見た目も中身もまるで“スポーツカー”!? トヨタ「プリウス」のPHEVモデルに精悍な特別仕様車「G“ナイトシェード”」登場 一部改良で装備も強化

上質さとスポーティさをいっそう引き立てる一台

　トヨタは2025年7月1日、人気のハイブリッドカー「プリウス」を一部改良するとともに、プラグインハイブリッド車（PHEV）に新たな特別仕様車「G“ナイトシェード”」を設定し、発売を開始しました。

「21世紀に間にあいました。」というキャッチコピーで1997年に誕生したプリウスは、世界初の量産型ハイブリッドカーとして、以降のクルマづくりに革命をもたらしました。2代目では特徴的なモノフォルムシルエットを採用し、燃費性能をさらに向上。3代目では1.8リッターエンジンを搭載し、動力性能と効率性を両立しました。4代目では、TNGAプラットフォームをいち早く導入し、走りと環境性能を高次元で融合しています。

　その名が意味する“先駆け”のとおり、プリウスは常に時代をリードしてきた存在であり、累計販売台数は世界で約505万台を突破。2022年11月に登場した現行型・5代目プリウスは、クーペライクな美しいフォルムとともに、電動化時代にふさわしい先進性を備えて進化しました。ボディサイズは全長4600mm×全幅1780mm×全高1420～1430mm、ホイールベースは2750mmと、先代よりワイド＆ローなシルエットに刷新されています。

　今回追加された「G“ナイトシェード”」は、プリウスPHEV「G」グレード（2WD）をベースとした特別仕様車です。フロント／リアバンパーロアグリル、ドアハンドル、ホイールアーチ、センターピラーなどに艶ありブラックの専用加飾が施され、スポーティかつ引き締まった印象を演出。トヨタや「PRIUS」「PHEV」のエンブレム類もブラック仕上げとなり、足元にはブラック塗装の19インチアルミホイールを装着しています。

　インテリアにはブラック加飾のインストルメントパネルを採用し、シートは上級ファブリックにブラックストライプをあしらった専用スポーティシートを装備。質感と実用性を両立させた室内空間が広がります。

　PHEVモデルには2リッターのプラグインハイブリッドシステムを搭載。システム最高出力は223馬力を発揮し、0-100km／h加速はわずか6.7秒と、まるでスポーツカーのような動力性能を実現しています。さらに、WLTCモード燃費は19インチタイヤ装着車で26.0km／L、17インチタイヤ装着車で30.1km／Lと、環境性能にも優れています。

　このほか一部改良では、人気のETC2.0を「X」グレードを除くすべてのグレードで標準装備化。「Z」グレードには12.3インチディスプレイオーディオ Plusと、デジタルインナーミラー＋前後ドライブレコーダーが標準設定され、安全性と快適性も強化されています。

　特別仕様車「G“ナイトシェード”」の消費税込みの車両価格は394万7300円です。なお、通常モデルの価格は、「X（ハイブリッド車・2WD）」が276万9800円、「G（ハイブリッド車・2WD）」が324万7300円、「Z（ハイブリッド車・2WD）」が387万500円、「Z（プラグインハイブリッド車・2WD）」が460万8900円に設定されています。（VAGUE編集部）

Comments

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まるでと言ってるからスポーツカーでない事は確かなんだろう

[don********]

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