5月9日、2026年MotoGP第5戦フランスGPの予選がル・マン-ブガッティ・サーキットで行われ、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が今季初のポールポジションを獲得した。
前日のプラクティスでは、母国GPとなるヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)が0.01秒差で首位発進を決め、現地を沸かせた。他にも、小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)やヤマハ陣営のアレックス・リンス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)がダイレクトでのQ2進出を決めている。一方で、前戦のポールシッターであるマルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)は、Q2進出を逃すなど少々波乱の初日となった。
ヤマハ浮上のきっかけとなるか? リンスが初日8番手でQ2直接進出「今日の結果を誇りに思う」/第5戦フランスGP
そんな初日から一夜開け、ル・マン-ブガッティ・サーキットは前日と比べると、やや気温と路面温度ともに低いものの、青空が広がる絶好のレース日和。この日最初の走行となったフリー走行2回目は、気温18度/路面温度14度というドライコンディションの下、各車フロントとリヤともにソフトタイヤを装着して入り出した。序盤には、母国GPとなるもうひとりのライダー、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)が1分30秒878をマークしトップに立つ。その後、2番手にバニャイア、3番手にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)が続く。
終盤になると、各車再び走行を再開させていく。そんななか、残り5分を切ったあたりでザルコが13コーナーでクラッシュ。ライダーは無事だったが、ピット内ではやや重い空気が流れた。そして、残り時間が少なくなるにつれ、各車が区間最速をマークするが、上位の変動はなく、そのままクアルタラロがトップで終了。2番手はバニャイア、3番手はディ・ジャンアントニオというトップ3の結果に。終盤には小椋がタイムを更新して4番手、ラウル・フェルナンデスも5番手につけ、トラックハウスMotoGPチームは2台揃ってトップ5に続いた。
続いて行われた、予選Q1は気温が19度と1度上昇したものの、路面温度は変わりなく、依然として低い状態だった。セッションが開始すると、ダイレクトでのQ2進出を逃したマルク・マルケスが真っ先にコースイン。その後を追うようにルカ・マリーニ(ホンダHRCカストロール)も続き、追走をしながらタイヤに熱を入れる。開始早々に、唯一フロントにハードタイヤを履いていたエネア・バスティアニーニ(レッドブルKTMテック3)が3コーナーでクラッシュし、黄旗が振られる。
その状況で、フェルナンデスが1分29秒972でトップに立つが、フリー走行2回目で好調な走り出しを見せたクアルタラロが0.005秒上回り、トップに浮上。ひとまず各車が最初のアタックを終えると、終盤には最後のアタックへと入っていく。クアルタラロも現地に足を運んだファンの声援に応えるように、再び区間最速をマークし、1分29秒719まで縮めることに成功した。
しかし、注目のマルク・マルケスがさらに全体ベストを上回るペースを見せ、1分29秒288を記録しトップに浮上。2番手に0.431秒差をつけて見せた。この結果、マルク・マルケスとクアルタラロがQ2進出を獲得した。3番手はフェルナンデス、序盤に転倒があったバスティアニーニが最後のアタックで自己ベストを更新し4番手、マリーニは5番手となった。
そしてポールポジションを決める予選Q2では、序盤は今季2度のポールポジションを獲得しているファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)が1分29秒876でトップにつけた。ところが、マルコ・ベッツェッキ(アプリリア・レーシング)が0.051秒上回り、序盤をトップで終えた。3番手にはホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)、4番手にジョアン・ミル(ホンダHRCカストロール)、5番手に小椋がつける状況だ。
その後、終盤のアタックが始まると、Q1から這い上がってきたマルク・マルケスが1分29秒646をマークし、トップタイムを塗り替える。ディ・ジャンアントニオも1分29秒699とタイムを更新したが、わずかに届かない。小椋もセクター1と3で全体ベストを上回っていたが、他のセクターが伸び悩んだか6番手と思いのほか順位を上げられずにいた。
そこに、バニャイアがラストアタックで1分29秒634を叩き出し、首位交代。以降はタイムを短縮するライダーは現れず、バニャイアがチームメイトを上回り、今季初のポール・ポジションを獲得した。2番手はQ1からの進出となったマルク・マルケスがつけた。3番手はベッツェッキ、4番手はディ・ジャンアントニオと、今季のポール獲得経験者が並んだ。
Q1からの進出を果たしたクアルタラロは6番手でヤマハ最上位を獲得。ホンダ陣営のトップは7番手のミルとなった。小椋は9番手、初日トップのザルコはFP2での転倒が響いたか、11番手と沈む結果に。
この後、13周で争われるスプリントレースは、現地時間15時(日本時間22時)にスタート予定だ。
[オートスポーツweb 2026年05月09日]
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みんなのコメント
しかし、Q1でマルクが叩き出した1.29.288ってレコードタイムに唯々おそれいった!
二位のファビオに0.4秒以上の差!
このタイムを見た時のタルドッツイの顔!
実力 能力 才能 デタミネーション
今日のスプリント、明日の決勝はどうなるか分からないけど、、、
いやーいいもの見せてもらいました
凄い!凄過ぎる!