WDも用意されています。

 4)マツダCX-8

 お次は、スライドドアじゃなくていいから3列シートが欲しいな、というファミリーに嬉しいマツダCX-8。6人乗りと7人乗りが選べるのですが、もし子供がまだチャイルドシートに座っているなら、オススメは6人乗りです。

 2列目シートがキャプテンタイプで、中央が通路のようになる「センターウォークスルー」が使えるタイプにすると、雨の日や猛暑の日でもいちいち車外に降りずに子供のお世話ができ、とても便利なんです。これはミニバンでは当たり前の機能ですが、SUVではなかなかほかにはないもの。ドアも大きく開くし、欧州でも人気のデザインはモダンでオシャレですよね。

 5)日産デイズ

 そしてラストは、軽自動車からオススメするなら、日産デイズ。天井が高い室内をもつ、ハイトワゴンです。デイズはまずボディカラーからして、ファッションのトレンドを取り入れたオシャレなコーディネートばかり。後席の広さもびっくりするほどで、なんと日産の高級セダン、フーガ並みの足もとスペースを誇ります。ラゲッジは後席を前後にスライドさせてスペース調整もOKです。

 そしてデイズといえば、まだコンパクトカーでもなかなか搭載されていない、全車速でアクセル、ブレーキ、ハンドル操作を制御してくれる「プロパイロット」をぜひ試して欲しいところです。レジャーで遠出をした帰り道の渋滞なんて、普通ならグッタリしてしまうところですが、プロパイロットがあればちょっと手をハンドルに添えているだけで、両足はペダルを踏んでいる必要はなし。かなりリラックスできるので、疲労感と安心感がぜんぜん違うと思います。

 ということで、人気のSUVをメインに、スライドドアじゃなくても家族が満足できて、燃費のいいクルマたちをご紹介しました。ミニバンはとっても便利ですが、よく考えるとスペースもコストも無駄が多いなぁ、という場合もありますよね。そんな時は、「我が家には本当にミニバンが必要なのかな?」と、今一度見つめ直して、こうしたミニバン以外のクルマたちをチェックしてみてくださいね。

こんな記事も読まれています

ヒョンデ 新型高性能EV「アイオニック5N」発売!50台限定の特別仕様⾞も設定
ヒョンデ 新型高性能EV「アイオニック5N」発売!50台限定の特別仕様⾞も設定
グーネット
日産 コネクテッドサービス「ニッサンコネクト」が進化!アプリから操作できる機能が倍増
日産 コネクテッドサービス「ニッサンコネクト」が進化!アプリから操作できる機能が倍増
グーネット
メルセデス・ベンツ 「GLCクーペ」PHEVモデル登場!電気モーターのみで118キロ走行可
メルセデス・ベンツ 「GLCクーペ」PHEVモデル登場!電気モーターのみで118キロ走行可
グーネット
マツダ、新型電動車セダン「MAZDA EZ-6」とSUVコンセプト「MAZDA 創 ARATA」を北京モーターショーで初公開
マツダ、新型電動車セダン「MAZDA EZ-6」とSUVコンセプト「MAZDA 創 ARATA」を北京モーターショーで初公開
月刊自家用車WEB
加藤陽平TD、転倒後も「表彰台にはチャレンジできるなと思っていた」。新加入ダン・リンフットの印象も/EWCル・マン24時間
加藤陽平TD、転倒後も「表彰台にはチャレンジできるなと思っていた」。新加入ダン・リンフットの印象も/EWCル・マン24時間
AUTOSPORT web
ダッシュボードは大改善 フォルクスワーゲンID.5 GTXへ試乗 「7」と同モーターで339ps
ダッシュボードは大改善 フォルクスワーゲンID.5 GTXへ試乗 「7」と同モーターで339ps
AUTOCAR JAPAN
「ミウラ」「カウンタック」「ストラトス」はガンディーニの作でした! オートモビルカウンシル2024で「追悼展示」が急遽開催
「ミウラ」「カウンタック」「ストラトス」はガンディーニの作でした! オートモビルカウンシル2024で「追悼展示」が急遽開催
Auto Messe Web
クルマの買取もグーネットアプリにおまかせ!相場価格がわかる新サービス、3つの便利なポイント
クルマの買取もグーネットアプリにおまかせ!相場価格がわかる新サービス、3つの便利なポイント
グーネット
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
くるまのニュース
キドニー・グリルからキンクまで 「BMWらしいデザイン」とは何か 8つの特徴を紹介
キドニー・グリルからキンクまで 「BMWらしいデザイン」とは何か 8つの特徴を紹介
AUTOCAR JAPAN
マツダ、北京モーターショーで新型電動車2機種を初披露。2024年中に1車種を発売
マツダ、北京モーターショーで新型電動車2機種を初披露。2024年中に1車種を発売
driver@web
3/4サイズの「セブン」は50ccの原付きカー! ワンオフで製作してナンバー取得済み。左足アクセル仕様の理由とは【マイクロカー図鑑】
3/4サイズの「セブン」は50ccの原付きカー! ワンオフで製作してナンバー取得済み。左足アクセル仕様の理由とは【マイクロカー図鑑】
Auto Messe Web
「しっとり」と「猛烈」の共存 BMW i5 M60 xドライブ 電動の旗艦が見せた幅広い守備範囲に脱帽
「しっとり」と「猛烈」の共存 BMW i5 M60 xドライブ 電動の旗艦が見せた幅広い守備範囲に脱帽
AUTOCAR JAPAN
自動車のカタログ好きは集まれ! ACC・JAPANが東京交歓会を開催
自動車のカタログ好きは集まれ! ACC・JAPANが東京交歓会を開催
driver@web
B-Max Racing Teamが厚木基地の日米親善春祭りにレースカーを展示。乗車体験やサイン会で盛り上がる
B-Max Racing Teamが厚木基地の日米親善春祭りにレースカーを展示。乗車体験やサイン会で盛り上がる
AUTOSPORT web
ホンダ「ヴェゼル」マイナーチェンジ!アウトドアスタイルの新パッケージ「HuNT」登場!
ホンダ「ヴェゼル」マイナーチェンジ!アウトドアスタイルの新パッケージ「HuNT」登場!
グーネット
メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
レスポンス
マルチクラッシュ決着を突破したタイラー・レディックが今季初勝利。MJも現地で祝福/NASCAR第10戦
マルチクラッシュ決着を突破したタイラー・レディックが今季初勝利。MJも現地で祝福/NASCAR第10戦
AUTOSPORT web

みんなのコメント

46件
  • 400万以下って言うけど、上位の車種は車両本体価格プラスオプション付けたら軽く400万は超える。
    分かっててこの記事書いてるのか?
    無能な記者だな
  • 《時代は変わっています。相変わらずママたちの間にある”スライドドア信仰”は手堅いですが、子供が小学生くらいになると、ふと気づくのです。「あれ? もうスライドドア、いらないかも?」》
    時代も変わり、車両価格も上がり、一番教育費がかかる世代に給料だけは変わらず、400万円だなんて何という記述!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村