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大島渚の『戦場のメリークリスマス』『愛のコリーダ』が鮮明になって2作連続公開

■大島渚の最大のヒット作と最大の問題作

 “松竹ヌーヴェルヴァーグ”の旗手として日本映画界をリードしてきた熱き映画監督・大島渚の最大のヒット作『戦場のメリークリスマス』(1983年)と、最大の問題作『愛のコリーダ』(1976年)が初めてデジタル素材に修復され、『戦場のメリークリスマス 4K修復版』が2021年4月16日(金)、『愛のコリーダ 修復版』が4月30日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかで続けて全国順次公開されます。

【画像】『戦場のメリークリスマス 4K修復版』『愛のコリーダ 修復版』を見る(6枚)

『戦場のメリークリスマス』は、デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし、内田裕也など、本業が俳優ではない顔ぶれをメインキャストに迎えるという、当時では到底考えられないキャスティングで、しかも戦闘シーンが一切登場しないという異色の戦争映画として大ヒット。本作で初めて映画音楽を手掛けた坂本が作曲したメインテーマ「Merry Christmas Mr.Lawrence」は、映画を観ていない人でも知っている名曲として、今も広く愛され続けています。

『愛のコリーダ』は、1936年に世間を震撼させた実在の猟奇事件「阿部定事件」を題材に、松田英子と藤竜也が狂おしいほど求め合う男女を演じた究極の恋愛映画。セックスの描き方にリアルさを追求し、映画での「本番行為」が芸術かエロスかで大きな議論を巻き起こしたことでも話題になりました。

 なお、今回の上映は、大島渚監督作品が2023年に国立機関に収蔵される予定のため、最後の大規模ロードショー公開として企画されました。日本が誇る鬼才の作品がスクリーンで観られる貴重な機会となるので、気になる方はぜひ劇場に足を運んでみてください。

 ちなみに、同時代の監督で同じく“松竹ヌーヴェルヴァーグ”の一人と数えられた篠田正浩監督の『三味線とオートバイ』(1961年)では、バイクにまたがる若き日の菅原文太の姿が観れますので、興味のある方はこちらもぜひ。

 日本映画界をリードしてきた“世界のオーシマ”映画『戦場のメリークリスマス 4K修復版』は2021年4月16日(金)、『愛のコリーダ 修復版』は4月30日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開です。

■【動画】『戦場のメリークリスマス 4K修復版』『愛のコリーダ 修復版』予告編

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