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大人の憧れのブランド「ボルボ」。その特徴や全ラインアップを3分でスッキリ解説してみた!

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大人の憧れのブランド「ボルボ」。その特徴や全ラインアップを3分でスッキリ解説してみた!

現行ラインアップの主力はSUV
スタイリッシュなエクステリアと北欧テイストの洗練されたインテリア、さらに伝統の安全性能など、輸入車の中でも独特の個性で、日本でもファンが多いスウェーデン発祥の「ボルボ」。ただ、街行くモデルを見れば「ボルボだ!」とすぐわかるものの、現在のボルボのラインナップを説明できる人は意外と少ないのでは? そこで今回は、ボルボのモデル構成を一挙おさらいし、その魅力に迫ってみたい。

まず、押さえておきたいのは、現行のラインナップを構成する3つのシリーズ。すなわち、SUVの「XC」シリーズ、ワゴン(ボルボではエステートと呼ぶ)の「V」シリーズ、そしてセダンの「S」シリーズに大きく分かれる。

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そして、シリーズ名の後に続く数字は「90」、「60」、「40」という具合に数字の大きさでボディの大きさを示している。例えば、フラッグシップSUVなら「XC90」という具合だ。カテゴリーで言うと、「90」がEセグメント(メルセデスを例に挙げると「Eクラス」相当)、「60」がDセグメント(同「Cクラス」相当)、「40」がCセグメント(同「Aクラス」相当)になる。

>>ボルボ XC40のカタロググレードをチェックする
>>ボルボ XC60のカタロググレードをチェックする
>>ボルボ XC90のカタロググレードをチェックする

スタート価格は459万円
ただし、SUV、ワゴン、セダンにすべてのボディサイズがラインナップされるわけではなく、SUVのみ全サイズが揃っている。※以下、税込スタート価格。
<SUV>
・「XC90」(884万円)
・「XC60」(669万円)
・「XC40」(459万円)

<ワゴン>
・「V90」(884万円)
・「V60」(539万円)

<クロスオーバーワゴン>※車高を挙げてSUV風に仕立てたワゴン
・「V90クロスカントリー」(904万円)
・「V60クロスカントリー」(619万円)

<セダン>
「S90リチャージ」(1059万円)
「S60」(639万円)

>>ボルボ V60クロスカントリーのカタロググレードをチェックする
>>ボルボ V90クロスカントリーのカタロググレードをチェックする

中国メーカー「吉利(ジーリー)」の傘下に入ってから、ボルボは電動化を進めており、既に2030年までに電気自動車(EV)だけのブランドとすることを表明済み。現行ラインナップも48Vマイルドハイブリッド(HV)、プラグインハイブリッド(PHV)、またはEVとすべて電動化されており、このうちPHV及びEVは「リチャージ」のサブネームが付く。

先に挙げた各モデルのスタート価格は基本ハイブリッドのものとなり(ショーファードリブン用途も見据えた「S90」はPHV(S90リチャージ)のみのラインナップ)、「S90」以外の一部のモデルにもPHVがスタート価格から180~200万円程度アップで設定される。

・「XC60リチャージ」(844万円)
・「V90リチャージ」(1079万円)
・「V60リチャージ」(739万円)
・「XC90リチャージ」(前述、1059万円)
・「S60リチャージ」(859万円)

「PHVは高いな」と感じるかもしれないが、例えばトヨタ「RAV4」でもPHVはベースモデルより200万円近く高いので、ボルボだけが割高ということはない。

さらに、ピュアEVも用意される。
・「XC40リチャージ」(579万円)
・「C40リチャージ」(599万円)

なお、「C40リチャージ」は独自のSUVクーペスタイルを採るEV専用モデルだ。

>>ボルボ XC40リチャージのカタロググレードをチェックする
>>ボルボ C40リチャージのカタロググレードをチェックする

スタイルは変わっても伝統の実用性は継承
以上がボルボのフルラインナップだが、注目したいのは相対的にワゴンが大きなウェイトを占めること。往年の名車「740」や「850」シリーズでブランドアイコンとなった四角いボディは既に過去のものだが、荷室容量は小さい方の「V60」で519Lと、流麗なスタイリングになっても十分に確保されている。ちなみに、Cクラスステーションワゴンは490L、3シリーズツーリングは500Lだから、ボルボの優秀さがわかるだろう。

そして、スタート価格もCクラスの622万円、3シリーズの627万円と比べると安さが際立つ。また、ドイツ勢ではインテリアカラーを問わずステアリングがブラックとなり、やや事務的な印象となってしまう傾向が見られるが、ボルボではステアリングもしっかりシートと同色でコーディネートされるのも美点だ。

>>ボルボ V40のカタロググレードをチェックする
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“ボルボといえばワゴン”という人へのおすすめは「V60」
最近はSUVシリーズも人気ではあるが、往年のワゴンのイメージを大切にしたいなら、そのアイデンティティを受け継ぐ「V60」をお勧めしたい。さらに、余裕があるならプラス100万円と高価だが、トリムレベルを「アルティメット」に格上げすれば、レザーシート、ヘッドアップディスプレイ、14スピーカーのオーディオシステムに加え、このクラスでは希少なシートベンチレーションやリアシートヒーターまで付いてくるため、ラグジュアリーな雰囲気と極上の快適性が手に入る。

以上、現行のボルボラインアップを紹介してみた。他の輸入車ブランドとは異なる独特の雰囲気やセンスを求めるなら、検討してみる価値は大いにありだ。

写真:※すべて海外仕様
1枚目:XC90
2枚目:XC60
3枚目:XC40
4枚目:V90
5枚目:V60
6枚目:V90クロスカントリー
7枚目:V60クロスカントリー
9枚目:S90
10枚目:S60
11枚目:C40リチャージ

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  • ボルボは事業規模はスバルより小さい。
    そんなメーカーがあれだけ品質と安全性が高い車を作り上げている。
    素晴らしいじゃないか。
  • 90も40も内装はほぼ統一されたデザイン、統一されたパワートレインで構成されていて、VOLVOを乗る人は等しい快適性を味わえる。とってもいいメーカー。まぁエントリーモデルの40シリーズでも充分高いからなかなか選択肢に入らないよね。VOLVOはVOLVOが好きな人しか乗らない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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