現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > “いいタイヤ”の条件って? コンチネンタルタイヤ「UltraContact UX7」「SportContact 7」試乗リポート

ここから本文です

“いいタイヤ”の条件って? コンチネンタルタイヤ「UltraContact UX7」「SportContact 7」試乗リポート

掲載 1
“いいタイヤ”の条件って? コンチネンタルタイヤ「UltraContact UX7」「SportContact 7」試乗リポート

■アジア市場向けの新型SUVタイヤと、ハイパフォーマンスタイヤを試す!

 皆さんは「いいタイヤ」と聞いてどんなイメージを持ちますか? 値段が高い、レビューがいい、要素はさまざまかと思いますが「高級完成車メーカーのクルマに純正で採用されている」そんなタイヤメーカーのタイヤはいいはず!と考える人もいるのではないでしょうか。

【画像】コンチネンタルの新「SUVタイヤ」と「ハイパフォーマンスタイヤ」に試乗した様子を見る(22枚)

 そんな観点でタイヤを見たときに忘れてはいけないのがコンチネンタルタイヤです。今回はコンチネンタルタイヤの2つのタイヤを試乗してきたので、その様子をリポートしていきます。

 コンチネンタルタイヤに対して「名前は聞いたことあるけど、あまりなじみがない…」日本ではそんな人もいるかもしれません。コンチネンタルタイヤは1871年にドイツで創業したタイヤメーカーで、150年以上の歴史を持っているのです。

 ヨーロッパタイヤメーカーの老舗でもあるため、ヨーロッパでは新車の3台に1台がコンチネンタルタイヤを装着しているとのこと。ハイパフォーマンススポーツカーにも採用されており、ヨーロッパメーカーを中心に、世界の自動車メーカーから信頼されているタイヤメーカーなのです。

 今回新たに登場したタイヤとして試乗したのは、アジア市場のSUVユーザーをターゲットとした「UltraContact UX7」と、サーキット走行も視野に入れたハイパフォーマンスタイヤの「SportContact 7」の2つです。

■静粛性と快適性を両立 ハリアーで試す「UltraContact UX7」の完成度とは

 まずはハリアーに装着されたUltraContact UX7から試乗開始。最初に驚かされたのは静粛性の高さです。きれいなアスファルトでは当然ですが、劣化して目が粗くなったアスファルトでも不快なロードノイズが小さいことに驚かされました。

 このタイヤはアジア市場向けなのですが、アジア市場では特に静粛性を求められるとのことなので、市場を意識した開発が功を奏しているようです。

 乗り心地に関しては、突き上げ感はありませんが「ぜいたくを言えば…」な領域で若干コツコツとした角があるように感じられます。ただそれは言い換えれば、このように重箱の隅をつつくくらいでないと大きな不満はないということ。多くの人にとって不満はない乗り心地と言えます。

 今回ハリアーに装着されていたのは65扁平(へんぺい)のタイヤでサイドウォールに厚みがありますが、ステアリング操作に対する応答は程よくリニアで、SUVという車形にあったレスポンスを見せてくれました。スポーツモデル主眼ならば話が別ですが、全高の高いSUVならばシャープなレスポンスだとかえって疲れてしまうと思うので、剛性感と応答性は程よい仕上がりでした。

 これなら乗り手の疲労感も少なくて済むので、ドライバーに対してもコンフォート性能が高いタイヤだといえます。

■サーキットでも安心のグリップ力 「SportContact 7」の安定感を体感!

 次にサーキットと一般道で、ハイパフォーマンスタイヤであるSportContact 7に試乗しました。当然ながら先ほどのUltraContact UX7と比べると乗り心地はやや硬い印象ですが、街乗りも不快感なく対応できる範囲となっています。これなら同乗者からも不満は出ないはずです。

 しかもロードノイズは思ったほど大きくなく、スポーツタイヤであることを忘れてしまうほど静かな乗り心地で、しっかりとコンフォート性能も確保されているスポーツコンフォートタイヤといった印象です。

 そしてハイペースでのサーキット試乗。今回の試乗車はゴルフRヴァリアントなので、テスト車の性能はぬかりなしです。

 試乗時は雨上がりということもあり、路面はぬれている箇所と乾いている箇所が入り交じったコンディションですが、この難しいコンディションでも唐突にグリップが失われることはなく、タイヤからのインフォメーションを信じて攻め込むことができました。

 グリップは他メーカーのトップに位置するスポーツタイヤと比べるとそこまで高くはない印象でしたが、サーキット走行をこなすには十分。スポーツ走行に慣れていない人にも勧められる確かなグリップ力があります。街乗りからサーキットまでオールラウンドにこなしてくれる雰囲気です。

 街乗りでも感じましたが、コース内の縁石に乗ると剛性はやや硬めな印象でした。もう少しタイヤ剛性が柔らかいほうが、コントロール性が高まり扱いやすい感触になると思いますが、最近はスポーツモデルでも車重が重たくなっているため、これくらいの剛性は必要なのでしょう。

 今回試乗したタイヤ(SportContact 7)はコンパウンド技術をより進化させたそうなので、耐摩耗性に優れながら柔らかいコンパウンドを使用することで、剛性の硬い部分を補っている印象でした。

 そして、この柔らかいコンパウンドがスポーツ走行時のドライバーへの良好なインフォメーションはもちろん、街乗りでのコンフォート性能の高さという副産物も生んでいるのです。

 コンフォート性能やスポーツ性能、タイヤに求める性能は愛用しているクルマやカーライフによってさまざまだと思います。今回試乗した2つのタイヤはキャラクターが異なる銘柄ですが、どちらも「いいタイヤ」を求める人にとってはオススメできる選択肢と言えます。(西川昇吾)

文:くるまのニュース 西川昇吾
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

トヨタ“新型スーパーカー”「GR GT」世界初公開! “新開発”の「V8ハイブリッド」&アルミの“超軽量”ボディ採用! 迫力エアロの「GR GT3」とともに登場へ
トヨタ“新型スーパーカー”「GR GT」世界初公開! “新開発”の「V8ハイブリッド」&アルミの“超軽量”ボディ採用! 迫力エアロの「GR GT3」とともに登場へ
くるまのニュース
【最新モデル試乗】ホンダのイメージリーダーはどっち!? 「非日常のときめき_プレリュード」と「FF世界最速_シビック・タイプR」の気になる関係性
【最新モデル試乗】ホンダのイメージリーダーはどっち!? 「非日常のときめき_プレリュード」と「FF世界最速_シビック・タイプR」の気になる関係性
カー・アンド・ドライバー
新「“5人乗り”オープンSUV」発表! カクカクボディ×斬新「ソフトトップ」採用! 800馬力「V8ターボ」エンジン搭載の“超高性能モデル”! 独国でブラバス「800カブリオ」登場
新「“5人乗り”オープンSUV」発表! カクカクボディ×斬新「ソフトトップ」採用! 800馬力「V8ターボ」エンジン搭載の“超高性能モデル”! 独国でブラバス「800カブリオ」登場
くるまのニュース
トヨタがフラッグシップスポーツカー「新型GR GT」を世界初公開! 650馬力超え「V8ツインターボ」搭載の超高性能“FR”マシン! 公道を走る「ほぼレーシングカー」な市販予定モデルに大注目
トヨタがフラッグシップスポーツカー「新型GR GT」を世界初公開! 650馬力超え「V8ツインターボ」搭載の超高性能“FR”マシン! 公道を走る「ほぼレーシングカー」な市販予定モデルに大注目
くるまのニュース
15年ぶり復活! レクサス新「LFA」世界初公開! ガソリンエンジン搭載…じゃない「2人乗り“和製スーパーカー”」!? 美しすぎるロングノーズもイイ「コンセプト」どんなモデル?
15年ぶり復活! レクサス新「LFA」世界初公開! ガソリンエンジン搭載…じゃない「2人乗り“和製スーパーカー”」!? 美しすぎるロングノーズもイイ「コンセプト」どんなモデル?
くるまのニュース
日産の新型「ルークス」に注目! “クラストップ”の室内空間や「ミニバン並みの収納力」がイイ! 内外装デザイン&パワトレ異なる「2つの仕様」を乗り比べて分かった実力とは?
日産の新型「ルークス」に注目! “クラストップ”の室内空間や「ミニバン並みの収納力」がイイ! 内外装デザイン&パワトレ異なる「2つの仕様」を乗り比べて分かった実力とは?
くるまのニュース
スバル新「“4WD”スポーツハッチ」が凄い! 伝統の「金ホイール×巨大ウイング」採用! まさに「“毎日乗れる”スーパーカー」な斬新“パフォーマンスE”がこだわったデザインとは!
スバル新「“4WD”スポーツハッチ」が凄い! 伝統の「金ホイール×巨大ウイング」採用! まさに「“毎日乗れる”スーパーカー」な斬新“パフォーマンスE”がこだわったデザインとは!
くるまのニュース
【ブリヂストン】ポテンザから最新タイヤ2モデルがデビュー「RE-71RZ」「アドレナリンRE005」
【ブリヂストン】ポテンザから最新タイヤ2モデルがデビュー「RE-71RZ」「アドレナリンRE005」
Auto Prove
【スズキ DR-Z4S/SM 試乗】足がつかない不安も、走り出したらすっかり忘れました…小鳥遊レイラ
【スズキ DR-Z4S/SM 試乗】足がつかない不安も、走り出したらすっかり忘れました…小鳥遊レイラ
レスポンス
1.2リッターエンジン搭載で「400馬力オーバー」! 日産の斬新「MRスポーツカー」に反響殺到! 「本当に美しい」「元祖e-POWER!?」の声も! 全長4.4m軽量ボディのインフィニティ「エマージ」米国モデルに熱視線!
1.2リッターエンジン搭載で「400馬力オーバー」! 日産の斬新「MRスポーツカー」に反響殺到! 「本当に美しい」「元祖e-POWER!?」の声も! 全長4.4m軽量ボディのインフィニティ「エマージ」米国モデルに熱視線!
くるまのニュース
「燃費いいほう一択だろ」本当にそうか? 新型フォレスター“ハイブリッド無し”モデル「コッチのほうがいい」と思う場面とは?
「燃費いいほう一択だろ」本当にそうか? 新型フォレスター“ハイブリッド無し”モデル「コッチのほうがいい」と思う場面とは?
乗りものニュース
ダイハツ新型「軽スポーツカー」まもなく発売!? 予想価格は175万円! パワフルな64馬力ターボ×MT搭載! 軽量&低重心でめちゃ楽しい「ミライースGRスポーツ」とは!
ダイハツ新型「軽スポーツカー」まもなく発売!? 予想価格は175万円! パワフルな64馬力ターボ×MT搭載! 軽量&低重心でめちゃ楽しい「ミライースGRスポーツ」とは!
くるまのニュース
1リッターで“40km”走る「ホンダ車」に反響殺到!「このサイズで700kgは衝撃…」「まるで未来のクルマ!」の声も! 斬新すぎる“ワイド&ロー”なボディ採用した「超軽量スポーツカー」IMASがスゴイ!
1リッターで“40km”走る「ホンダ車」に反響殺到!「このサイズで700kgは衝撃…」「まるで未来のクルマ!」の声も! 斬新すぎる“ワイド&ロー”なボディ採用した「超軽量スポーツカー」IMASがスゴイ!
くるまのニュース
MTのみ! スバル「凄い“4人乗り”スポーツカー」に購入希望殺到! 究極のエンジン×シフトアシスト機能を搭載! 限定車「BRZ STIスポーツ タイプRA」が争奪戦に!
MTのみ! スバル「凄い“4人乗り”スポーツカー」に購入希望殺到! 究極のエンジン×シフトアシスト機能を搭載! 限定車「BRZ STIスポーツ タイプRA」が争奪戦に!
くるまのニュース
トヨタ最新「“3列7人/8人乗り”ミニバン」が凄いッ! 世界初「画期的ドア」&メーカー初の”安全機能”や運転支援技術がもり沢山! 人気トップ10にもランクインしている大人気「ノア」の革新的技術って?
トヨタ最新「“3列7人/8人乗り”ミニバン」が凄いッ! 世界初「画期的ドア」&メーカー初の”安全機能”や運転支援技術がもり沢山! 人気トップ10にもランクインしている大人気「ノア」の革新的技術って?
くるまのニュース
コンパクトカーからセダンまでOK! ダンロップから新タイヤ「エナセーブ EC205」が登場 ウエット路面でも粘り強く密着
コンパクトカーからセダンまでOK! ダンロップから新タイヤ「エナセーブ EC205」が登場 ウエット路面でも粘り強く密着
くるまのニュース
トヨタ「GR GT」誕生の裏にあったのは「悔しさ」だった! 20年に一度、“継承と進化”をもって開発されるトヨタのフラッグシップスポーツ その誕生秘話とは
トヨタ「GR GT」誕生の裏にあったのは「悔しさ」だった! 20年に一度、“継承と進化”をもって開発されるトヨタのフラッグシップスポーツ その誕生秘話とは
くるまのニュース
「リッター約50km」走れる“トヨタ車”に反響殺到!「まさかの2気筒エンジン!」「トヨタ凄すぎる…」の声も! めちゃ低燃費な「“4人乗り”コンパクトカー」! 瑞西公開の「FT-Bh」とは!
「リッター約50km」走れる“トヨタ車”に反響殺到!「まさかの2気筒エンジン!」「トヨタ凄すぎる…」の声も! めちゃ低燃費な「“4人乗り”コンパクトカー」! 瑞西公開の「FT-Bh」とは!
くるまのニュース

みんなのコメント

1件
  • ake********
    シビックタイプRにも採用されているのだっけ?
    だったら技術は相当なもんだろうね。
    日本では知名度がイマイチなのと、高性能よりコンフォートの需要が多いからミスマッチなのかな?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

371 . 0万円 470 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39 . 8万円 658 . 0万円

中古車を検索
トヨタ ハリアーの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

371 . 0万円 470 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39 . 8万円 658 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村