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マクラーレン720 GT3、スーパーGT富士で不運なスピンから入賞逃す

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マクラーレン720 GT3、スーパーGT富士で不運なスピンから入賞逃す

McLaren 720S GT3

マクラーレン 720S GT3

マクラーレン720 GT3、スーパーGT富士で不運なスピンから入賞逃す

予選ベストラップ抹消により18番手からスタート

スーパーGT 2019年シーズン第2戦「2019 AUTOBACS SUPER GT Round 2 FUJI GT 500km RACE」が5月3日~4日に富士スピードウェイで開催され、チームゴウが運営する「McLaren Customer Racing Japan」の「マクラーレン720S GT3」が、GT300クラス14位でフィニッシュした。

5月3日に行われた予選は、気温24度と非常に暖かく、3月末に実施された公式合同テストの時とは大きくコンディションが変わる中で実施された。

「McLaren Customer Racing Japan」の「マクラーレン720S GT3」720号車は、午前中の公式練習走行から車両のバランスは良く、チームが目指してきたセットアップは4月の岡山開幕戦時より遥かに進化していることを確認する。

ノックダウン式のQ1は、公式練習走行時からマシンバランスに若干の調整を施し、15分間の走行で少しでもタイムに貢献するようにと少ないガソリン量で、若きルーキーのアレックス・パロウを送り出した。しっかりとタイヤを温めてアタックした4周目、パロウは1分37秒148を叩き出し、暫定2番手につける。

その後ライバルたちのアタックによりタイムを塗り替えられるも暫定9番手でQ1の15分が終了。しかし、このアタック時に四輪脱輪のコース外走行でベストタイム抹消のペナルティを受けることになり、あえなくQ1敗退。決勝は18番手からのスタートが決まった。

6番手を走行中に他車の接触からまさかのスピン

翌5月4日の決勝は、午前中の晴天から一転、ウォームアップ時からぱらつき始めた雨が本降りになる中、パレードラップは中止に。14時30分、2戦連続でセーフティカー先導によりスタートした。

スタートドライバーを務めたパロウは、スタート直後から快調なパフォーマンスをみせ、12周目までに11番手まで順位を上げる。しかし、雨足は激しさを増し雷雨となったため、再びセーフティカーが導入。その後、コンディションの悪化が予想されたため、15周終了をもってレースは赤旗中断となった。

30分後にレースが再開されると、パロウはさらに好調なパフォーマンスで、4番手にまでポジショアップ。パロウは41周目にピットインし、荒聖治とスイッチする。ドライタイヤに交換し10番手でコースインした荒も順調に周回を積み重ね、ポジションを6番手まで戻してきた49周目、後方から接触されてあえなくスピン。コース復帰に時間を要し大きく順位を落としてしまう。

荒は16番手で2度目のピットインをし、再びステアリングをパロウに託した。15番手でコースインしたパロウは、タイヤの摩耗に苦しみながらも順位をキープし102周回14位でチェッカーを受けている。

「ウエットでのパフォーマンスはとても良かったと思いますが、ドライに関してはもう少しやることがあります。この富士とは違う、次の鈴鹿というコースでは、もともと低重心でコーナリングが得意なクルマですので、その辺りも含め、今回みつけた課題に取り組み、さらに内容の濃いレースを目指します」と、荒は冷静にレースを振り返った。

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