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ソニーが電気自動車を発表。驚くような完成度のワケや同社の狙いとは?

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ソニーが出展する大型EVセダンの完成度にびっくり

ソニーがラスベガスで開催中の家電エレクトロニクスショー「CES」で電気自動車をサプライズ発表しました!

可変式リアウイングをもつスリークなシルエットの4シーター4ドアセダンの名は「ビジョンS プロトタイプ」。第一印象は「ポルシェ タイカン」や「テスラ モデルS」あたりを彷彿させるような、市販車に近いコンセプトカーといった雰囲気で、その完成度に二度びっくりです。

ちなみにサイズやスペック的も上記モデルたちに迫るもので、全長×全幅×全高=4895×1900×1450mm、ホイールベース=3000mmと堂々たるもの。車両重量は2350kgです。前後に200kW(270ps)のモーターを1基ずつ搭載し(つまり4WD)、0-100km/hは4.8秒、最高速度は240km/h。前後ダブルウィッシュボーンサスペンションで、タイヤサイズは前245/40R21、後275/35R21となっています。

詳細は不明なものの、実はプラットフォームを含むクルマの主なコンポーネンツのサプライヤーはマグナシュタイア、協力企業にはボッシュなどの名前もあるということなので、完成度が高いのも納得というところ。 “ソニーが電気自動車を独自開発”という見方は盛り過ぎかもしれません。

ソニーはセンサーやAV技術、ディレクションを担当

EVプラットフォームは床下にバッテリーを敷き詰めた、現在主流になりつつあるフラットモジュールタイプで、セダンはもちろん、SUVやミニバンボディにも対応。5G回線によって通信(OTA)で車載ソフトウェアのアップデートが可能になっています。

プレスリリースによれば、ビジョンSにはソニーのイメージング・センシング技術、AI技術、通信技術、そしてクラウド技術も活用した車載ソフトウェアが採用されているとのこと。例えば、クルマの周囲360度を監視するのは、イメージセンサーやライダー、超音波センサーなど、同社の車載向けセンサーが33個配置されます。

こうした多数のセンサーによってビジョンSはレベル2+のACCや駐車支援システムを実現。最終的には、通信によるソフトのアップデートによってレベル4の自動運転や、スマホなどの携帯デバイスで駐車場から今いる場所まで車を呼び出すといったことも可能になるという設定です。

また、車内では4つのシートに独立して配置されたスピーカーによって没入感のある360度の立体音場や、各シートそれぞれで独立した音楽が鑑賞できたり、前席ダッシュパネルいっぱいに広がるパノラミックスクリーンを介して、直感的な操作で様々な娯楽コンテンツが楽しめるとのこと。このあたりは、他メーカーやサプライヤーでもすでに提案されている分野という気もしますが、本当に市販化が実現することになれば、ソニーならではのデザインやクオリティに大いに期待したいところですね。

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