F1イギリスGPを前に、マックス・フェルスタッペンのレッドブル離脱、そしてメルセデス移籍の可能性が再び注目を集めている。すでに数名のドライバーが見解を示している中、ベテランのフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)もこの件について質問され、彼らしい言葉でリアクションした。
レッドブルで4年連続のドライバーズタイトルを手にしたフェルスタッペンは現在、移籍に向けてメルセデスと接触していると報道されている。メルセデス代表のトト・ウルフがフェルスタッペン陣営と話をしていることは明らかになっているものの、その内容や協議の深さは明かされていない。
■フェルスタッペン、レッドブル離脱の噂には口閉ざす……2026年に『F1休暇』の説は否定
この動きの引き金となっていると考えられるのが、レッドブルのパフォーマンス低下だ。フェルスタッペンはマクラーレン勢に後れをとってタイトル争いからは脱落してしまいそうな状況であり、チームメイトの角田裕毅は下位に低迷しておりコンストラクターズランキングは4番手。一方のメルセデスはカナダGPでジョージ・ラッセルが今季初優勝を挙げるなど、再浮上の兆しを見せているだけでなく、来季からの新規則下では優位性を持っていると噂されている。
F1で20年以上の経験を誇る最年長ドライバーのアロンソは、ルノーで当時の最年少チャンピオンに輝いた後、マクラーレン、ルノー(アルピーヌ)、フェラーリ、アストンマーティンと、実に様々なチームを渡り歩き、成功と失敗を繰り返してきた。そんなアロンソには、フェルスタッペンに対するアドバイスを問う質問が飛んだ。
報道陣はそんなアロンソの返答を固唾を呑んで見守ったが、彼はウィットに富んだジョークを披露した。
「いや、アドバイスはない。コンサルタントになってもいいけど、そうなると相当な金額を払ってもらわないとね。今のところはアドバイスなしだ」
前述の通り、来季はレギュレーション大幅変更の年。選手権が事実上“リセット”されるため、勢力図が一変し、現在劣勢にあるチームにも挽回のチャンスが巡ってくるかもしれない。
「来年はアストンだけでなく、トップチーム入りを目指す多くのチームにとって大きなチャンスになると思う」とアロンソは言う。
「レギュレーションがリセットされるから、誰もがより大きな目標を実現できる立場に立てる。それが、さっき言った“チャンス”という意味だ」
特にアストンマーティンは、莫大な投資によってチーム体制を強化するなど、2026年に向けて並々ならぬ意気込みを見せている。シャシー面では天才デザイナーのエイドリアン・ニューウェイが加入し、パワーユニット面では新たにホンダからのワークス供給を受けることになる。
アロンソはそんなチームのインフラ体制についても言及し、「うちのファクトリーはF1でも最高の設備のひとつだ」と述べた。
「最終的には、僕たちが何を持っているか、どこでマシンを作っているかではなくて、結果こそがチームの強さを物語るんだけどね」
「今季の序盤、僕たちは本当に苦しい状況だった。全然ポイントも取れなかった。一部の人たちは感心しなかっただろうし、アストンマーティンは間違った方向に進んでいると言う人もいた。でも今日、うちのファクトリーを訪れた人たちは、その設備のすごさやチームのレベルに圧倒されていたよ」
「だから、次に何か言うときにはそのことを忘れないでいてほしいね」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
レッドブル新代表に就任したメキーズを待ち受ける5つの課題……苦戦する角田裕毅を復活させることはできるか?
「フェルスタッペンは夏休み明けに移籍を発表する」ラルフ・シューマッハーの見解……根拠に“勝てるマシン”提供への期待薄
ハースF1小松礼雄代表、2024年マシンでグッドウッドの丘を駆ける。提携先トヨタから中嶋一貴がVF-23を走らせる
V4のヤマハ、テストで直4から”2秒落ち”も将来有望? リンス「かなり良さそう」動画アップにはお叱り受ける
元F1界のドン、バーニー・エクレストンが、レッドブル代表電撃解任について語る「成功している時、彼は多くのことを許されてきた。でも今は……」
「空飛ぶクルマ」のニュースが出るたびに、「クルマと呼ぶな!」という的外れな意見が繰り返される理由
マツダ新型「CX-5」世界初公開! 9年ぶりの全面刷新でディーゼルモデル廃止!? 「主力SUV」の“電動化”が確実なワケとは!
カッコいいけど違反になるの?? バイクのフロントタイヤを上げて走る公道でのウィリー走行
「EV不便じゃん」って感じる人は計画性がない人? オーナーが語るEV乗りに向いている人の条件
日産「新型スカイライン」登場へ 13年ぶり“全面刷新”で「セダン廃止」の可能性も!? “急ピッチ開発”が進む「日産の伝統モデル」がどうなるのか 考えられる現実的な“シナリオ”とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
コンサル出来んよ、