現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 日産「新型スカイライン」登場へ! まさかの“SUV化”で「クロスオーバー」復活か!? FRレイアウト“じゃない”!? 3年先になりそうな「新モデル」日産が登場宣言

ここから本文です

日産「新型スカイライン」登場へ! まさかの“SUV化”で「クロスオーバー」復活か!? FRレイアウト“じゃない”!? 3年先になりそうな「新モデル」日産が登場宣言

掲載 96
日産「新型スカイライン」登場へ! まさかの“SUV化”で「クロスオーバー」復活か!? FRレイアウト“じゃない”!? 3年先になりそうな「新モデル」日産が登場宣言

■新型日産スカイラインどんな車に?

「日産はスカイラインを諦めない!」そんな宣言があったのは2021年6月。新型車「ノートオーラ」の報道発表会の檀上でした。

【画像】超カッコイイ! 日産「新型スカイライン!?」を画像で見る(46枚)

「日本経済新聞で『スカイライン開発中止』と『日産の象徴、開発に幕』というような記事が報道されておりますけれども、そのような意思決定をした事実は一切ございません。日産自動車は決してスカイラインを諦めません。ということでこの場をお借りして申し伝えておきたいと思います」

 当時の星野朝子副社長はそう宣言したのでした。 

 しかし、あれから4年の歳月が過ぎた今でも…残念ながら新型スカイラインは登場していません。

「V37型」と呼ばれる現行型スカイラインがモデルチェンジしたのは2014年2月のこと。途中でパワートレインが入れ替わるなど大規模な改良がおこなわれているものの、さすがに登場から10年が経っていれば通常ならモデルチェンジを実施してもおかしくないタイミングです。

 しかし次期モデルの見通しもないまま現行モデルを引っ張っている現状をみると、「本当は諦めているんじゃないの」というのが多くの人の疑わざる気持ちではないでしょうか。何を隠そう、筆者(工藤貴宏)だってそう思っていましたから。

 そんな中、まさかのビッグニュースが飛び込んできました。日産自動車が2025年5月13日に発表した経営再建計画 「Re:Nissan」のなかに「本取り組みで開発される車種には、新型日産スカイライン、新型日産グローバルC SUV、新型インフィニティコンパクトSUVが含まれます」と書かれているのです。

「…えっ?新型日産スカイライン??」めちゃめちゃ不意打ちをくらった気分です。まさか経営再建計画の中に「新型スカイライン」の開発が明記されるなんて。本当に諦めてなかったんですね。

 となると気になるのはやはり「次期スカイラインが一体どんなクルマなのか?」です。

 しかしながら正式情報はまだありません。そこで今回は、次期スカイラインがどんなクルマなのかを予測してみましょう。

 まずパッケージングですが、今まで通りのセダン…というのはちょっと考えづらいところ。いま世界的にセダン離れとなっていて、日本だけでなく北米においても欧州においてもプレミアムセダン市場は縮小傾向。となれば大胆に方向転換して、SUVクロスオーバーになると考えるのが自然ではないでしょうか。

 参考になるのはトヨタ「クラウン」です。クラウンは現行世代から従来通りのコンベンショナルなセダンだけの展開をやめ、複数モデルで構成するとともにクロスオーバーSUVを中心としたラインナップに大きくシフト。しかも、販売の中心はもっともクラウンらしくないと思える「クラウンスポーツ」です。

 もし筆者が日産の商品企画担当者なら、スカイラインもその方向へと舵を切ることでしょう。普通のSUVよりも背が低く、走りを磨いたスポーティなモデル。まさにクラウンスポーツのようなキャラクターであれば“スカイライン”という名前(ブランド)を受け入れる人も多いのではないでしょうか。

 何を隠そうスカイラインには、かつてV36型の世代に「スカイラインクロスオーバー」というクロスオーバーSUVモデルが存在しました(2009年デビュー)。当時は時代を先取りしすぎて大ヒットには至らなかったのですが、いまなら時代もついてこられるはず。

 まさにスカイラインクロスオーバーの後継的なモデルが、次のスカイラインの主力となってもおかしくはないのです。

 問題はパワートレインやプラットフォームをどうするかですが、合理的な判断をすればこれまでのようなエンジン縦置きの後輪駆動ではなくなるかもしれません。この先を見据えると電動化ナシもあり得ないでしょう。

 残念ながら今の日産にはスポーティなクルマに使えるような後輪駆動の新しいプラットフォームは存在せず、新規プラットフォームとして後輪駆動用が登場する確率もそう高いとは言えないでしょう。となれば、エンジン横置きのプラットフォームで作り上げることになります。

 後輪駆動ではないスカイラインを受け入れにくい気持ちはわからなくもありません。しかし、機械式の後輪駆動ではなくても後輪駆動のテイストを作り上げることはできます。

 前後の車軸に回転差をつけて後輪へのトルク配分を積極的に増やせる電子制御による4WDもそのひとつだし、後輪をモーターで駆動する4WDだってそう。

 たとえばクラウンスポーツやレクサス「RX」など、昨今のトヨタの電気式4WDは後輪を積極的に駆動力として活用することでエンジン横置きのFFベースながら後輪駆動車のようなコーナリングの気持ちよさを作り出しています。

 電動化の日産ですから、次期スカイラインはそういうクルマ作りをしても全くおかしくないでしょう。

 以上、「新型スカイラインを開発する」ということを除けば正式な情報に基づいたものではないのであくまでも予想に過ぎません。

 しかし、スポーティなクロスオーバーSUVでモーターを活用することで後輪駆動の気持ちよさを実現する、という可能性は十分に高いように思えます。そんなスカイラインなら、新世代のスカイラインとして魅力的に感じるように思えるのは、筆者の気のせいでしょうか。デビュー時期は、どんなに早くても3年先になるでしょう。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

日産「新型スカイライン」登場へ!? 「新モデルの“存在”」が話題に! 14年ぶり全面刷新で高性能な「セダン」化!? 復活なSUVモデル化!? 待望の“14代目”に注目集まる
日産「新型スカイライン」登場へ!? 「新モデルの“存在”」が話題に! 14年ぶり全面刷新で高性能な「セダン」化!? 復活なSUVモデル化!? 待望の“14代目”に注目集まる
くるまのニュース
マツダ新型「“NE”ロードスター」いつ登場!? 4年後には「40周年記念車」確定!? やっぱり「電動化」!? 軽量×安価×前後重量配分50:50は確約!? 次期型ロードスターどうなるのか
マツダ新型「“NE”ロードスター」いつ登場!? 4年後には「40周年記念車」確定!? やっぱり「電動化」!? 軽量×安価×前後重量配分50:50は確約!? 次期型ロードスターどうなるのか
くるまのニュース
日産の「超コンパクトミニバン」がスゴかった! 全長3.9m×「7人乗り・3列シート」で「ちょうどイイサイズ」! レトロ顔もカワイイ「キューブ3」どんなモデル?
日産の「超コンパクトミニバン」がスゴかった! 全長3.9m×「7人乗り・3列シート」で「ちょうどイイサイズ」! レトロ顔もカワイイ「キューブ3」どんなモデル?
くるまのニュース
ダイハツ「リッター60km」走る“軽セダン”に大反響!「マジで買いたいクルマ」「長距離通勤に最適!」の声も! 4人乗りで「超・低燃費」を実現した“究極エコカー”「UFE-II」コンセプトとは!
ダイハツ「リッター60km」走る“軽セダン”に大反響!「マジで買いたいクルマ」「長距離通勤に最適!」の声も! 4人乗りで「超・低燃費」を実現した“究極エコカー”「UFE-II」コンセプトとは!
くるまのニュース
いすゞの「高級ミニバン」!? 3.2リッター「直4」ディーゼル搭載&普通内装の「廉価モデル」! 新車時約300万円の「ファーゴ・フィリー」とはどんなクルマだった?
いすゞの「高級ミニバン」!? 3.2リッター「直4」ディーゼル搭載&普通内装の「廉価モデル」! 新車時約300万円の「ファーゴ・フィリー」とはどんなクルマだった?
くるまのニュース
全長4m以下のトヨタ「“4人乗り”スポーツカー」が話題に! “FR×6MT”を「超コンパクト&軽量ボディ」に搭載! パワフルな1.3ターボも期待の「S-FR」に熱望の声
全長4m以下のトヨタ「“4人乗り”スポーツカー」が話題に! “FR×6MT”を「超コンパクト&軽量ボディ」に搭載! パワフルな1.3ターボも期待の「S-FR」に熱望の声
くるまのニュース
【中国】ホンダ「“新型”フィット」“まもなく登場”に反響殺到! 斬新「2段ライト」の一新デザインに「うーん」「実車を見たい」と賛否両論!? 新たな「ビッグマイナーチェンジ」中国モデルに寄せられた声とは
【中国】ホンダ「“新型”フィット」“まもなく登場”に反響殺到! 斬新「2段ライト」の一新デザインに「うーん」「実車を見たい」と賛否両論!? 新たな「ビッグマイナーチェンジ」中国モデルに寄せられた声とは
くるまのニュース
エルグランドにパジェロも登場!? 日産&三菱の怒濤の新型車攻勢!!
エルグランドにパジェロも登場!? 日産&三菱の怒濤の新型車攻勢!!
ベストカーWeb
<最新号>ドライバー2025年8月号が発売。ムーヴ、カローラ クロス、RAV4、フォレスター/BMW X3/CX-60、リーフ、アコード、レクサスRX、ゴルフR、ジムニーシリーズカスタムパーツ特集ほか<6月20日>
<最新号>ドライバー2025年8月号が発売。ムーヴ、カローラ クロス、RAV4、フォレスター/BMW X3/CX-60、リーフ、アコード、レクサスRX、ゴルフR、ジムニーシリーズカスタムパーツ特集ほか<6月20日>
driver@web
トヨタ新型「ハイエース」どうなる!? デビュー20年超え「大人気“商用バン”」に反響多数! 「いつになったら出る?」「待ちきれず乗り換えた」の声も? 次期型期待の「グローバル ハイエース コンセプト」に集まる熱視線とは
トヨタ新型「ハイエース」どうなる!? デビュー20年超え「大人気“商用バン”」に反響多数! 「いつになったら出る?」「待ちきれず乗り換えた」の声も? 次期型期待の「グローバル ハイエース コンセプト」に集まる熱視線とは
くるまのニュース
【中国】250万円級! 日産「新型“クーペ”セダン」販売“好調”に反響多数! 「日本でも売って欲しい」「新型リーフよりこっちがイイ」の意見も? 新型「N7」国内導入に期待の声!
【中国】250万円級! 日産「新型“クーペ”セダン」販売“好調”に反響多数! 「日本でも売って欲しい」「新型リーフよりこっちがイイ」の意見も? 新型「N7」国内導入に期待の声!
くるまのニュース
ホンダ斬新「“2ドア”スポーツカー」に大注目!「超ロングノーズ&本格クーペ」に走りの“後輪駆動”採用! ライトウェイトで楽しそうな「スポーツEV」コンセプトとは!
ホンダ斬新「“2ドア”スポーツカー」に大注目!「超ロングノーズ&本格クーペ」に走りの“後輪駆動”採用! ライトウェイトで楽しそうな「スポーツEV」コンセプトとは!
くるまのニュース
スバル新型「フォレスター」が人気殺到! 「デザイン好き!」「質感上がった!」と大好評! 初のハイブリッド搭載でパワフル&低燃費に進化! 最新「本格SUV」何がいい?
スバル新型「フォレスター」が人気殺到! 「デザイン好き!」「質感上がった!」と大好評! 初のハイブリッド搭載でパワフル&低燃費に進化! 最新「本格SUV」何がいい?
くるまのニュース
マツダ「新型CX-5」まもなく登場!? 8年ぶり全面刷新で新開発「Z」エンジン搭載! ディーゼルも継続? 精悍さアップにも期待の「人気SUV」どうなるのか
マツダ「新型CX-5」まもなく登場!? 8年ぶり全面刷新で新開発「Z」エンジン搭載! ディーゼルも継続? 精悍さアップにも期待の「人気SUV」どうなるのか
くるまのニュース
マツダの「”ロータリー”スポーツカー」!? 全長4.3mの「小さなボディ」採用&「4ローター」仕様もありな「RX-VISION」! 美しすぎる「2ドアコンセプト」どんなモデルだった?
マツダの「”ロータリー”スポーツカー」!? 全長4.3mの「小さなボディ」採用&「4ローター」仕様もありな「RX-VISION」! 美しすぎる「2ドアコンセプト」どんなモデルだった?
くるまのニュース
【今週の注目記事3選】ホンダが次世代EV導入/日産マイクラの評価/レクサスIS500に最終モデル
【今週の注目記事3選】ホンダが次世代EV導入/日産マイクラの評価/レクサスIS500に最終モデル
AUTOCAR JAPAN
【CG】日産「新型エルグランド」まもなく登場! 15年ぶり全面刷新の「ツブツブ顔」化!? 高性能ハイブリッド搭載予定の「アルファード対抗馬」予想CGが話題に! デザイナー作成の予想図に「カッコイイ」の声も
【CG】日産「新型エルグランド」まもなく登場! 15年ぶり全面刷新の「ツブツブ顔」化!? 高性能ハイブリッド搭載予定の「アルファード対抗馬」予想CGが話題に! デザイナー作成の予想図に「カッコイイ」の声も
くるまのニュース
【欧州】トヨタ新型「C-HR」がスゴい! 少し大きい全長約4.5mのクーペSUVボディに斬新“サメ顔”採用! パワフルな高性能ユニット搭載した「プラス」とは?
【欧州】トヨタ新型「C-HR」がスゴい! 少し大きい全長約4.5mのクーペSUVボディに斬新“サメ顔”採用! パワフルな高性能ユニット搭載した「プラス」とは?
くるまのニュース

みんなのコメント

96件
  • nariharu
    スカイラインはスカイラインであってほしいと思うのは自分だけだろうか?
  • mag********
    何でもかんでも「超かっこいい」と表現する記者
    稚拙過ぎて小学生の作文を読んでいるようだ
    物書きの端くれなら、もう少し語彙力磨いたらどうだろう
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

456 . 9万円 948 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

21 . 8万円 1400 . 0万円

中古車を検索
日産 スカイラインの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

456 . 9万円 948 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

21 . 8万円 1400 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村